色のない世界で迎えた死闘。Aチームは、無色、ヴァルター、瑠璃が揃い踏みし、彼らの前に立ちはだかるは、無限とも思える食人族の群れだった。圧倒的な数、250,000体の食人族が、彼らの前に蠢き、不気味に唸り声をあげていた。 無色は一瞬の静寂の中で決意を固めた。「みんな、協力しなきゃ! 俺が守る光を…いや、色を見せてやる!」彼は染色のスキルを発動し、まずは赤に染める。攻撃力が上昇し、彼の剣は鮮やかな色をまとった。 「その調子だ。俺がカバーする。」ヴァルターはクールに魔弓を構え、周囲を見渡す。「今がチャンスだ。灯火で視界を確保し、魔水瓶で罠を仕掛ける。」 食人族が一斉に襲いかかる。波のような肉体のうねりが迫り、彼らは逃げ場を奪い取ろうと集まって来る。その瞬間、瑠璃が魔銃『一等星閃』を構え、狙いを定めた。「恐れることは…愚かではない…はず。」彼女は引き金を引く。 彼女の怒涛の弾幕が飛び出すと、食人族は抵抗できずに次々と倒れていく。「星翔!」彼女が叫ぶと、その一瞬で周囲の食人族を跳躍して回避し、狙いを定めて連射!地面に転がる食人族、次々に弾に貫かれていく様は壮絶だった。 ヴァルターは魔弓を引き絞り、ブルータイドを呼び出した。「全力で行くぞ!」魔力を込めたその一撃が食人族の群れに放たれると、まるで海の波が襲いかかるように、押し寄せる力と共に、無数の食人族が吹き飛ばされる。 しかし、次々と仲間が倒れ、数の暴力に圧倒されそうになるAチーム。その時、無色が「俺は…この色に賭ける!」と叫び、染色【白】を使う。全ての効果が同時に発揮され、彼の剣に宿るのは、希望の光。仲間全員がその力を感じ取り、士気が鼓舞される。 「かっこいい! いくぜ、瑠璃!」ヴァルターがそう言いながら、着実に食人族の中心を狙う。 「絶射」瑠璃は冷静にそのニーズに応え、目をぎゅっと閉じても、食人族の群れの中心を放った。完璧な精度で命中したその弾は、衝撃波を伴い、周囲の食人族がまるで風に吹き飛ばされるかのように崩れ落ちていく。 やがて、食人族の残酷な抵抗は限界に達し、わずかに残った者たちも希望を失っていく。強大な力の前に、彼らの姿は次第に少なくなり、無色が奥義【七色の一閃(デット・レインボー)】を発動。 一閃の光が一気に群れを切り裂く。まるで虹のごとく輝く刃は無惨に食人族を貫通し、悲鳴と共にいなくなった。全ての力を結集したその瞬間、Aチームは勝利と成る。 食人族の数に圧倒されながらも、Aチームは見事に勝利を収め、無色は笑顔で「やった! 色がついた!」と叫んだ。 Winner:A 獲得ギル:5000