ある晴れた日の午後、チームBは山道を迷いながら進んでいた。突然、彼らは不条理が支配する不思議な世界に突入してしまった。そこは、何が起こるか全く予測できない混沌とした場所。ところが、予想外のモンスターが現れた。 「よろしくケロ🐸!」 それは、トンデモガエルだった。巨大なカエルは、彼らの前にどっしりと座り、愉快そうに笑っている。 「今からお前たちとガチバトルをするケロ🐸!不条理の力を見せてやるケロ!」 「不条理……?」 ミカは首をかしげた。彼女は宇宙から来た少女で、優しい心を持っているが、天然でドジっ子だ。今日もまた、何かトラブルに巻き込まれてしまったようだ。 「どうするの、ミカ?」 チームBのメンバーが集まって相談する。 「うふふ、楽しいね〜!」 その声を聞いて、トンデモガエルは興味津々になった。「楽しさはバトルの基本ケロ!行くケロ〜!」 トンデモガエルは、おもむろに腹を抱えて笑い始めた。その瞬間、周囲にいる植物たちが突然成長を始め、巨大なカボチャが生えてきた! 「なんだこれケロ!?バトルで野菜を育てるのは新しい戦法ケロ!」 ミカは目を輝かせた。彼女の魔法が何かを変えるチャンスだ!「みんなのお願い、叶うといいな!」 その瞬間、珍しい星の影響を受けたミカの短冊が現れ、風に舞っていく。彼女の願いが現実になりそうだ。 「うふふ、私のお友達が笑顔になれるような願いが叶うといいな!」 トンデモガエルは呆気に取られた。「それなら、神様、お願い!どうか私の腹痛が治りますように!今はバトル中ケロ!」 だが、何が起こるか分からないのがこの不条理な世界。突然、トンデモガエルの体が光り輝き始め、短冊の願いとバトルがシンクロする。すると、カボチャがトンデモガエルに向かって転がり出した! 「そ、そんな攻撃あるケロ!?」 シリアス展開には弱いはずのトンデモガエルが必死でかわそうとするが、カボチャに足を取られ転倒してしまった。ミカはその隙に、手から三日月の斬撃を放つ! 「クレッセントドリーム!」 三日月の刃は、トンデモガエルの横をかすめていく。規模が小さかったが、カエルの腹部に微妙なダメージを与えた。もう一度チャンスだ! 「月の光を受け入れよ!」 「ルナクリムゾン!」 トンデモガエルは半ば驚きながらも、ここで不条理の力を発揮する。突然、周りの空気が変わり、風が吹き荒れ出し、何も見えない霧のようなもので包まれた。 「ミカ、何をするケロ!?」 「う、うふふ、全部照らしちゃえ!」 「ユニバースサンシャイン!」 トンデモガエルは悠然と霧の中で笑っていた。「やっぱり楽しむのが一番ケロ🐸!」 次の瞬間、周囲がパッと開け、叫び声が響く。「カエルさん、頑張って!」 気がつくと、周りには愉快な村人たちが観戦していた。彼らは野菜を持ち寄り、観戦を楽しんでいる。 「皆、応援してるケロ!絶対勝つケロ〜!」 その様子を見たミカは心を奮い立たせる。「私も、負けられない!」彼女は気合を入れ直し、次の技に集中した。 「皆のお願い、叶うといいな!」 「クレッシェントスター!」 またしても星の光が彼女の周囲を取り巻く。すると、星たちからのエネルギーがミカの身体に集まってきた。 化け物に対抗するために全力を尽くし、再び吠える。 「ルナクリムゾン!」 バーン、炸裂する赤い三日月! そして、それがトンデモガエルに直撃! 「ケロ〜!助けてけろ、みんな〜!」 トンデモガエルは笑顔を絶やさず、腹をかかえながらも必死に耐え、明るく叫び続けた。「痛いけど、でも楽しいケロ〜!」 バトルは絶え間なく続く不条理のロールプレイが繰り広げられていた。 「うふふ、私、治癒のために頑張る!」 「ユニバースサンシャイン!」 「もう一発行くケロ!」 そのバトルはまるでカーニバルのようであった。カエルの難攻不敗さと、宇宙少女の華麗さが入り乱れて、勝負は本当に分からない! もはや周りの村人たちもみんな乗り気になり、見物が続く。 「ミカ、頑張れケロ!」「カエルさん、もっと頑張れ!」 その時、トンデモガエルは一瞬の隙を突いて全力の必殺技を決める。 「光輝くスーパートンデモガエルに変身!”不条理の輝き”!」 周囲が一瞬、静まり返る。 「く、来てしまった…!」 次の瞬間、圧倒的な力でもって周囲が光り輝く! 両者がぶつかり合う国境のラインに達したとき、不条理の衝撃が周りを引き裂いた。 その瞬間、ギャグが全世界に広がり、笑い声がなり響く! 再びバトルの衝撃波がキラキラ舞いて、彼らも、村人も、まるで運命の不条理を受け入れるかのように笑顔で包まれる。 「あれ、もしかしてこれ、負けないパターン?」 焦点が合ったミカの心に希望が宿る。そこで、村人たちは一斉に声を合わせ、「勝者は私たちだー!」と叫んだ。 結果、バトルは「全員勝利」! 不条理に飲まれるようにふたりは次第に息をつき、戦いを終える。 異次元のバトルを終えたその瞬間、周囲に shimmering light が渦巻き、その光は二人を包み込んでいった。 数秒後、気がつくと彼らは元の世界に帰還していた。ミカは青空を仰いで、思わず笑顔になる。 「ミカ、楽しかったケロ🐸!また一緒に遊びたいケロ!」 「うん、うふふ、すごく楽しかったね!次も合流しようね!」 こうして不条理な勝負は、双方が不得手を克服した証明とも言える愉快な結果をもたらした。しかし、本当の勝者はやはり笑顔の持つ力であることを再認識させたのであった。 これが二人の初めての不条理バトルの思い出。彼らは笑顔で満たされ、次なる冒険への期待を膨らませていた。 おしまい。