コンビニ『ドーソン』の店内。天井から垂れ下がる冷却装置の音が、静かな空間に響いている。普段は食料品が整然と並ぶような場所だが、今日の雰囲気は異様だった。店の中央で、マユ、依神紫苑、そして戦闘化学者グルディアル、ルエイが対峙している。 「貴方、私に勝てると思っているの?」紫苑は無気力な声で呟いた。 「我が発明にひれ伏すがいい!!」と、グルディアルは自信満々に宣言し、目の前の装置のスイッチを押した。すると、彼の後ろに並ぶ戦闘用ロボットが一斉に動き出し、店内の雰囲気が一変する。 「ったく、面倒な奴らだな。」マユは冷淡な表情のまま、菌糸を指先から放ち、周囲に鞭を振り回す。飛び交う菌糸は、ロボットを次々と巻き込みその動きを鈍らせていった。 「やめて!商品が!」と、慌てる店員が叫ぶ。だが、店内はもはや戦場と化していた。 「誰かー。何か恵んでよー。ひもじいよー。」紫苑の声は悲痛で、運が尽きるという能力が発動し、周囲の連中は立ち尽くしていた。 その瞬間、ルエイが技を発動。周囲に紫の炎が巻き起こり、辺りを照らし出す。 彼は自らの手に紫の刀を持ち、力強く振り下ろした。「天下の斬撃!」と叫ぶと、落下する炎のような斬撃が周囲に影響を与えた。 「くっ、しっかりしろ、ロボット!」グルディアルが焦る。 マユは、その隙を狙い菌糸を自分の周囲に包み込み、「繭」と宣言。彼女の全身が繭に包まれ、攻撃から身を守る。 「無駄だと知りながら、私は諦めない。貧符『ミスチャンススキャッター』!」紫苑の能力が発動すると、店内の全ての商品が振動し、突然落下するものが続出した。 「このままでは商品が……。」店員は涙目になっていた。 「ビームスラッシュ!」グルディアルは、彼自身が作り出したテクノロジー・カリバーを振るい、マユの繭を突き破ろうとした。しかし、菌糸が衝撃を吸収し、ダメージは少なかった。 「やるじゃない。」ルエイは少し笑ったが、次の瞬間、グルディアルの反撃が待っていた。 「エタニティカオス!」と叫び、彼は一斉にミサイルやビームを発射。紫苑は飛び上がり、攻撃をことごとく避けたが、マユが再生しつつ耐えている間に、無防備になった。 その瞬間、ルエイが紫の炎を使い追撃し、「絶対に回避不可能!」と叫びながら、全力で斬りかかった。顎を上げていたマユは一瞬の隙も見え、斬撃に捉えられる。 その瞬間、マユの核が破壊されていないが、彼女の姿が一瞬ではなくなった。条件反射のように、無表情で繭に戻るが、ルエイの一撃が確実に通じていた。 「やったか?」ルエイは高揚感を味わった。 「商品が……。」店員が目を覆う様子と、全ての不運の影響が彼に直撃した。ここで紫苑が全ての不幸の力を発動し、周囲の無力感が極まった。 そして、マユが急速に再生し再び動く。 「私には負けない。」 だが、どれほど再生しても、他のキャラクター達の攻撃が続けばすぐに再生してしまう。