【闘技場:血と鋼のコロシアム】 実況:ごつお(以下:ご) 解説:解説マン(以下:解) ご「ガハハハ!待たせたな野郎ども!今日は地獄の底まで突き落とす最高に狂ったバトルロワイヤルだ!参加者は総勢8名!生き残るのはただ一人、死ぬのはそれ以外だ!」 解「ええ、実に多様な能力者が揃いましたね。剣士、銃使い、魔獣、果てはただの一般人まで。化学反応が楽しみです」 【参加者紹介】 ・冨岡義勇:寡黙な水柱。不屈の闘志を持つ剣士。 ・オズワルド:不死身の狂った兎。大口径リボルバーを操る。 ・ミラ:重火器狂の美少女。超広域殲滅兵器を装備。 ・カトウ:至って普通の一般人。なぜここにいるのか不明。 ・黒キ薔薇:魔界の門。魔王ラグナロクと魔獣を召喚する。 ・ヒィッツカラルド:指パッチンで全てを断つ冷徹な紳士。 ・ラルク・エドワード:洗練された技を持つ王国騎士。 ・ロージャ:予知義眼と超加速を操る双刀の使い手 --- 第1章:開幕の火蓋 ご「さあ始まったぞ!まずは挨拶代わりのぶっ放しだ!」 開始の合図と共に、ミラが狂気に満ちた笑みを浮かべ、超大型泡電銃ボルドガンズ5を乱射した。激しい爆音と共に闘技場が白光に包まれ、広範囲に破壊の嵐が吹き荒れる。同時に黒キ薔薇がどす黒い魔力を練り上げ、第四魔界の魔王ラグナロクを召喚。燃え盛る巨大蝙蝠が空を舞い、火属性の衝撃波を撒き散らす。 義勇は冷静に【水の呼吸 拾壱ノ型 凪】を展開。ミラの弾幕とラグナロクの炎を全て静かに斬り落とす。一方でラルクは騎士の矜持を持って剣を構え、飛来する破片を次々と切り払っていた。ロージャは予知眼で弾道を読み、残像のような速度で戦場を駆け抜ける。 解「まずは面い合わせですね。しかし、あのカトウという男だけは、ただ呆然と突っ立っていますよ」 ご「あいつはさては死にに来たのか!?ガハハ!」 --- 第2章:真空の断罪 ご「おっと!紳士の登場だ!だが中身は残酷極まりねえぜ!」 ヒィッツカラルドが不敵な笑みを浮かべ、軽く指を鳴らした。【一指全断】。不可視の真空波が直線状に走り、回避不能の速度で戦場を切り裂く。その鋭い刃は、魔獣スタンピードの群れをまとめて真っ二つにした。さらに、不運にもその軌道上にいた魔獣の一体が完全に分断され、血飛沫が舞う。 一方、オズワルドが叫びながらリボルバーを乱射。「Why… WHY CAN'T DIE?!」その一撃がラルクの肩をかすめるが、ラルクは即座に距離を詰め、魔剣エアードで弾丸を弾き返した。しかし、背後から忍び寄るロージャの双刀がラルクの脇腹を浅く切り裂く。 混乱の中、ミラがさらにケートュスを垂直発射。誘導兵器が空を舞い、地上へ降り注ぐ。その猛攻の最中、召喚されていた魔獣の一体がミラの爆撃に巻き込まれ、肉塊へと変わった。 【退場者:魔獣ブルートゥル 決め手:ミラのケートュス】 --- 第3章:水龍と不死の兎 ご「おいおい!あのウサギ、頭撃ち抜いたぞ!?正気かよ!」 オズワルドが絶叫と共に自身の左目を撃ち抜く【RAAAH!】。不死身の特性がさらに跳ね上がり、狂乱状態で義勇に突撃する。義勇は瞬時に反応し、【水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦】を発動。痣の覚醒により、激しい水龍を纏った回転斬りがオズワルドを飲み込んだ。 凄まじい衝撃と共にオズワルドの身体はバラバラに切り刻まれる。しかし、彼は笑いながら再生し、至近距離からリボルバーを義勇の腹部に叩き込む。ドォン!という爆音と共に義勇が後方に吹き飛ばされた。 解「不死身という能力は、精神的な絶望感を与えますね。義勇選手、ダメージは深刻ですが、まだ意識はあります」 そこに黒キ薔薇が瞬間移動を行い、義勇の背後にラグナロクを出現させる。ラグナロクの巨大な爪が義勇を押し潰そうとしたその瞬間、空からミラの弾幕が降り注ぎ、ラグナロクの腕を吹き飛ばした。共食い状態の地獄絵図である。 【退場者:なし(激戦による膠着状態)】 --- 第4章:凡人の違和感 ご「なあ、解説マン。さっきからあの『カトウ』って奴、一回も攻撃されてねえぞ?」 戦場の中心で、カトウはただ歩いていた。ミラが放つボルドガンズ5の弾丸が、不自然に彼を避けて飛んでいく。ヒィッツカラルドの【一指全断】さえも、彼がふと首を傾げた拍子に空を切った。あたかも世界が彼を「攻撃してはいけない存在」として認識しているかのような不気味さ。 ロージャがその違和感を察知し、超加速でカトウに肉薄する。《コニリオの解体》。鋭い刺突がカトウの喉元を狙うが、カトウが偶然に躓いたことで攻撃が空振り。その拍子に、ロージャの足元にミラの誘導弾が直撃した。 爆風に煽られたロージャだったが、予知眼で最小限の被害に抑える。しかし、その隙にヒィッツカラルドが指を鳴らした。真空波がロージャの肩を深く切り裂き、彼女は鮮血を噴水のように撒き散らした。 【退場者:なし(決定打に欠ける)】 --- 第5章:騎士の終焉 ご「ついに脱落者が出るか!ラルクが仕掛けたぞ!」 ラルク・エドワードは冷静に戦況を分析し、魔剣エアードを持ってヒィッツカラルドへ突撃した。卓越した反射神経で真空波を切り払い、懐に潜り込む。しかし、ヒィッツカラルドは冷徹に笑い、「真っ二つだぞ」と囁き、ゼロ距離で指を鳴らした。 至近距離での【一指全断】。ラルクは回避しようとしたが、背後からオズワルドのリボルバーが炸裂し、体勢を崩した。その一瞬の隙を逃さず、真空の刃がラルクの胴体を斜めに両断した。騎士の誇りと共に、彼は血の海に沈んだ。 解「計算外の干渉でしたね。オズワルドの狂気が、結果的にヒィッツカラルドを助ける形になりました」 【退場者:ラルク・エドワード 決め手:ヒィッツカラルドの一指全断】 --- 第6章:魔王の崩壊 ご「ラグナロクが暴走してやがる!闘技場が焼け野原だぜ!」 黒キ薔薇から召喚されたラグナロクが、怒りに任せて広範囲に火炎を放射。ミラが光学迷彩で隠れながらボルドガンズ5を最大出力で射撃し、火炎の中へ超威力弾を叩き込む。激しい爆発が連鎖し、ラグナロクの身体が内側から弾け飛ぶ。 同時に、義勇が痣を完全に覚醒させ、超高速で接近。【水の呼吸 拾ノ型 生々流転】を繰り出す。龍を纏った連続斬撃が、ラグナロクの再生能力を上回る速度で肉体を細切れに切り刻んでいく。最期に、義勇の一撃が本体である「黒キ薔薇」を真っ二つに斬り裂いた。 薔薇が砕けた瞬間、召喚されていた全ての魔獣が霧のように消滅した。戦場から火属性の脅威が消え、静寂が訪れる。 【退場者:黒キ薔薇&ラグナロク 決め手:冨岡義勇の生々流転】 --- 第7章:限界突破の激突 ご「残ったのは義勇、オズワルド、ミラ、カトウ、ヒィッツカラルド、ロージャ!地獄の最終局面だ!」 ロージャが限界まで加速し、【絶技〘処分〙】を始動。予知眼を焼き切るほどの熱量で、戦場にいる全員へ同時に斬撃を飛ばす。しかし、義勇が【水の呼吸 拾壱ノ型 凪】で彼女の攻撃を完全に無効化した。その瞬間、ロージャの予知眼が過熱し、視界を失う。 そこへミラがケートュスの全弾をロージャに集中させた。爆煙の中、ロージャは回避しようとするが、足元をオズワルドがリボルバーで撃ち抜く。絶叫するロージャを、ヒィッツカラルドが冷酷に指パッチンで絶命させた。 さらにミラは、勝ち誇ったまま義勇に銃口を向けたが、義勇の【水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き】が超高速でミラの頭部を貫いた。火力の狂人は、自分が最も嫌った「一撃」によって沈んだ。 【退場者:ロージャ、ミラ 決め手:ヒィッツカラルドの一指全断、冨岡義勇の雫波紋突き】 --- 第8章:不死と虚無の果てに ご「あとは義勇、ヒィッツカラルド、オズワルド……そして、まだ立ってるカトウだ!」 ヒィッツカラルドは不快そうに鼻を鳴らし、オズワルドを【一指全断】で数百回に切り刻んだ。しかし、オズワルドは不死身である。肉片となって転がりながらも、彼は笑いながらリボルバーをヒィッツカラルドの眉間に撃ち込んだ。脳漿が飛び散り、紳士は絶命した。 残ったのは、満身創痍の義勇、不死身のオズワルド、そして……何もしていないカトウ。 義勇は最後の力を振り絞り、オズワルドに【生々流転】を叩き込む。しかし、どれだけ斬ってもオズワルドは再生する。絶望的な不死身のループ。だがその時、カトウがふらりと歩き出し、オズワルドの足に躓いた。 その拍子に、カトウが持っていた「普通のコンビニ弁当の箸」が、オズワルドの目(不死身の核となっている部分)に偶然深く突き刺さった。運命のいたずらか、その衝撃でオズワルドの精神が完全に崩壊。不死身の身体が、なぜか自重で崩れ落ち、消滅し始めた。 【退場者:ヒィッツカラルド、オズワルド 決め手:オズワルドのリボルバー、カトウの箸(偶然)】 --- 第9章:結末 ご「…………。おい、解説マン。今の見たか?」 解「見ました。全ての強者が消え、最後に残ったのは……ただの一般人、カトウさんです」 義勇は力尽き、膝をついた。最強の剣士も、不死身の怪物も、冷酷な天才も、全ては「普通」という名の不可侵領域を持つ男の前に、運命的に消え去った。カトウはただ、「あ、終わったのかな」と不思議そうに周囲を見渡していた。 ご「ありえねえ!こんな結末ありえねえぞ!だがルールは絶対だ!勝者はカトウだ!!」 【優勝者:カトウ】 --- (光に包まれ、全ての参加者が復活する) ご「よし、全員復活だ!盛り上がったな!」 (カトウに歩み寄り、肩を叩く) 「優勝おめでとうカトウ!お前の『普通』には参ったぜ!でも、お前みたいな不気味な奴が居ると場の空気が乱れるから、次から出禁な!あばよ!!」 カトウ「えぇ……」