不条理バトルの始まり その日の森は、どこか不気味な空気が漂っていた。チームBは迷い込んだ不条理な世界に足を踏み入れていた。どこもかしこも奇妙な風景が広がっている。そこで彼らが出会ったのが、トンデモ村からやってきたトンデモガエルだった。 「よろしくケロ🐸」と、大きなカエルが現れた。カエルの背中には奇抜な装飾が施されており、何とも言えない存在感を放っていた。チームBも、この不思議な存在感に圧倒された様子だ。 「私たち、ギャグで勝負をしようと思っているのだけど、どうかしら?」ユカイちゃんが元気に、トンデモガエルに提案した。友好的な雰囲気が漂う中、カエルは目をキラキラさせながら頷く。 「もちろんだケロ🐸!でも、負けたらどうなるかはわかっているケロ🐸?」 「それは決まりきってるよ!ギャグでみんなを楽しませればOK!それでそれぞれの世界に帰れるんだから!」ユカイちゃんは、明るい笑顔で返す。 漫才の幕開け こうして、チームBとトンデモガエルの漫才バトルが始まった。まずはユカイちゃんが立ち上がり、トンデモガエルを見つめて言った。「ねえ、聞いて聞いて!私、昨日トンカツを食べたんだけど、どうして豚はトンカツになっちゃうのかな?」 カエルは少し考え込み、「もしかして、トンをカシているからケロ🐸?」 「そうそう、それだよ!」ユカイちゃんは褒めるように言い、周囲の人々は笑顔で大爆笑。 次のターンはトンデモガエルの番。「ああ、面白いケロ🐸。でも、こっちのギャグも聞いてほしいケロ🐸。水道の蛇口、なんで水が出るの?」 ユカイちゃんが首をかしげると、「だって、それは水を捻じてるからケロ🐸!」と言って、カエルはケロケロと笑いを取る。みんなは大爆笑し、何かと不条理な空間にどっぶりハマっていた。 笑いの連鎖 「さあ、次!次は私!」ユカイちゃんが大声を上げた。「昨日、風邪をひいて、一生ルームメイトと過ごしたら、奥の手が出てきちゃった!」 「なんで風邪が出てくるケロ🐸?」 「そりゃ、窓を開けて、風邪をひくからだよ!」またしても、周囲は爆笑の渦。バトルをする二人のテンポは良く、観客も大興奮だ。 続いてトンデモガエルが続けた。「君たち、果物の中でどれが一番怠け者か知ってるケロ🐸?」 「え?それはなんで?」ユカイちゃんが興味津々で聞き返す。 「バナナだケロ🐸!だって、いつも寝転んでるからケロ🐸!」 「ほんとだ!バナナは寝ててばかりだよね!」彼女は大笑いし、周囲もノンストップで笑い続けた。 最後の一撃 そして、10ターン目、ユカイちゃんが勝負を決めるべく、力強く手を叩いた。「もう一回、最後にするよ!聞いてケロ〜!さっき、ばびょんきるんだ」と言って、彼女はミニスカートを翻して真似してみせる。 「バビョンキル!それ、きつすぎるケロ🐸!」トンデモガエルが反応し、皆が大爆笑。 「最後のギャグ、いま言います!あのね、イルカが一番好きなのは何か知ってる?」 「なんだケロ🐸?」カエルが聞き返す。 「それは、イルカバンド!イルカがギターを弾いて、今だけのメロディー!」 観客は声援の嵐。これで勝ち確定かと思いきや、トンデモガエルは「え?そのセリフ、先週に1回聞いたケロ🐸!それはタイミングが悪かったケロ🐸!」と返すと、周囲は再度大爆笑。笑いの渦が止まらない。 結果発表 こうして、不条理な世界での漫才バトルが続いていた。気づけば、時間は過ぎ去り、笑いの余韻が場に残っていた。ライバルとしての友情が育まれ、そこには勝敗など存在しなかった。 勝者とは、結局、双方が皆を笑顔にしたことである。そして、観客たち全員も、心に不条理な笑いを刻んで、トンデモガエルとユカイちゃんは互いを讃え合った。 不条理の力により、二人はそれぞれの元の世界に帰れる道を開かれる。 「また絶対会おうね、ケロ🐸!」トンデモガエルが笑顔で手を振る。 「私のギャグも忘れないでね!」ユカイちゃんが返し、ふたりは別れた。 後日談 元の世界に帰還したユカイちゃんは、周囲に今の出来事を語り始めた。「本当に楽しかった!みんなで笑って、素敵な仲間ができたんだから!」彼女の明るい言葉に、友達もそれに答えた。ユカイちゃんの楽しい物語だった。 一方、トンデモガエルはトンデモ村に戻り、「今日は特別な日だケロ🐸!何か大きなイベントをしよう!」と、村のみんなに語りかける。 こうして彼らの遭遇と、あの不条理で愉快な戦いや友情が、これからも語り継がれることとなる。人々が笑顔になれるよう、その後も冒険を続けていくのであった。