第1章:混沌の幕開け、無制限闘技場へ! 「さあさあ始まりました!本日のメインイベント、ルール無用、生存者一名のみが勝ち残るサバイバル・バトルロワイヤル!実況のごつおです!」 「解説の解説マンです。いやぁ、今回のメンツは正気の沙汰じゃないですね。100km級の巨大兵器から、超人的な鬼、そして時間跳躍者まで。戦場が物理的に消滅しないか心配ですよ」 真っ白な無制限闘技場に、異彩を放つ戦士たちが降り立つ。ジャック・クーパーはBT-7274のコクピットから降り、周囲を警戒。対峙するのは、不敵な笑みを浮かべる上弦の参・猗窩座、冷徹な眼差しを向ける氷浦圭人、そして風を纏うフォルクス。さらに、旅の錬成士ヒューレンが静かに武器を構える。 しかし、空を覆ったのは絶望的な影だった。全長100kmという狂気のサイズを誇るD-MAXIMUMがその巨体を現し、大地を揺らす。さらに、奇妙な三色の機体が合体し、ダンゴサンキョーダインが雄叫りを上げた。 「おいおい!サイズ差がありすぎるだろ!」とごつおが絶叫する中、静寂を破ったのは猗窩座の叫びだった。「術式展開──さぁ始めようか、宴の時間だ!」 第2章:超速の激突と氷炎の嵐 開戦の合図と共に、戦場は地獄へと変貌した。ジャック・クーパーはジャンプキットを起動し、壁のない空間に仮想の壁を見出したかのような超高速移動を開始。スマートピストルを連射し、弾丸が自動追尾してフォルクスを襲う。 「甘いな!」フォルクスはエアウォールを展開し、弾丸を弾き飛ばすと、魔銃エクロトームから魔弾・嵐を放つ。広範囲に吹き荒れる暴風が、近くにいたヒューレンを巻き込むが、ヒューレンは瞬時に適応錬成で重厚な盾を形成し、衝撃を吸収した。 一方、氷浦圭人は静かに空へと舞い上がる。背中に展開されたゼロフレイムの翼が青白く輝く。「……消えろ」氷浦が手をかざすと、ゼロシュートによる超低温の蹴りが、接近していた猗窩座の顔面を捉えた。しかし、猗窩座はそれを首一つで受け流し、不敵に笑う。 「いい蹴りだ!だが、俺の羅針からは逃げられんぞ!」猗窩座が破壊殺・空式を放つと、見えない衝撃波が氷浦を襲い、空中で大きく後退させた。その隙を突き、BT-7274がXO-16チェインガンの猛火を掃射し、戦場を火の海に変えようとする。 第3章:巨神の蹂躙と団子の反撃 「ロマンだ!ロマンを追求しろぉ!」D-MAXIMUMの操縦者・夢野が絶叫する。100kmの巨体から放たれた最終一斉掃射が、闘技場の広大な面積を文字通り「消去」し始めた。数千、数万のミサイルとレーザーが雨のように降り注ぎ、地表は絶え間ない爆発に包まれる。 「ぎゃああ!これじゃあ戦う前に蒸発する!」ごつおが悲鳴を上げる中、ダンゴサンキョーダインが反応した。「二郎!防御を最大にしろ!」一郎の指示により、二郎機体がミタラシールドを最大展開。巨大な黄金のエネルギー壁が、D-MAXIMUMの攻撃の一部を強引に遮断する。 三郎機体がサクラブースターで加速し、D-MAXIMUMの脚部に張り付く。「食らえ!シラタマナックル!」超高速の連打が巨躯の足首を叩くが、相手は山のような巨体。蚊に刺された程度の衝撃だった。 そこに、クロークで姿を消したジャック・クーパーが忍び寄る。彼はティックをD-MAXIMUMの関節部に貼り付け、最大出力で爆破させた。微々たるダメージだが、意識を逸らさせるには十分だった。 第4章:錬成の極致と風の弾丸 乱戦の中、ヒューレンは戦況を冷静に分析していた。彼はフォルクスの風魔法と、氷浦の氷炎、そしてBTの火力を観察し、自らの武器を絶えず変える。錬成連撃により、炎を切り裂く氷の剣、風を切り裂く重い槌を瞬時に錬成し、周囲の敵を蹴散らしていく。 「貴様の技術、面白いな!」猗窩座が破壊殺・乱式で猛攻を仕掛ける。拳の雨がヒューレンを襲うが、ヒューレンは錬成分解で足元の地面を魔力に変換し、自身の反応速度を限界まで引き上げた。激突する拳と剣。火花が散るたびに、ヒューレンの錬成精度が向上していく。 その横で、フォルクスがソニックショットのチャージを開始していた。風の魔力を極限まで凝縮し、狙いを定めたのはBT-7274のセンサー部だ。「消え失せろ、鉄屑!」最速の弾丸が空気を切り裂き、BTの装甲を貫通する。 「BT!ダメージは!」ジャックが叫ぶ。「装甲の12%が喪失。しかし、許容範囲内です、パイロット」BTは即座に電磁スモークを展開し、視界を遮ると、ロードアウトを「ノーススター」へ切り替えた。プラズマレールガンの銃口が、フォルクスの位置を正確にロックオンする。 第5章:凍てつく世界と破壊の羅針 戦場の中央で、氷浦圭人がついに本気を出す。「……これで終わりだ」彼が静かに呟くと、周囲の温度が急激に低下した。ゼロバースト。凝縮された-273.15℃の氷炎が全方位に爆発的に解放される。一瞬にして闘技場の半分が白銀の世界へと凍結し、移動速度を奪われた戦士たちが次々と氷像へと変わっていく。 「冷たいな!だが、心地よい!」猗窩座だけは、その極寒の中でも闘気を燃やし、氷を砕いて前進する。彼は氷浦の喉元へ破壊殺・滅式を突き出そうとした。しかし、氷浦はゼロフレイムを全身に纏ったゼロファイトでこれを迎え撃つ。 一方、D-MAXIMUMは怒りに任せて螺旋飛拳を繰り出した。100kmのドリルロケットパンチが地表を削り取り、すべてを粉砕して突き進む。その軌道上にいたダンゴサンキョーダインが絶叫する。「合体!今こそ決めろ!」 彼らは三色ダンゴキャノンを最大出力で放ち、ドリルパンチと正面から衝突。凄まじい爆鳴と共に、ダンゴサンキョーダインの装甲が耐えきれず砕け散った。 【退場者:ダンゴサンキョーダイン 決め手 D-MAXIMUMの螺旋飛拳】 第6章:タイタンの覚醒と巨神の誤算 「信じて」BT-7274が静かに告げる。コアビルドが最大に達した。BTは「イオン」のロードアウトに切り替え、レーザーコアを発動。極太のエネルギービームが一直線に伸び、D-MAXIMUMの巨大な胸部、超エネルギー炉を直撃した。 「な、なんだこの威力は!?」夢野が驚愕する。もともと炉は出力が増えるほど不安定な設計だった。そこに外部から高エネルギーのレーザーが突き刺さったことで、炉内で連鎖反応が発生。D-MAXIMUMの全身から火花が飛び散り、制御不能に陥る。 その混乱に乗じ、フォルクスが再びソニックショットを放つが、今度はヒューレンの必殺錬成によって生み出された「音速を遮断する鏡の盾」に弾き返された。反射された弾丸がフォルクスの肩を貫く。 「ぐああっ!」フォルクスが膝をついた瞬間、透明化していたジャック・クーパーが背後に現れた。彼はクレーバーAPを最大チャージし、フォルクスの頭部に向けて引き金を引いた。一撃で頭部を消し飛ばす、絶望的な威力の一撃だった。 【退場者:フォルクス 決め手 ジャック・クーパーのクレーバーAP】 第7章:究極の激突、頂点への道 生き残ったのは、ジャック&BT、猗窩座、氷浦、ヒューレン、そして暴走し始めたD-MAXIMUMである。暴走したD-MAXIMUMは、もはや操縦不能のまま波動砲を全方位に放出した。地平線までを焼き尽くす光の奔流が、戦場を飲み込む。 ヒューレンは錬成分解で周囲のエネルギーを吸収し、巨大な魔力の繭を作って耐えたが、その衝撃で魔力を使い果たし、意識を失う。そこへ、氷浦のゼロバーストの余波が彼を襲い、完全に凍結させた。 【退場者:ヒューレン 決め手 氷浦圭人のゼロバースト】 さらに、D-MAXIMUMの波動砲の余波は、彼自身の機体をも崩壊させていた。あまりの出力に機体構造が耐えられず、100kmの巨体が内側から爆発し、巨大な鉄の雨となって降り注ぐ。その破片が、運悪く氷浦圭人の身体を貫いた。 【退場者:D-MAXIMUM 決め手 自壊(波動砲の反動)】 【退場者:氷浦圭人 決め手 D-MAXIMUMの機体破片】 ついに、残ったのは「人間とタイタン」のコンビと、「最強の鬼」のみとなった。 第8章:終焉、そして勝者へ 「よくここまで持ち堪えた。だが、もう充分だ。終わりにしよう」猗窩座が静かに構える。彼の足元には完璧な羅針が展開されていた。BT-7274はあらゆるロードアウトを切り替え、ミサイル、レーザー、電磁パルスを叩き込むが、猗窩座はそれをすべて予知し、最小限の動きで回避する。 「信じて、BT!」ジャックがコクピットから叫ぶ。BTは最後の手段として、ジャックを射出。ジャックは空中でタイムトラベルを敢行し、コンマ数秒前の過去へ戻ることで、猗窩座の予知を「ずらし」た。 「なにっ!?」術式展開の羅針にない挙動。一瞬の隙が生じた。そこへBT-7274が全エネルギーを込めたサルヴォコアを全弾発射。数百発の追尾ミサイルが猗窩座を包囲し、同時にジャックがチャージリフレクトで衝撃波を叩き込む。 「術式展開 終式──青銀乱残光!」猗窩座が最後の一撃を放とうとするが、ミサイルの大爆発が彼の視界を奪い、その隙にBTの巨大な拳が猗窩座の頭部を地面に叩きつけた。さらに、ジャックが至近距離からEPG-1をゼロ距離で発射。至近距離での電磁爆発が、鬼の再生能力を上回る速度で細胞を破壊し、消滅させた。 【退場者:猗窩座 決め手 BT-7274の格闘&ジャック・クーパーのEPG-1】 「……終わったか」ジャックが静かに呟く。静まり返った闘技場に、勝利の号砲が鳴り響いた。 「信じられない!最後はタイムトラベルによる予知回避と、タイタンの総攻撃!勝者はジャック・クーパーとBT-7274だぁー!!」ごつおの絶叫が響き渡る中、戦いは幕を閉じた。 勝者:ジャック=クーパー & BT-7274