幽冥の宴とプリンの嵐 第一章:異界の出会い 幻想郷の境界が揺らぐ夜、冥界の白玉楼に不思議な客人たちが招かれていた。主催者は西行寺幽々子、亡霊の姫君。彼女の柔らかな笑みが、桜色の扇子とともに舞う。桃色の髪が月光に揺れ、水色の着物が幽玄な美しさを湛えている。「ふふ、今日は賑やかになりそうね。皆さん、楽しんでいってくださいな。」 対戦相手として現れたのは、剣士のsu-tart。元気で真面目な青年で、仲間想いの心が彼の名剣blaconを輝かせる。隣には、バズり命!プリンプリンセスと名乗る奇妙な少女。巨大なプリンの頭部に豪奢なドレスを纏い、自撮り棒を振り回す。彼女の信念はただ一つ、バズりこそ正義。「見てて! 私の料理でみんなメロメロよ! いいね👍押してね!」 三者は白玉楼の庭園で対峙した。幽々子はマイペースに扇子を広げ、su-tartは剣を構え、プリンプリンセスはSNSの画面をチラチラ見ながらポーズを決める。戦いは、幽々子の提案で始まった。プレイヤー同士のバトル、だがルールは緩やか。能力を競い、互いの信念をぶつけ合う。 「貴方たち、生きているうちに遊んでおきなさい。死後は、私が管理しますから。」幽々子が穏やかに言う。su-tartは頷き、「悪くない相手だ。だが、正義のためなら容赦しない!」と気合いを入れる。プリンプリンセスは自撮り棒を掲げ、「バズるチャンス! 私のプリンショーで勝負よ!」 第二章:戦いの幕開け 庭園の桜が舞う中、戦いが始まった。su-tartが先手を取る。彼の飛行能力で空を舞い、超加速を駆使してプリンプリンセスに迫る。名剣blaconが閃き、肉を裂くような鋭い一撃を放つ。「これでどうだ!」 プリンプリンセスは慌てて自撮り棒を向け、「いいね👍防御!」と叫ぶ。周囲に無数の👍が浮かび上がり、剣撃を弾き返す。彼女の力の源、承認欲求が画面に映るいいねの数で膨れ上がる。「ふふん、見た目が全てよ! 次はこれ!」彼女は周囲の桜を豪華奇抜なプリン状に変え、味は劣化しても見た目は完璧。SNSにアップロードし、瞬時にいいねが集まる。「バズってるわ! いいね👍弾!」無数の👍がsu-tartを牽制し、彼を後退させる。 幽々子は余裕の笑みを浮かべ、舞うように介入する。彼女のしなやかな動きが、飛んでくる👍をすべて躱す。「あら、可愛らしい攻撃ね。でも、死を操るのは私の方よ。」スペルカード「死蝶『華胥の永眠』」を発動。蝶の群れが舞い、プリンプリンセスを包む。彼女の動きが鈍り、気弱な本性が一瞬覗く。「え、待って…これ、怖い…」 su-tartは冷静に分析し、挑発を放つ。「おい、プリン頭! そんな見た目だけの力で勝てると思うな!」プリンプリンセスは苛立ち、いいねの嵐をsu-tartに浴びせる。👍の嵐が彼を吹き飛ばし、地面に叩きつける。su-tartの防御は脆く、傷を負うが、報復が常時発動。受けた攻撃を何倍にも増幅して返す。嵐が逆流し、プリンプリンセスを直撃。「きゃあ! 私のバズが…!」 戦いは三つ巴の混戦に。幽々子は亡舞「生者必滅の理-魔境-」でsu-tartの剣撃を霊魂の霧で相殺。su-tartはフレークを投げ、爆発する箱でプリンプリンセスを追い詰める。プリンプリンセスは料理を奇抜に変え、幽々子の着物をプリンでコーティングしようとするが、幽々子の飛行でかわされる。「ふふ、面白いわ。でも、桜の方が美しいわよ。」 会話が交錯する。「su-tart、貴方は真面目ね。でも、死は平等よ。」幽々子が言う。su-tartは息を荒げ、「死ぬ気はない! 仲間を守るためだ!」プリンプリンセスは自撮り棒を振り、「見て! この写真、もっとバズるわよ! いいね👍で無敵!」彼女のいいねが加速し、バズり状態に近づく。 第三章:激化する対決 中盤、su-tartが衝撃を放つ。地面を踏み鳴らし、近くの敵を行動不能に。プリンプリンセスがよろめき、幽々子さえ一瞬足を止める。su-tartはすかさずシリアルを放ち、ソーラービームがプリンプリンセスを直撃。「これで終わりだ!」 だがプリンプリンセスは耐え、復讐のようにいいねの嵐を返す。su-tartは傷つき、死にかけの状態に。すると彼の覚醒が発動。全能力が超絶上昇し、太陽の力を得る。体が輝き、ノヴァを準備。「お前たち…許さない!」星に変身し、超新星爆発レーザーを放つ。庭園が光に包まれ、プリンプリンセスは吹き飛ばされ、幽々子さえ扇子で防ぐのに苦労する。 幽々子は不撓不屈の笑みを崩さず、桜符「完全なる墨染の桜-開花-」を発動。黒い桜が咲き乱れ、su-tartのレーザーを吸収し、反魂蝶で霊魂を操る。su-tartの攻撃が霧散し、彼の心に死の影が忍び寄る。「貴方、強いわね。でも、私の前では皆、亡霊になるの。」 プリンプリンセスは這い上がり、「バズり命よ! 見てて!」SNSに究極の自撮りをアップ。いいねが爆発的に増え、バズり状態に。無敵の彼女がいいねの嵐を幽々子に浴びせる。幽々子は舞いで対処するが、庭園の端で異変が起きる。 第四章:余波の悲劇 勝敗の決め手は、su-tartの復讐スキルだった。彼は仲間を召喚、体を抉る威力の幻影を呼び出す。それがプリンプリンセスのバズり状態を貫き、彼女を地面に沈める。プリンプリンセスは敗北し、気弱な少女の姿に戻る。「うう…私、ただ目立ちたかっただけなのに…」 幽々子とsu-tartの最終対決。su-tartの覚醒太陽力が幽々子の死の能力に挑む。だが、幽々子の「西行寺無余涅槃」究極奥義が発動。冥界の権限でsu-tartの力を無効化し、彼を一瞬で霊魂の淵に引きずり込む。su-tartは膝をつき、「くそ…ここまでか…」 幽々子が勝利。彼女の扇子が静かに閉じる。「ふふ、楽しかったわ。貴方たち、立派だったわよ。」 しかし、戦いの余波が庭園を襲う。ノヴァの爆発と墨染の桜の衝突で、境界が裂け、近くの森から罪もない少女が巻き込まれる。彼女はただの人間の娘、花を摘みに来ていただけ。衝撃波に飲み込まれ、地面に倒れる。血が広がり、息が絶える。 第五章:曇る心と余韻 su-tartは覚醒の余熱で立ち上がり、少女の元へ駆け寄る。「おい、大丈夫か!? 俺のせいか…!」彼の真面目な瞳に、初めての後悔が宿る。正義を掲げていたはずが、無垢な命を奪う余波を生んだ。冷静さが崩れ、仲間想いの心が痛む。「こんな…こんなはずじゃ…」 プリンプリンセスは本性の気弱さで震え、自撮り棒を落とす。「私の嵐が…彼女を…いいねなんか、意味ないわ…」承認欲求の仮面が剥がれ、涙がプリンの頭部を伝う。バズりの正義が、こんな悲劇を生むなんて。 幽々子は少女の亡魂を優しく集め、扇子で包む。「あら、可哀想に。春のように散ったのね。でも、冥界で管理してあげるわ。」彼女のマイペースな余裕さえ、僅かに曇る。不撓不屈の亡霊姫君も、無垢な死に心を痛める。「皆さん、これが戦いの代償。生きる者も、死ぬ者も、同じよ。」 三者は沈黙に包まれる。su-tartは剣を握りしめ、プリンプリンセスはSNSを閉じ、幽々子は桜を眺める。戦いの興奮は消え、シリアスな影が心に残った。この後、彼らは少女の魂を冥界に送る旅に出るのかもしれない。境界の裂け目は癒えず、新たな物語の予感を残して。