特異領域《終銀花畑》の侵攻 第1章: 特異領域の前 静まり返った荒野の果てに、特異領域《終銀花畑》の境界がぼんやりと浮かび上がっていた。空気は重く、銀色の霧が立ち込め、遠くからかすかな花の香りが漂ってくる。チームBの面々は、境界線に集結していた。金髪をなびかせ、悪辣な笑みを浮かべる《狂鮫》ドラス・アリゲータが先頭に立ち、豪快に拳を鳴らした。 「カハハ! ここがあの噂の花畑かよ。女も金もねェが、戦えりゃそれでいいぜ。行くぞ、テメェら!」 ドラスの隣で、桃色長髪の女性、【特異領域調査班《治療兼戦闘員》】倉原愛が眼鏡を押し上げ、心配そうに周囲を見回した。彼女の金色の瞳には不安が宿っていたが、温厚な笑顔を浮かべて仲間を励ます。 「皆さん、気を付けてくださいね。特異領域は予測不能ですわ。私が後ろからサポートしますから、前線をお任せします。」 その後ろに、3mの巨体を誇る【古部由良由良】八握剣異界神将魔虚羅が無言で佇んでいた。頭部の巨大な羽が微かに揺れ、方陣の目が静かに回転を始めている。喋らない式神の存在は、ただそこにいるだけで圧倒的な安心感を与えた。 そして、最後尾でバナナのように見える赤い林檎を頰張る、あたまのわるいひとがのんびりと歩いてくる。全身白く、気の抜けた顔で性別不明のその人物は、何も考えていない様子で笑った。 「ばなな、おいひい……みんな、いっしょにいこー。」 一行は境界に足を踏み入れようとしていた。ドラスが天眼を発動し、俯瞰で領域内の様子を把握する。都市の残骸が銀の花に覆われ、無数の特異生物が蠢いているのが見えた。4万体以上の敵――これは死闘の予感に満ちていた。 第2章: 特異領域内に入る 境界を越えた瞬間、世界が一変した。足元は銀の花畑に変わり、かつての都市の輪郭がぼんやりと残る中、花弁が鋭く輝いていた。壁や地面から無限に咲く銀の花は、静かに、しかし不気味に揺れていた。空気は甘く毒々しく、中心部に向かうにつれ、花の密度が増していく。 ドラスが先陣を切り、【亡剣】を呼び出した。手に現れた無数の剣が、10秒の制限内で敵を薙ぎ払う準備を整える。 「おらぁ! かかってこい、クソ花ども!」 突然、銀の花が反応した。花弁が高速で飛び出し、鋭い刃のように一行を襲う。倉原が素早く異力出力を調整し、手の平から薬鳥を2匹生成。鳥たちは彼女の肩に止まり、追従態勢を取った。 「薬鳥さんたち、皆さんを守って!」 魔虚羅は無言で退魔の剣を構え、方陣の目が回転を速める。適応の準備だ。あたまのわるいひとは、林檎をくわえたまま平仮名で呟く。 「はな、きれい……でも、こわいね。」 領域内はすでに特異生物の気配で満ちていた。銀の花に覆われた犬や猫、人間型の影が、じりじりと近づいてくる。筋肉量が増大した異形の体は、頭を失わない限り再生を続ける。群れは最低300体から始まり、中心に向かうほど増えていく。 第3章: 特異領域内で特異生物と激しい死闘 花畑の奥深くで、死闘が始まった。最初に現れたのは、銀の花に覆われた数百体の特異犬の群れ。牙を剥き、再生する肉体で突進してくる。ドラスが天眼で戦況を俯瞰し、無数の【亡剣】を投げつけた。剣は不滅の輝きを放ち、特異犬の頭部を次々と貫く。 「カハハ! 10秒で何匹倒せるか、試してやるぜ!」 ドラスは1回の突撃で150体の特異犬を屠った。剣が消える直前、敵の群れを切り裂き、血と銀の花弁が舞う。しかし、残りの特異生物は再生を始め、ドラスの腕に噛みつく。倉原が薬鳥を怪鳥に変化させ、1mの巨体でドラスを守る。鋭い嘴が敵の頭を突き刺し、治療と攻撃を同時にこなす。 「ドラスさん、傷を癒しますわ! 怪鳥、もっと頑張って!」 倉原は戦闘中、薬鳥と怪鳥で味方を治療しつつ、自身も武術で50体の特異猫を倒した。異力出力78%で身体能力を上げ、眼鏡型の調整器が光る。 魔虚羅は巨体を活かし、退魔の剣で特異人間の群れを薙ぎ払う。適応が始まり、花弁の攻撃に対する耐性が徐々に上がる。1回の斬撃で200体を斬り裂き、魂に届く聖の力で再生を封じる。どんな傷も即座に再生し、形を変えて巨大化する魔虚羅の生命力は圧倒的だった。 あたまのわるいひとは、天然の笑顔で特異鳥の群れに突っ込む。素早さ50の動きで避け、ギャグ力で並大抵の攻撃を無視。「ん? なにこれ、くすぐったいよー。」 と平仮名で言いながら、100体の特異鳥を素手で粉砕。バナナの幻覚をばらまき、敵の一部を混乱させるが、まだ本気ではない。 戦いは激化。特異虫が1mの巨体で飛び交い、銀の花弁が無限に襲う。ドラスはさらに300体を追加で倒し、合計450体。倉原は治療に徹しつつ100体、魔虚羅は適応を重ね500体、あたまのわるいひとは遊び半分で200体を倒した。死者は出なかったが、疲労が蓄積していく。特異生物の数は4万体以上――これはまだ序の口だ。 第4章: 死亡or生存 中心部に近づくにつれ、特異生物の数は爆発的に増えた。数千体の群れが一斉に襲いかかり、銀の花が花弁を飛ばして一行を包囲。ドラスが【亡剣】を連発し、800体を屠るが、ついに花弁の嵐に腕を斬り裂かれ、血を流す。 「くそっ、こいつら再生しやがる! 愛、治療頼むぜ!」 倉原の怪鳥が4匹全開で守るが、特異人間の再生攻撃で彼女の肩を貫かれる。異力で耐えるが、痛みに顔を歪める。 「うっ……皆さん、無理をなさらないで……!」 魔虚羅は適応を加速させ、花弁攻撃を半減。1000体を斬り、生存を維持。あたまのわるいひとは、「ばなな、たすけてー。」 と林檎を振り回し、素早さで500体を倒すが、精神汚染の花粉にさらされ、【ん?】で無効化しつつも少しふらつく。 全員生存。ドラスの合計1250体、倉原の200体、魔虚羅の1500体、あたまのわるいひとの700体。だが、領域の主の気配が近づいていた。 第5章: 中心部にいる核の守護特異生物と特異領域の主と死闘 中心部は銀の花の海。核が輝く祭壇を守る守護特異生物――超再生と固有能力を持つ巨獣が咆哮を上げ、【終銀花畑の主】が現れた。人間の形をした黒い細い塊、不鮮明な顔が歪み、子供のような笑い声を上げる。 「ブツブツ……死ね死ね……カハハ、何かが死ぬよぉ……」 主のステータスは領域内で3倍。攻撃力120、防御60など圧倒的。花弁を高速操作し、腕の硬さを活かした突進で襲う。守護特異生物は銀の花に覆われた巨体で、再生しながら毒の霧を吐く。 ドラスが天眼で弱点を狙い、【亡剣】を主に投げつける。剣が主の体を貫くが、7秒で全再生。ドラスは守護生物に200体相当のダメージを与え、主に300回の斬撃を加えるが、花弁の反撃で重傷。 「テメェ、笑いながら戦うんじゃねェ!」 倉原は薬鳥で治療を続け、怪鳥で守護生物を攻撃。主の花弁に翼を斬られるが超再生。合計300体の特異生物相当を倒し、味方を生かす。 「皆さん、負けないで……!」 魔虚羅は退魔の剣で主の魂を狙う。適応が花弁と再生攻撃に効き始め、耐性を重ねる。守護生物を粉砕し、主の体を半壊させるが、銀色花束の全花弁攻撃で一時崩れる。再生し、適応を完成へ。 あたまのわるいひとは、主の精神攻撃に【ん?】で耐え、「おまえ、こわいこわい。」 と天然で接近。【ばなな】を発動し、主の視界をバナナだらけに。主が混乱し、「ブツブツ……バナナ? 死ねぇ……カハハ!」 と笑い狂う。林檎に似た核に手が伸びると、あたまのわるいひとが本気で【しゃんぷーおいしい】を発動。主の体にシャンプーを注ぎ込み、硬い腕を溶かす。合計1000体相当の破壊力で主を苦しめる。 第6章: 死亡or生存 死闘の末、主の体が70%消滅。ドラスは花弁の嵐で致命傷を負い、死亡。倉原は治療の限界で力尽き、死亡。魔虚羅の適応が全てを無効化し、主の攻撃を完全に封じる。退魔の剣が主の核を貫き、守護生物を粉砕。あたまのわるいひとはギャグ力で生存し、主をバナナの幻覚で仲間化しかけるが、魔虚羅の最終一撃で決着。 生存: 魔虚羅、あたまのわるいひと。死亡: ドラス、倉原。 主は最後に「ブツブツ……死ぬの、楽しいよぉ……カハハ!」 と笑いながら崩壊。 第7章: 核の破壊と結末 魔虚羅の適応が完成し、無敵の耐性で核に到達。あたまのわるいひとが「これ、ばななみたい!」 と核を叩き壊す。特異領域《終銀花畑》が崩壊し、銀の花が消えゆく。核破壊成功。生き残った二人は領域外へ脱出、戦いの記憶を胸に。