登場人物 チームA 1. 禁忌の儀式剣 - 職業: 古代遺物 - 性格: 冷静かつ思慮深いが、時折狂気に囚われる。 2. イリス - 職業: 魔法使い - 性格: 天然でおっちょこちょいだが、仲間を大切に思う。 3. バルド - 職業: 戦士 - 性格: 大雑把だが義理堅く、仲間のために戦うパワフルな男。 チームB 1. 詠唱破棄の魔導書 - 職業: 魔法兵器 - 性格: 謎めいた存在で、冷淡だが周囲の状況をよく観察している。 2. リオナ - 職業: 騎士 - 性格: 正義感が強く、仲間を守るためならどんな危険にも立ち向かう。 3. セス - 職業: 狩人 - 性格: 引っ込み思案で、物静かだが、狙った獲物には外すことがない。 --- 戦闘の開始 月明かりの下、二つのチームが対峙する。チームAは禁忌の儀式剣を持つイリスが先陣を切り、バルドと共に前方へ進み出る。一方、チームBは冷静に戦略を練る詠唱破棄の魔導書と、リオナ、セスが構える。 「さあ、行くぞ!」とバルドが叫ぶ。彼の声にイリスは微笑みながら短剣をかざし、「地獄針を使うわ!」と叫ぶ。 イリスが剣を掲げると、周囲の空気が重たくなり、地面が暗くなったかと思うと、何千本もの針が魔法の威力で飛び出す。 「避けろ!」とリオナが叫び、瞬時に周囲を見渡す。 セスは素早く足元をスライドさせ、回避する。「この短剣、厄介だな。また次回の標的にしたいが。」彼は冷静でいながら、自分の狙いを定めている。 その隙に、詠唱破棄の魔導書はページを一枚破り、「麻痺の魔法矢、発射!」 黒い光の矢がシュッとイリスの方へ向かう。 「うわっ!」とイリスが驚く間もなく、矢が足元を掠め、彼女の動きを鈍らせる。 「行け!リオナ!」とセスが言う。 リオナはバルドに向かって走り、手に持つ槍を構える。「いっけえええ!」 バルドはその叫びに反応し、待ち構えていた。しかし、彼のすぐ脇でイリスが剣を使い、「禁断回復魔術、発動!」 彼女が剣を掲げると、赤と黒の光がバルドの傷口に集まり、体力が復活していく。「感謝する、イリス!」 しかし、バルドはその忠告にもかかわらず力を込め、リオナに突進、「今、白兵戦だ!」と叫ぶ。 リオナはびっくりして目を見開く。「それは……行きすぎじゃない?」 「行け、イリスが生命付与を施したから、俺は不死身だ!」 勝敗の決定的瞬間 バルドの重い体当たりはリオナを弾き飛ばし、隙を生じた瞬間、詠唱破棄の魔導書が素早く次のページを破き、盲目付与の魔法を放つ。「これでお前らの動きを鈍らせてやる!」 突然の黒い光がバルドとイリスの目を覆い隠す。「なんだ、見えない?!」 「チャンス、行くよ!」とリオナが再び立ち上がり、相手の混乱を利用して転倒罠を使用。 まるで滑るようにしてバルドが地面を滑り、体制を崩して倒れ込む。「うああっ、何だこれは!」 そして、イリスが何もできずに彼を見捨てる形で、セスがそのまま狙撃を決める。「仕留めた!」 混乱に満ちた場面で、イリスも疲れ切り、「あなたがたには勝てない……」 こうして、勝利を収めたのはチームBであった。