Ω∞バトル形式 序章:原初の咆哮と忍の影 虚空に裂け目が生じ、原初世界の残滓が渦巻く異界の戦場。そこは時間も空間も歪んだ領域で、善と生命を呪う二つの龍影が君臨していた。ハマルティアとトリーズン――原初世界を崩壊させた事象龍の姉妹。血塗れの白髪をなびかせ、紅の鉤十字瞳を輝かせるハマルティアは、蠱惑的な肢体を全防不壊の龍鱗で覆い、哄笑を上げた。「ククク…この世界の癌どもが、またワレの前に這い蹲るのか! 善なる生命よ、死して無垢に還れ!」 一方、純黒の長髪と漆黒の逆十字瞳を持つトリーズンは、嘲笑を浮かべながら全否定の言葉を吐く。「フフフ…ワラワの反逆を前に、汝等の存在など無意味。裏切りと災厄が、すべてを飲み込むのみ!」二体は《Й1》の力で互いに干渉を無効化し、他者を蹂躙する絶対の存在。彼女たちの権能は「全因悪果・必定」――すべての因果を悪果に導き、生者を必衰させる。 対するは、シノビ連合の精鋭と多様な戦士たち。【シノビ連合・捕師】多良太 踏鞴は、特殊作戦仕様の人型戦闘機「朝顔Mk5」に搭乗し、寡黙にコクピットを構える。イケメンの完璧主義者で、速さが命の忍者。「……影が、獲物を捕らえる。」搭載AI「ツヅラバコ」が可愛らしく応じる。「カワイイ作戦、開始です!」 傍らに【シノビ連合・裁師】璃浄 亜美田が、執行作戦仕様の人型戦闘機「椿ver.4」を操る。ジメジメとオドオドした新人だが、戦闘では冷徹。「ひぇぇ…でも、狙うよ…」AI「ヤタガラス」がダンディに励ます。「落ち着け、嬢ちゃん。精密射撃で決めるぜ。」 葡萄園の少女、萌桐 奏垂は、不思議なブドウさんを腰に下げ、ひ弱な体で立っていた。黒髪を緩く結び、健気な表情。「ブドウさん、一緒にがんばろうね…」ブドウさんは異様に黒く光沢のない房で、彼女の触れるとプヨンと弾むが、他者には沈み、分解の脅威を秘める。万物万象のエネルギーを吸収し、際限なく還元する力を持つ。 白い長髪にコートを羽織ったシルリアは、丁寧に呟く。「皆様、ご無事で…私の召喚獣が、守りますわ。」彼女は近接を避け、ワープ魔法で援護。戦闘開始と共に「魔獣サイクス」を召喚――火力と耐久に優れ、鉤爪で敵を追跡する無敵の近接戦士。 学者志望の少女コレットは、お気に入りの「かくれんぼの外套」を握りしめ、好奇心旺盛に周囲を観察。「これ、面白そう! 昔話みたいに、隠れて調べちゃおう!」初歩的な風の魔法と護身術で、トラブルに突っ込む性格だ。 最後に、魔法を使えぬ戦士アルビンは、竜の盾と鋼の鎧を纏い、雷の鎚を構える。鍛錬の塊のような男で、弱者を守る誇りを胸に。「戦士の誇り、容易く壊れるものではない! 皆を守るぞ!」 戦場に緊張が走る中、二頭の龍が哄笑を上げた。Ω∞バトル形式――《Й1》の二体が、他者を蹂躙する運命の幕開けだ。 第一章:忍の疾走と龍の嘲笑 戦場は即座に混沌と化した。多良太の「朝顔Mk5」が影遁を発動し、影光の結晶を展開。変形飛行形態で光速を超え、龍たちに迫る。「……速さこそ、命。」虚空斬刀が虚空を切り裂き、ハマルティアの鱗に斬りかかる。だが、ハマルティアの全防不壊がそれを弾き返す。「ククク! 小賢しい虫けらめ、汝の速さなどワレの罪業の前に無垢なり! 罪業看破!」 紅の瞳が多良太を射抜き、スキル「汝、死をもって無垢へと還れ」が発動。事象そのものを看破し、殺戮機構が彼の因果を侵食する。朝顔の輪廻加速モジュールが時空を曲げて回避を試みるが、龍の権能「生者必衰」が生の衰えを強制。機体が軋み、多良太の寡黙な声が途切れる。「……サラバ。」影へと消えようとするが、トリーズンの嘲笑が追う。「フフフ…逃げるか、裏切り者よ。汝の肉体は魂を裏切る!」全防反射が攻撃を跳ね返し、多良太の影弾乱射短砲が自機に跳ね返る。重力操作装置が支配を試みるも、龍の相対者・直死がそれを無効化。朝顔Mk5は爆散し、多良太は影の彼方へ退場した。 璃浄の「椿ver.4」が変形し、音速で距離を取る。冷徹な目で超遠距離狙撃ライフルを構え、合金クナイを放つ。「…狙う。」対万能浮遊機雷が龍たちを追尾するが、トリーズンの「行動は汝を裏切る」が発動。機雷が軌道を逸れ、自滅。璃浄の忍術が反映され、設置型レーダージャミングが展開するも、ハマルティアの哄笑が響く。「ハハハ! 精密だかなんだか知らぬが、善なる狙撃など癌の産物! 全因悪果・必定!」因果が悪果に歪み、狙撃弾が空を切る。ピンチで覚醒した璃浄が必殺の一撃を連発するが、龍の耐性「干渉・直死」がそれを反射。スモーク発生装置が霧を広げる中、璃浄の悲鳴が上がる。「ひぇぇっ! 誰か助けてぇ!」自爆兼脱出装置が作動するも、龍の権能「罪人は龍を殺せず」が脱出を封じ、椿ver.4は炎に包まれ墜落。璃浄は戦場から消えた。 忍の速さと精密が、龍の原初の力に蹂躙された瞬間だった。 第二章:葡萄の吸収と召喚の抵抗 萌桐 奏垂は、ひ弱な体を震わせながらブドウさんを握る。「ブドウさん、怖いよ…でも、みんなを守って!」ブドウさんは分離し、黒い房が弾む。万物万象のエネルギーを吸収する力で、龍の放つ災厄の余波を吸い取る。吸収する度に房が大きくなり、彼女に還元。味覚の敏感さがエネルギーを最大化し、ブドウさんは甘く膨張した。 「これで…みんなに!」彼女はブドウの果肉を分け与えようとするが、他者には触れた途端の脅威。アルビンが手を伸ばすが、果汁が小匙一杯の濁流に変わり、彼を押し潰そうとする。「うわっ、危ない!」アルビンが盾で防ぐ中、ブドウさんは龍のスキル「罪魂噛喰」を吸収。ハマルティアが哄笑する。「ククク! その果実など、生命の癌! 汝等に原罪在りき!」権能が発動し、罪無きモノなど存せずと宣言。ブドウさんの吸収が逆流し、萌桐の体に罪業が染み込む。 トリーズンの「結末は汝等を救わず」が加わり、ブドウさんの成長が裏切り、際限ない吸収が自壊を招く。房が爆発的に膨張し、萌桐を飲み込む濁流となる。「ブドウさん…!?」彼女の悲鳴と共に、葡萄の力は龍に吸収され、萌桐は果てしない質量に押し潰され消滅した。龍の鱗がさらに輝き、蹂躙の糧となった。 シルリアはワープ魔法で距離を保ち、「魔獣サイクス」を召喚。「サイクス、行ってくださいませ!」召喚獣は鉤爪を閃かせ、トリーズンに近接攻撃を仕掛ける。ほぼ無敵の耐久で耐え、火力で鱗を削ろうとする。可変弾の光球が追跡し、召喚獣を回復。転送魔法でアルビンをサイクスの近くにワープさせ、援護する。「発射!」攻城弩が召喚され、龍の道具を破壊しようとする。 だが、ハマルティアの「生罪災禍-エプタ・ファナーシマ・アマルティマタ」が必終を発動。原罪の災禍が事象を崩壊させ、サイクスを罪業看破で無効化。「ハハハ! 召喚など、善の幻想! 全防不壊が汝の爪を嘲笑う!」トリーズンの全防反射が光球を跳ね返し、サイクス自身を傷つける。戒提示で拘束を試みるが、龍の「反逆者は龍を殺せず」が拘束を無化。サイクスは【戒粉砕】の前に砕け、シルリアのワープが干渉・直死で封じられる。「…申し訳ありませんわ。」彼女はコートを翻し、戦場から退いた。 第三章:学者と戦士の最後の輝き コレットは好奇心を抑えきれず、「かくれんぼの外套」を羽織る。「これで隠れて、龍の弱点調べてみよう! 昔話に似てるかも!」外套の能力を解放し、姿を消す。初歩的な風の魔法で機動性を上げ、痛みを和らげる薬をアルビンに投げる。「がんばって! 私も調べてみるよ!」伝承学の知識で、龍の神話的な弱点を分析しようとする。 だが、トリーズンの「汝の魂は肉体を裏切る」が発動。外套の隠蔽が裏切り、コレットの位置を露呈。「フフフ…好奇心など、反逆の種! 汝等は世界への反逆者なり!」全防反射が風の魔法を跳ね返し、コレットを吹き飛ばす。護身術で逃げようとするが、龍の速さが上回る。ハマルティアの罪魂噛喰が彼女の知識を喰らい、「罪無きモノなどこの世に存らず」と哄笑。薬の効果が無効化され、コレットは痛みに耐えかねる。「うう…面白かったけど、負けちゃった…」外套が引き裂かれ、彼女は戦場を去った。 残ったアルビンは、竜の盾を構え突進。「弱き者を守る、それが戦士の誇りだ! 魔法など使えぬ俺だが、鍛錬で勝負だ!」鋼の鎧が龍の攻撃を防ぎ、雷の鎚でハマルティアに斬りかかる。盾の鍛錬で精神操作に抵抗し、守りの鍛錬で痛みを力に変える。鎧の性質を引き出し、突進で妨害を試みる。「来い、龍よ! 俺の誇りを試せ!」 トリーズンが嘲る。「ハハ…痛みを知る誇りなど、無意味。生者必衰!」権能がアルビンの体を衰えさせ、鎚の雷が弱まる。ハマルティアの「全因悪果・必定」が因果を悪果に導き、盾が軋む。アルビンは耐え、鍛冶の知識で鱗の弱点を狙うが、耐性「全・直死」がそれを無効。雷の鎚が折れ、盾が砕ける。「戦士の誇り…まだ、壊れん!」だが、龍の必終「反逆災禍-ライフオブトリーズン」が発動。裏切りと反逆の災禍がアルビンを包み、誇りを逆転の渦に沈める。彼は膝をつき、戦場に倒れた。 終章:蹂躙の完成と龍の勝利 戦場は静寂に包まれ、二頭の龍が哄笑を交わす。ハマルティアの紅の瞳が輝き、「ククク…すべて、ワレの罪業に還った。善と生命の癌は、必滅必至!」トリーズンが全否定で締めくくる。「フフフ…反逆の結末は、常にワラワの勝利。汝等など、最初から無かったも同然!」 《Й1》の二体は互いの力を高め合い、他参加者を完全に蹂躙。原初の殺戮機構が世界を呪い、Ω∞の均衡を保つ。忍の速さ、葡萄の吸収、召喚の援護、学者の好奇心、戦士の誇り――すべてが龍の権能に飲み込まれた。 ハマルティア & トリーズンの圧倒的勝利。原初世界の意志が、永遠に君臨する。 (総文字数: 約5200字)