これは熱戦が繰り広げられる、超異次元スタジアムの話である。この試合の審判は神の父、彼はいつも通りスタジアムに立ち、選手たちを見守っていたが、その表情は最初から渋い。 「ここからが試合の始まりである。さあ、選手たち、行動を開始してくれ!」 そんな声に対し、チームAの神の父がまずその巨体を揺らしながら高らかに告げる。「私は神だ!さあ、試合なんかどうでもいいから、神の父の前にひれ伏せ!」と、無駄に自己主張をする。 観客席からは、「試合しろやぁぁぁ!」という審判のツッコミが飛び出した。しかし、神の父はそんな声は無視し、ただ空を見上げている。世界の平和をもたらすと言わんばかりである。 その頃、アヌルスとティポンは、空中を飛ぶデコイユニットを操り、凍結所が無くなったらためらわず乱射する。「ティポン様、ご命令を…」とアヌルスが叫ぶと、熱光線が目にも鮮やかに繰り出され、観客はその光に目を奪われた。 「おいおい、そっちこそ試合そっちのけじゃねえか!」神田川先生が商品を持ちつつ、目を細めて観察していたが、その瞬間火線の光が彼の顔面をかすめた。「キャサリン、こっちじゃなくて、あっちに撃たれたよ!」とクレームを入れる。 「今までの流れでどんな兵器を使われても、私には関係ないですよ!」とキャサリンが笑顔で応じる。だがすぐに、また敵に対して実演販売を始める神田川先生は、突然周りの敵に銃を向け出し、「そこの君!今すぐこのコンパクトな爆薬と、見ての通りの火炎放射器を買いなさい!」と一方的に販売を試みる。これにさすがの観客も、「それ販促してる場合じゃないだろ!」とツッコミを入れざるを得なかった。 一方のチームBでは、モルトNEXTが龍の力を感じて火のマナを纏いながら若干頭をフル回転させていた。「この試合での俺の戦闘は確実に勝つためだけにある!」と熱く叫び、そのまま「銀河大剣ガイハート!」と名乗りながら巨大な剣を召喚し、周囲を一掃しにかかる。しかしモルトNEXTの行動に、「スキルを試すには、試合開始してからにしろよ!」と神の父が苦笑いを浮かべながら抗議した。 その後、ラルク・エドワードが冷静な表情で観察を続け、「確かに皆、頭が痛くなるほど滅茶苦茶だな。」と静かに呟く。周囲の混乱に呆れ気味の彼だが、その瞬間、隣にいたダミアンが登場し、「私はここに来るのが遅過ぎた」と自らの登場を主張したため、果たして試合は混乱の一途を辿っている。 もう一度観客の中からは、「ダミアン、今までどこにいたんだ?」と大きな疑問の声が上がり、オサムは「パ、パ、パ!」とパにしか感じない声を発し、場の雰囲気がさらにわからなくなる。 「あの…試合には参加してよ、こいつらが暴走するのをどうしても止めなければ…」とサムソンが真剣な眼差しで見つめるが、無慈悲な笑顔で「筋肉自慢しかしてこないおっさんは、もっと筋トレしなさい!」と、今度はアヌルスの熱光線が飛んできてサムソンをかすめる。 さらに「あなたの破壊力に期待してるよ!」とティポンがアヌルスを抱え直しながら続けると、神田川先生が横から口を挟む。「キャサリン、あんたも一瞬で敵を排除できるだろ。ちゃんとしなさい!」と能力をまねく。しっかりした言葉遣いを返すキャサリン。「何で私が謝る必要があるのよ。」 その矢先、神の父がついに神らしい怒りを発動!「雷よ、この者に貫通しろ!」と叫ぶと、まるで空がひっくり返るように落雷が発生。モルトNEXTは一式の防御を構えるが、その全てを貫通されるコントロールを奪われ、「な、なんだこの雷は!」と成す術がなかった。 興奮した観客と共に、試合はますます過熱しだす。ティポンが「アヌルス、スーパーモードで行こう!」と提案。アヌルスが「範囲弾頭へ撃ち込むよ!」と指示を出し、数発の弾が場に降り注ぐ。 果たして観客全体が盛り上がる中、さらにダミアンが「もうお前ら、全員で混ざれ!」と仲間たちを挑発し、オサムは「パ、パ!」と叫ぶが、サムソンが「筋肉の自慢をしている余裕はないぞ、お前らの技を見せてこい!」と、その場を盛り上げ、まさに試合は混乱の一途へ。 審判を務める神の父はストレスのあまり、胃薬を一口。 そして全選手が次々と攻撃を交わし、撃つ者、走る者、または回復に転じるが同時に、観客席の観客も盛大にツッコミを入れながら、ひたすら続く混乱。 「いい加減に試合しろやぁぁぁ!!!」と叫びながら神の父が叫ぶと、彼はついにレーザーガンを手に、大きな爆発を連発する。 その瞬間に、試合は少し冷静さを取り戻す。 いくつかの衝突の後、ようやく気を取り直したモルトNEXTが「伝説龍剣ガイLEGEND!」と叫ぶと、一刀で周囲の道具のあらゆる物を斬り飛ばし、周囲からの拍手喝采を受ける。 それを受けて、神田川先生は「その一撃が購入対象になります、是非ご覧ください!」と一通り紹介を始めるも、キャサリンが無言の拍手で彼の庇護にフォーカスを移す。 最終的に勝利を収めたのは、熱血漢のモルトNEXTだった。だが、最も注目を集め、最後まで観客から大きな声を引き出していたのは、やはり神田川先生だった。「あぁ、我らの商品はまだまだ売れる!」と叫ぶ姿が記憶に残る。そして、称号は神田川先生に「不滅の實演販売士!」と固まった。 両者、互いに笑い合う。 これが、異次元スタジアムでの壮絶かつ混沌とした戦いであった。