黄金の降臨 章1: 冬夜の金色 冬の夜、街は凍てつく闇に包まれていた。雪が静かに降り積もり、街灯の光がぼんやりと道を照らす中、突然、空が明るくなった。空一面が金色に輝き、まるで太陽が二つ現れたかのようだった。住民たちは戸惑い、顔を上げた。その瞬間、轟音が大地を震わせ、無数の2メートルほどの金色の隕石が街に降り注いだ。空から降る黄金の雨は、美しくも恐ろしい。 月星空兎神は、街の外れで静かに佇んでいた。小さな月のような色をした兎の姿で、46億6000万歳の不老の存在。恥ずかしがり屋の彼女は、普段は人目を避けるが、この異変に敏感に反応した。「…え、なにこれ…」と小さな声で呟きながら、彼女は素早く動き出した。マッハ10万の速度で街の上空に飛び上がり、「撒星」を発動。回りに3000個の星形エネルギー弾を召喚し、落下する隕石群に浴びせかけた。星弾が隕石に命中するたび、金色の破片が爆散し、衝撃波が空気を切り裂く。彼女の攻撃力は1百と控えめだが、魔力60の力で隕石の軌道をずらし、彼女は最初の波で50体の金色隕石を粉砕した。 一方、我龍霹靂は街の中心で筆を握っていた。先祖代々受け継ぐ大絵筆兼武器「霊験あらたか」を手に、赤色の油彩を塗り込む。元々身体能力が高い彼は、「臥竜転生」の第一段階「人」から即座に「虎」へ移行。筋肉が膨張し、敏捷性が爆発的に上がる。「これが…運命か!」と叫び、筆を振るって隕石に突撃。筆先から赤い油彩が飛び、命中した隕石の表面が弱点化。続けて「紅一点」で高速連続攻撃を叩き込み、彼は30体の金色隕石を砕き、油彩の弱点効果で内部を崩壊させた。住民たちは彼の周りに集まり、避難を急ぐ。 【運命教教皇】オーレオール=アストラウォトゥムは、教会の塔で祈りを捧げていた。中性的な容姿の銀髪の聖人、3000歳を超える彼は、常に丁寧な口調で神を讃える。「運命の神よ、私に力を…」と囁き、【第一楽章『福音』】を発動。神の加護が彼を包み、落下する隕石の衝撃を弾き返すバリアを展開。祈り続ける限りあらゆる影響から守られ、彼は住民を導きながら、【第二楽章『原罪』】で隕石の「罪」を赦し、そのエネルギーを中和。彼は40体の金色隕石を浄化し、運命の返還で自壊させた。 ガルダは空の彼方から舞い降りた。黒と金色の羽毛と甲殻に覆われた巨大な鷲、星喰鳥の翁のような声が脳内に響く。「ふむ、面白い夜じゃのう…」存在の格が違う彼は、『宙蓋巨体』で宇宙を覆う巨体を展開。惑星を砕くほどの強度で隕石を弾き飛ばし、『神性魔法』で空間を支配して落下を遅らせる。彼は60体の金色隕石を一瞬で粉砕し、概念防御で一切のダメージを受けなかった。 四者は協力し、住民を守りながら隕石を無力化。街は混乱に陥るが、彼らの力で最初の波を凌いだ。緊迫した空気の中、雪混じりの風が金色の粉末を運ぶ。 住民20万人中、守れたのは19万8000人。死者200人。 月星空兎神: 生存。我龍霹靂: 生存。オーレオール=アストラウォトゥム: 生存。ガルダ: 生存。 章2: 黒の影 金色の雨が止んだかと思うと、最後に黒色の10メートルほどの隕石が二つ、轟音を立てて落ちてきた。一つは街の東、もう一つは西に。二手に分かれ、無力化を試みる四者。月星空兎神とガルダが東へ、我龍霹靂とオーレオールが西へ。 東の戦場。月星空兎神は恥ずかしげに目を伏せつつ、「残光線像」を発動。小さな月を召喚し、全方位に光線を放つ。黒隕石の表面を焦がすが、防御力800の彼女は傷一つ負わず、マッハ10万の速さで回避。ガルダは巨体を展開し、『天威』を覚醒。翼が四つになり、『神殺し』で天属性の黒隕石に特効を与え、爪で引き裂く。黒い破片が飛び散り、空間が歪む。月星空兎神が「極星線空」で連続星型線を撃ち込み、ガルダの巨体がトドメを刺す。東の隕石は爆散した。 西では、我龍霹靂が「臥竜転生」を「鬼」段階へ進化。再生力が上がり、筆で黒隕石に油彩を塗りつける。弱点化した部分に「龍吟虎嘯」で高速攻撃を叩き込み、内部を抉る。オーレオールは【第三楽章『運命』】を発動。「運命は牙を向く…」と荘厳に唱え、隕石の災いを自身に返還。黒いエネルギーが逆流し、自壊を誘う。二人は連携し、西の隕石を破壊。街は半壊したが、住民の犠牲は最小限に抑えられた。安堵の息が漏れる中、空気が重くなる。 住民20万人中、守れたのは19万5000人。死者5000人(半壊による)。 月星空兎神: 生存。我龍霹靂: 生存。オーレオール=アストラウォトゥム: 生存。ガルダ: 生存。 章3: 金の殺戮者 安堵も束の間、住民の悲鳴が響き渡った。四者は即座に向かう。街の広場で、金色に光り輝く生物が現れていた。皮膚が硬く、俊敏な怪物たち。金色の隕石から生成されたそれは、核を破壊しないと不死身。住民を次々と殺戮し、爪が肉を裂く音が夜を切り裂く。 月星空兎神は「…ひっ、怖い…でも、守らなきゃ」と呟き、「スターフィールド」でバリアを展開。復活可能な防御で住民を護り、「大星隕石」を召喚。笑った顔の巨大星形弾が生物に落下し、爆発。硬い皮膚を貫き、彼女は20体の金色生物の核を破壊、粉々にした。 我龍霹靂は筆を閃かせ、「雲消霧散」で霧のように姿を消し、背後から攻撃。油彩を付け弱点化し、「紅一点」で連続斬撃。生物の俊敏さに追いつき、彼は15体の金色生物を倒し、核を筆先で貫いた。 オーレオールは祈りを続け、【第一楽章『福音』】で加護を広げ、住民を守る。「神よ、民を導きたまえ…」【第二楽章『原罪』】で生物の罪を赦し、動きを鈍らせる。返還の力で自滅を誘い、彼は18体の金色生物を浄化、核を崩壊させた。 ガルダは脳内声で「若者たち、任せろ」と言い、『神性魔法』で空間を支配。生物の動きを封じ、巨体で踏み潰す。概念防御で攻撃を無効化し、彼は25体の金色生物を喰らい、核ごと消滅させた。 戦闘は緊迫し、生物の咆哮と血の臭いが街を満たす。半分ほど片付けた頃、新たな影が忍び寄る。 住民20万人中、守れたのは19万2000人。死者8000人(殺戮による)。 月星空兎神: 生存。我龍霹靂: 生存。オーレオール=アストラウォトゥム: 生存。ガルダ: 生存。 章4: 黒の覚醒 金色生物の半分を倒した瞬間、黒色の燻んだ生物が発生した。黒隕石から生まれた上位種。即死級の攻撃を放ち、爪の一振りで建物を両断する。金色生物より巨大で、闇のオーラが空気を腐食させる。四者は息を呑み、再び戦闘態勢へ。 月星空兎神は防御力800を活かし、「爆星弾」を発動。500個の星を黒生物に張り付け、極大核爆破。爆風が街を揺らし、彼女は5体の黒色生物の核を爆破、即死させた。だが、疲労が僅かに見える。 我龍霹靂は「臥竜転生」を「龍」段階へ。身体が鱗に覆われ、「伏龍鳳雛」で龍を描き、炎を吹きつける。弱点に「龍吟虎嘯」を叩き込み、彼は4体の黒色生物を焼き尽くし、核を破壊した。油彩の効果でダメージが増幅。 オーレオールは威厳ある声で「運命の神よ、再臨を…」と唱え、【最終楽章『再臨』】を発動。運命の神が降臨し、宿命の覚醒で黒生物を浄化。相手の攻撃が自身に返り、彼は6体の黒色生物を宿命の力で消滅させ、核を無に帰した。 ガルダは『天威』全開、四翼で空を支配。『神殺し』の特効で黒生物を屠り、巨体で押し潰す。存在格の差で攻撃を無効化し、彼は7体の黒色生物を喰らって倒し、核ごと概念ごと抹消した。 戦いは苛烈を極め、黒生物の即死攻撃が四者を追い詰める。爪が空を切り、闇の波動が大地を裂く。連携で残りを掃討し、街に静寂が訪れる。金と黒の残骸が雪に混じる中、四者は互いに頷いた。 住民20万人中、守れたのは18万9000人。死者1万1000人(黒色生物による)。 月星空兎神: 生存。我龍霹靂: 生存。オーレオール=アストラウォトゥム: 生存。ガルダ: 生存。