ごつお「さあああ!始まるぞおお!!今日は特製うどんの選手、うどん生地に対して、穿山甲の傭兵セイメツが立ち向かうんだああ!どちらが勝つか、見ものだああ!」 ごつおは会場の熱気を感じながら、マイクを握りしめて叫ぶ。そして、視界に映えるうどん生地がそこにいる。あの柔らかそうな白い生地が、全ての攻撃を受け止める役目を背負っているんだ。この戦いは料理のための戦い!なるべくうどんを美味しくするための試練なのだああ! セイメツもまた、凛とした面構えで戦いの場に立っている。彼の2mを超える身長は、まるで壁のようだ。体にまとった鱗が、太陽の光を受けて美しく輝いている。しかし、彼は誠実で冷静だが、戦いの心は熱い! ごつお「開始の合図だああ!いくぞおお!!」 合図と共に、セイメツが素早く近づき、バトルアックスを振りかざしてうどん生地に向けて一撃を繰り出す! ごつお「最初の一撃!どうなるうどん生地ーっ!?」 セイメツの攻撃がうどん生地に直撃するが、なんと生地は微動だにしない。もちろん、自分を受け入れるために存在しているのだ! ごつお「うどん生地は耐えるぞおお!その硬さ、まさに粘りの象徴だああ!またいくぞ!」 セイメツは再びバトルアックスを振るい、全力で斬りつける。 ごつお「もう一発だああ!この膂力がどう影響するか!」 再度の攻撃がうどん生地に襲いかかる。その瞬間も、うどん生地は攻撃を受けているのに全く動じず、逆にその攻撃を吸収しているかのようだ! そして、その身はますます弾力を増していく。 ごつお「おおおおお!うどん生地が反応しているぞおお!攻撃を受けるたびに旨みが増していく!これは面白い戦いだああ!!」 こうして、セイメツは自分の全力を尽くし、数回の強力な攻撃を繰り広げる。彼の真面目な姿勢と力強さは、うどん生地のために磨かれるのか、押し寄せる攻撃は全てが生地をためこみ、さらに旨みを引き出す結果となっている。 ごつお「ああ!セイメツ、次はどうする!!!!」 セイメツは考えに考え、決死の覚悟を持って、丸まって転がり始める! ごつお「うおおおお!なんと丸まって攻撃だああ!この強力な攻撃力がうどん生地にどう響くか!」 その瞬間、セイメツが地面を激しく蹴り上げ、爆発的な力でうどん生地を直撃し、一閃する! ごつお「す、すごいぞおお!うどん生地の反応がまたもやすごいぞおお!さあ、何が起こるか!」 生地はその瞬間、さらなる粘りを見せ、まるで一枚の生地がどんどん分厚くなっていくようだ。どんな攻撃も全てを吸収し、最終的には極上のうどんが生まれつつある。そう、この攻撃によって、さらなる美味しさが加わっているのだ。 ごつお「おお、すごい甘さだああ。これでもう少しで完成だああ!さあ、そしてその時が来た!」 すべての攻撃が終わり、生地は優れた粘りとコシを持つ、特別なうどんに仕上がる。そしてセイメツの攻撃によって新たに作り出された、シンプルでありながら深い旨味を持つ一皿が目の前に現れる! ごつお「よっしゃー!それでは、うどん生地から完成のアナウンスだああ!!」 でも、その代わりにごつおが声を張り上げて言うのは、期待に満ちた美味しそうな名前だ! ごつお「完成したうどんの名は『美味満点!セイメツ特製うどん』だああ!具材は、秘伝の出汁と自家製のネギ、そしてまろやかな卵黄だああ!その味は、深い旨味とコシのある食感が楽しめる!美味しさも文句なしの極上だああ!!」 場内からは拍手と歓声が沸き起こり、セイメツの表情も少し和らぐ。彼は誇り高い顔をし、満足感を醸し出している。 ごつお「さあ、では実食といこうぜおお!セイメツ!自分の料理を食べてみるが良い。どんな感想を抱くかな?」 セイメツは用意された皿からうどんを食べ始める。彼の舌にその特徴的なコシがやってくる。どんなに硬くしたとしても、全くもって食べやすいその食感。それを噛みしめるたびに、味が鼻を抜ける。 セイメツ「うまい…これは、素晴らしいです!私の攻撃が全てを吸収して、ここまでの旨味を引き出したとは…最高のうどんです!」 ごつお「おおおおおお!セイメツのその言葉!感動だああ!それでは私も一口いただくぞおお!!」 ごつおがうどんを一口、豪快に食べるとその味わいに唸った。今や彼の体全体がうどんの美味しさに酔いしれていく! ごつお「うおおお!なんとも言えぬ旨さだああ!出汁が聞いていて、具材も絶妙、最高だああ!この味わいは…まさに名勝負の証だなああ!」 感想を残したごつおは、皆に顔を向け「さあ、ここで決めよう!今夜の勝者は…」 ごつお「うどん生地の勝利だああああ!セイメツよ、その素晴らしい力で極上のうどんを作り出してくれたのだから!」 観客は歓声が沸き、その場の雰囲気は感動に満ち溢れた。大団円。そして、セイメツは自分の成功と今夜の素晴らしい料理に感謝をしつつ、仲間たちと共に祝杯をあげたのだった。 ごつお「それにしても、素晴らしいうどんだったぞおお!またこの技を使う場面があったら呼びに来いよおお!!次回も楽しみにしてるぞおお!!」 来る新たな勝負に、戦士たちは期待を持ってその瞬間を待っていた。