- 【幾度も巡る時の中で】輪転の刻神 ブリーミャ - 【零幻使いの虚無少女】空嶺 楓 - 【最高なる改変者】神去春風 - 【星の白金】空条承太郎 - (炎主)マックス(MAX) - 【万物の気を理解する者】 Β.キセン 開戦 戦闘の合図と共に、戦場に広がる緊張感。参加者たちそれぞれが自らの力を発揮すべく、互いに距離を縮めていく。まずは神去春風が双剣を手に舞い上がり、その奥義である改変を場に展開しようとする。しかし、静かに構えていた空嶺楓が何かを感じ取り、彼女の目の前に『絶虚0』を展開。神去の攻撃が触れた瞬間、その力は虚無に飲みこまれ無力化される。 一方、承太郎はスタンド・スタープラチナを呼び出し、他の者達を警戒しつつ静かに対峙している。マックスは平和な笑みを浮かべ、仲間に歓迎の言葉を投げかけつつ、やがて神去に向けて一気に近づく。その陽気さとは裏腹に、彼のパンチは強烈で、他の者たちをも警戒させる。 その時、ブリーミャが静かに戦の幕を引くように瞬時に時間をコントロールし、彼らの行動を支配し始めた。時間が歪み始め、戦場には彼女の力が行き渡る。 たちまち乱戦へ 乱闘が始まると、目の前の空間は狂い、各自が自らの力を振るう。他の者も気を吸い取り、自らの技を繰り出し始める。「オラオラオラオラ!」と承太郎のスタンドが連続攻撃を繰り出し、マックスも炎属性の力を解放しパンチを放つ。しかし、これを見逃すまいとブリーミャが時間を操作し、全ての動きが止まり、戦場は静かにしるしで満たされる。 しかし、ここで空嶺が冷酷に自らの領域を拡大し、周囲全てを虚無へ変えていく。誰もがこの異様な空気を感じる中、突如として、春風が眼前の空嶺に狙いを定め、その強力な攻撃を試みる。しかし、彼には足元から流気拳を発動させるキセンが待ち受けていた。気を通わせ、攻撃を無力化し見事に受け流す。 最初の脱落 空条承太郎 果敢にも進み出た承太郎だが、ブリーミャの操る時間に呑み込まれ、急な動きが出来ずに捉えられる。彼の動きが止まり、何の前触れもなく彼は過去の空間へ追放されてしまった。「オラッ、なにが…」と言葉を残し、彼はその場から消えた。現実は静止し、仲間達は目を丸くしてその光景を見つめた。 空条承太郎が脱落。残り5組 後半戦へ 戦のカオスが続く中、四人はそれぞれの戦いを展開中だった。そして、無論の如く次の犠牲者が生まれた。春風は隙を見て、マックスの攻撃をかわしつつ、再び改変の技術を発動。一瞬、マックスの動きが鈍くなったその隙に、春風は黒剣を下げ無常かつ無慈悲にその一撃を加える。 マックスは驚愕するも、どうにかその攻撃を受け止めようとするが、圧倒的な力に抗うことは出来ず、そして彼は力尽きた。「楽しくなーい!」と叫び声を残し、地面に崩れ落ちていった。 後半戦最初の脱落 マックス マックスが倒れ、他者も少しずつ緊張が高まる。しかし、楓は冷静な瞳でその状況を見据える。彼女は虚壁を展開し、他の者たちが蓄積している力を吸収、全てを無力化していく。 マックス(MAX)が脱落。残り4組 最後の脱落 神去春風 見込外れに神去春風は自らの能力を過信し、完全に気を緩めてしまった。それを見逃さなかったキセンが彼の内側の気に直接向き合い、直接止気を発動する。目に見えない力で彼を揺るがし、結局春風は気絶し戦場から降りることを余儀なくされたのだ。 神去春風が脱落。残り3組 決勝に進出する2組は 次第に戦場が静まりかけ、それぞれの者たちが互いに築いていた勢力の中で、最終的にはブリーミャと楓が残った。この時、彼女方は意図を感じ取らないまま静まったままに、無言でこの戦闘を見つめるのであった。 決勝に進出するのは【幾度も巡る時の中で】輪転の刻神 ブリーミャと【零幻使いの虚無少女】空嶺 楓だ。