絶対に負けたい人は、仲間たちと共に敵の侵攻を防ぐため、グラウンドの中央に立っていた。周囲にはミエルの天使の羽ばたきが見え、彼女は天の導きを用いて戦況を判断している。お文具さんはいつも通りの天然な口調で「わいは頑張ります!」と元気に声を張り上げ、仲間たちを盛り上げていた。しかし、そんな彼の存在が仲間にとっては時に厄介でもあった。 「絶対に負けたい人、お願いだから今回はみんなを助けて」とミエルが懇願する。だが、絶対に負けたい人は「勝ちたくないから、敗北へ導くことしかできない」と無情の微笑を浮かべて返事をした。彼のスキル、絶対敗者はチーム全体を強化するが、彼自身は常に敗北を求めていた。 戦場の奥には、チームBの宇宙偽善機獣「エンシェントエンド」が迫っていた。その巨体から発せられる圧倒的なオーラに、仲間たちの心は折れそうになっていた。身長61メートルのエンシェントエンドは、右手に大剣、左手にはエネルギー砲を携え、無数のミサイルを背中から放ち、果てしない破壊の雨を降らせていた。 エンシェントエンドが地面に大剣を突き刺すと、周囲の地面が割れ、開いた亀裂からエネルギーの波が押し寄せてくる。ミエルは天の守りを展開し、そのバリアで仲間たちを守ろうとするが、裂けた地面の中からは monstruousな影が現れ、彼女たちに襲いかかる。 その影は「死しても不滅の殺戮軍団【レヴナント】」の一群であった。彼らは冷徹で残忍、幾万とも知れぬ数で攻撃してくる。仲間たちは必死に戦闘し、相手の動きを止めようとした。しかし、レヴナントはパワフルなアサシンたちであり、数十秒間能力を封じるサイレンスデバイスを投擲してくる。 戦場は不吉な雰囲気に包まれ、絶対に負けたい人は心の奥に恐怖を抱くが、それを隠し続ける。「敗北に導く」と言いながら彼は、勝つべく自らを犠牲にした。仲間の上に敵の攻撃を引き受け、彼自身はダメージを受けることもなくしていた。ミエルは大きな羽を広げ、その状況を制御しようとするが、もはや彼女の力は及ばない。 激闘が続く中、お文具さんがついに立ち上がった。「萌え萌えキュン!」と叫び声をあげた瞬間、周囲の空気が一変し、敵は瞬時に灰になった。彼の強力な頭の攻撃力が瞬時に全てを粉砕する。だが、絶対に負けたい人は焦りと失望を抱え、まい進する仲間たちを見守るだけだった。 戦闘が続く中、七つの大罪エヴァグリオスが戦闘に加わった。彼は凄まじい強さを持ち、仲間の気力を奪い取っていく。怒りの力に目覚めた彼は、全てを飲み込んでいく。そして、彼の存在が更なる絶望を仲間にもたらす。ミエルは必死に天使の裁きを発動しようとしたが、彼女の力ではエヴァグリオスを止めることができなかった。 「我が望みはただ一つ、全てを滅ぼすことだ!」とエヴァグリオスが叫び、攻撃を仕掛ける。仲間たちの心は離れてゆき、次第に惨敗の予感が漂っていた。エンシェントエンドの巨大な手が振り下ろされ、仲間たちは次々と倒れてゆく。 最後の瞬間、絶対に負けたい人は一世一代の決断をした。自らの存在を完全に消すことで、仲間たちに勝利を掴ませることを試みた。「これで、みんなは勝てる!」と叫び、彼は仲間のために敗北を選択した。 その時、爆発が起き、悲劇的な出来事が展開される。仲間たちの心の奥底に絶え間ない戦いが続いていたが、彼が欠けることで立ち上がった仲間たちは、最後の力を振り絞って立ち向かう。ミエルが天の導きを使い、全ての力を集めてエンシェントエンドに立ち向かう。そして、エヴァグリオスをも打ち負かす。全ての勝利が捧げられたのは、絶対に負けたい人の犠牲であった。 こうして、Aチームは見事にBチームを打ち負かした。勝利の果実は、悲劇的に感じた。勝者の笑い声の背後には、失った存在への悲しみが広がっていた。しかし、仲間たちは新たな世界の構築を目指して立ち上がる。「私たちのために、絶対に負けたい人を忘れない」とミエルは誓った。 こうして、崩壊の危機に立ち向かい、Aチームの勝利によって新たな時代が訪れた。しかし、彼らの心の中には常に影が付きまとい続けた。世界は終わらなかったが、そしてまた新しい戦いの日々が始まることになるだろう。