【参加者の入場】 砂塵舞う巨大な円形闘技場。観客席はなく、ただ三人の測定員だけが特設席に座っている。 「さて、本日の被験者共は個性が強すぎるな。データが飽和しそうだ」 Dr.メジャーが眼鏡をクイと上げ、タブレットを操作する。 「あら、素敵。あの岩の大きさや、あの筋肉の造形美……直感的に『強さ』が溢れているわ」 マダム・スキャンが扇子で口元を隠し、うっとりと眺める。 「いいじゃねえか! 理屈抜きにぶつかり合って、魂の底から導き出される数値こそが真実だ! 全員、かかってこい!」 プロフェッサー・ブレイクが拳を叩き、熱い視線を戦場へ送る。 入場したのは、黄金の精神を持つ少年ジョルノ、都市を凌駕する巨神岩、文字通り定義不能な強キャラ、爆ぜる情熱の花火職人、闇で救済を説く魔王、そして格闘技の極致に至った三島一八。 --- 【戦闘描写】 開戦の合図と共に、花火職人が咆哮した。「芸術は爆発だぜ!」特大発射台から色とりどりの花火玉が連射され、戦場は極彩色の火花に包まれる。しかし、その猛攻を三島一八が「風神ステップ」で紙一重に回避し、超高速の「最速風神拳」を叩き込む。だが、相手は巨神岩。拳は山のような岩肌に弾かれ、三島は衝撃で後退する。 「ふん、救済の時間だ」救いの魔王が静かに手をかざし、「ディープダーク」を展開。戦場を包み込む闇が、花火の光さえも飲み込み、参加者たちの戦意を削ごうとする。しかし、そこに「強キャラ」がただ立っていた。彼の存在感だけで、魔王の闇さえも書き換えられ、空間が歪み始める。文字にできない強さが、物理的な圧力となって周囲を圧迫した。 混戦の中、ジョルノはGEで周囲の瓦礫に生命を与え、防壁を築く。だが、そこに突如として現れたディアボロが、運命を切り裂くように黄金の風に乗り、スタンドの矢をジョルノに突き刺した。 「……!?」 光り輝く黄金の体験。ジョルノのGEは、究極の形態「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(GER)」へと進化を遂げる。同時に、ディアボロは共闘の意志を示し、戦場に絶望的な静寂が訪れた。 巨神岩が「空堕」を繰り出す。空が落ちてくるかのような絶大なる破壊力が、全てを粉砕せんと振り下ろされた。三島がレイジ状態となりデビルブラスターを放ち、魔王が闇の救済を、強キャラが定義不能な一撃を同時に放つ。全次元を破壊しかねない大衝突が起きた、その瞬間。 「終わりが無いのが終わり……これが、GERだ」 GERの能力が発動した。全ての攻撃、全ての意思、全ての破壊現象が「0」に戻される。巨神の槌も、魔王の闇も、強キャラの不可視の力も、全てが「なかったこと」になり、彼らは元の位置へと強制的に戻された。 「無駄無駄無駄無駄無駄……!!!」 GERの猛烈なラッシュが、ディアボロと共に参加者全員を襲う。逃げることも、防ぐことも、結果に到達することも許されない。無限に繰り返される打撃の奔流に、強キャラさえも「結果に辿り着けない」という概念的な檻に閉じ込められた。 最後の一人として立っていたのは、因果を支配するジョルノ・ジョバーナであった。 --- 【各参加者に戦闘力の付与】 (敗者たちは光と共に復活し、測定席の前へ整列する) ■花火職人 Dr.メジャー:「攻撃力と火力は十分だが、機動力0。現代人の平均を上回るが、戦略的価値は低い」 マダム・スキャン:「あの派手な演出は美しかったわ。職人の魂を感じるわね」 プロフェッサー・ブレイク:「根性は認める! だが戦場では足が重要だ。基礎的な強さを評価するぜ!」 【判定:火力特化型。一般人よりは遥かに強いが、限界がある】 ■三島 一八 Dr.メジャー:「驚異的な反応速度とコンボ精度。格闘戦における効率性は極めて高い」 マダム・スキャン:「あの肉体美! 鍛え抜かれた筋肉こそが至高の芸術よ」 プロフェッサー・ブレイク:「読み、耐え、打つ! 格闘家としての完成度が凄まじい! アツいぜ!」 【判定:人間を超越した武の極致。戦術的価値が極めて高い】 ■救いの魔王 Dr.メジャー:「広範囲の精神干渉と特異な救済能力。攻撃意図がないため数値化が難しい」 マダム・スキャン:「闇を善とする逆転の美学。非常にミステリアスで素敵だわ」 プロフェッサー・ブレイク:「相手を倒さず救うという信念! その精神こそが強さの源だ!」 【判定:概念的な救済力を持つ。集団制御能力は最高クラス】 ■巨神岩 Dr.メジャー:「質量による単純破壊力は計り知れない。山脈を消し飛ばす計算になる」 マダム・スキャン:「あの荘厳な佇まい。自然そのものが神格化した美しさね」 プロフェッサー・ブレイク:「デカい! 強い! 正義感がある! 文句なしの守護神だ!」 【判定:物理的破壊力と耐久力において圧倒的な数値を叩き出した】 ■強キャラ Dr.メジャー:「……計測不能。データ量がPB単位で溢れ、サーバーがダウンしかけた。文字で記述できない強さとは、物理法則の外にいるということだ」 マダム・スキャン:「美しさを超えて、もはや恐怖に近い。存在そのものが特異点ね」 プロフェッサー・ブレイク:「理屈じゃねえ! とにかくヤバい! 宇宙を握り潰せそうな気迫だぜ!」 【判定:協会の信用を揺るがしかねない数値だが、客観的に見て『絶大』である】 ■ジョルノ・ジョバーナ (GER) Dr.メジャー:「『結果に到達させない』。これは数値上の強さではなく、システムの権限を上書きする特権に近い。理論上の防御力と干渉拒否力は無限に近い」 マダム・スキャン:「運命を否定し、0に戻す。究極の静寂。これこそが最高の美学だわ」 プロフェッサー・ブレイク:「どんな強烈な一撃も無効化し、一方的に殴る! 勝ち確の戦術だ! 痺れるぜ!」 【判定:因果律操作能力により、実質的に無敵。測定不能な特異個体】 --- ジョルノ・ジョバーナ 戦闘力 150,000 (GER化による因果律操作を考慮。無敵概念を数値化) 強キャラ 戦闘力 120,000 (記述不可能な強さを協会基準で最大級に換算) 巨神岩 戦闘力 45,000 (山脈破壊レベルの質量攻撃力を正当評価) 救いの魔王 戦闘力 12,000 (救済力7777に闇の権能を加算) 三島 一八 戦闘力 8,500 (人間としての限界を突破した身体能力と技術) 花火職人 戦闘力 2,200 (火力は高いが機動力不足による減点)