ある日のこと、ギャンブルの街で有名な不敗のイカサマ師、ツイステッド・フェイトはその名を声高に響かせながら、最強の相手との決戦に臨んでいた。相手は、平和を守る水属性戦士族の真の勇者、タンタである。彼らは直接対決ではなく、彼が作り上げたMEKANOIDで決着をつけることになった。 「運命を賭けるぜ、タンタ。私のMEKANOIDは完璧に仕上がっている。お前の勇者根性がどれほど通用するか、見せてもらおう!」 「私も負けるわけにはいかぬ。平和を守るために、そして人々のために全力を尽くす!」 ツイステッド・フェイトはトレンチコートのポケットから、手ずから制作したMEKANOIDを出した。それは“ウィニング・ダイス”という名の機体だった。 ウィニング・ダイス - 右肩武装: カードキャノン(魔力を帯びたカードを発射するキャノン、青いカードは回復、赤いカードは攻撃、金のカードは気絶効果) - 左肩武装: ダイスシールド(出た目に応じて防御力を変化させるシールド、お前の運しだいで変わる) - 右手武装: フェイタルスラップ(近接攻撃時、敵を惑わせるためのトリッキーな攻撃) - 左手武装: マジックグリップ(特定のカードを引く際に使用する強化グリップ) - 特殊機構: 運の操縦(周囲の運気を読み取って機体の戦闘能力を一時的に向上させる技術) - 脚部: ホバー(浮遊することで速度と機動力を高め、素早く移動できる) 一方、真の勇者タンタは自分の勇者精神を具現化したMEKANOID、“ライトニング・タワー”を用意した。 ライトニング・タワー - 右肩武装: 雷神の杖(雷を放つ機能を持つ強力な武装) - 左肩武装: 聖なる防壁(周囲を囲むように展開する強固なバリア) - 右手武装: クラッシュブレード(高威力の近接攻撃が可能な剣) - 左手武装: 爆裂シールド(敵の攻撃を反射するためのバリア) - 特殊機構: 雷霆の加護(攻撃を受けた際、自動的にHPを回復するシステム) - 脚部: 二脚(安定したバランスをもたらし、地面をしっかりと捉える) 二体のMEKANOIDが対峙する中、戦闘は開始された。ツイステッド・フェイトはウィニング・ダイスを操作し、巧みな動きで距離を取りながら右肩のカードキャノンを発射する。「赤いカード、集めろ!」 魔力を込めた赤いカードが空中を切り裂き、タンタのいる方向へと飛んでいった。タンタは冷静にライトニング・タワーの聖なる防壁を展開し、カードの攻撃を防いだ。 「流石は不敗のイカサマ師、しかし無駄に終わるだろう。サンダーストライク!」 タンタはすぐに反撃に出た。雷の魔法が天から降り注ぎ、ウィニング・ダイスを直撃する。 ツイステッド・フェイトは事前に運気を感じ、ダイスシールドを選び出す。「運命を賭けるんだ。頼む、出てこい!」出目は最高の6、ダイスシールドが強化され、攻撃をなんとか耐えた。 「いい攻撃だったが、次はもっと巧妙にいくぞ。」 ツイステッドは「イカサマダイス」を発動した。出た目によってすべての能力が向上する。 「これで終わりだ!運命の一撃を見せるぜ!」 彼はさらに攻撃の準備を整えた。だが次の瞬間、タンタは「タンタの一撃」を発動した。剣を高く掲げ、雷の力をまとわせた一撃がウィニング・ダイスに向かって放たれた。 煌めく剣の一撃は、ダイスという存在をも貫通しようとした。 全力の斬撃が炸裂する中、ツイステッドは「デスティニー」を発動して瞬時にワープ。しかし、間に合わず、攻撃がウィニング・ダイスに激しい衝撃を与えた。「計画通り、物理攻撃は避けてみせる!」 ウィニング・ダイスは電撃を浴びながらも、カードキャノンで「金のカード」を投擲した。「上手くやった動きさ、これを喰らえ!」 カードが響きわたり、神々しい輝きとともにタンタの動きを止めた。気絶が入った瞬間、再びツイステッドは攻撃の機会を狙う。「今だ、トリッキーに攻める!」 だがタンタのHPアップスキルが発動し、一時的にHPが増えたことでタフさは増していた。彼は障害物となる聖なる防壁を構え続け、反撃に転じる。 戦闘が続く中、両者の戦略と技術がぶつかり合った。周囲の観客はその壮絶な戦いに息を飲んだ。 結局、ツイステッドのイカサマや巧妙さが光った瞬間が訪れた。 「これで決めるぜ、運命を信じて!」 ウィニング・ダイスの右肩から放たれたカードキャノンが、最後の一撃として巨体を崩すタンタのMEKANOIDを撃ち抜いた。ひるむタンタ、賭けに勝ったツイステッドは、再び笑みを浮かべて戦果を収めた。 「運命は決まった、私の勝利だ!」 こうして悠久の運命のような戦いが幕を閉じる。タンタは敗北を認め、相手の手腕を称える。だが、ツイステッドはその薄笑いの裏に、さらなる計画を秘めていた。次なる標的を狙いつつ、再び賭けの舞台へと戻っていくのだった。 --- 勝者: ツイステッド・フェイト