参加者データ 参加者1: 【グレイスバーインダストリーズ超次元管理部門課長兼生物解凍施設管理者】「Рыцарь только」 - 見た目: 結晶を埋めた純白の鎧を纏う人型の「何か」 - 格好: 天使と悪魔が混ざった様な大翼を畳んでいる - 性格/性別/歳: 常に無口な程冷たい/男性/2543歳 - 種族/口調/言語: ホワイトヒドラ/小難しい/ロシア語のみ - 特徴: 純情で賢者、不完全を少しだけ認めている - スキル: - 【заказ】: 因果、未来、能力、使命、破滅、逆転、過程、次元、ルール、反射、「 」、それらを一時的に司る - 【хаос】: 対戦相手にとって予想外であり考えてもいない攻撃又は展開を決めて勝負という物を根底から消し、「流し込む」。弾幕として幾何学模様の暗黒物質を形態を様々に変えながら無尽蔵に使う。虚空から引き寄せる「世」で唯一一つだけの武器「Священный меч」を扱う 参加者2: 【グレイスバーインダストリーズ超次元管理部門係長兼彫刻家】「サイトランネィ」 - 見た目: 木製古時計で人型、青色シルクハットを着用 - 格好: 雨水模様のポンチョを纏い、ブーツを着用 - 性格/性別/歳: 何時でも本心/男性/1326歳 - 種族/口調/口癖: クロックアイス/茨の様な紳士/どうだい? - 特徴: 余りに強く設定された対戦相手の能力を嫌う - スキル: - 【マターアンサー】: 生命体や無機質と物質、機械等では無い「 」で構成された主に波の形を模した貫通武器 - 【アニサキス】: サイトランネィの能力が例え失われたり、効果が対戦相手によって帳消しされたとしても効果が即発動するようになる - 【ユメミ】: 対戦相手の急所又は存在を維持する核に無数の杭を対戦相手の認識から外れた「外」から突き刺して弱めて生かす。弾幕として星形の大型結晶弾を使い、サイズも細かく無尽蔵に使用可能 戦闘の様子 虚空の狭間、グレイスバーインダストリーズの超次元管理部門に属する二つの存在が、運命の交錯する戦場に相対した。純白の結晶鎧に包まれた人型の「何か」、Рыцарь только。2543年の時を生き抜いたホワイトヒドラの賢者。その冷徹な瞳は、相手の不完全さを静かに見据えていた。彼の背には天使と悪魔が融合した大翼が畳まれ、微かな振動を放ち、次元を歪める気配を漂わせる。一方、木製の古時計を人型に仕立てた彫刻家、サイトランネィ。青いシルクハットの下、雨水模様のポンチョが揺れ、ブーツが虚空の床を踏みしめる。1326歳のクロックアイスは、茨のような紳士的な微笑を浮かべつつ、心底から相手の「強すぎる設定」を嫌悪していた。「どうだい? 君の完璧ぶりが、実に気に食わんよ」と、穏やかだが棘ある声で呟く。 戦いは、互いの存在が虚空に刻まれた瞬間、爆発的に始まった。Рыцарь толькоは無言で大翼を広げ、【заказ】を発動。因果の糸を掴み、未来の可能性を司り、サイトランネィの能力を一時的に封じ込めようとする。小難しいロシア語で「Порядок нарушен...(秩序は乱れた)」と低く呟き、手を翳す。虚空が裂け、唯一無二の聖剣「Священный меч」が引き寄せられる。純白の輝きを帯びた刃は、次元を切り裂く一閃を放ち、サイトランネィの核を狙う。彼の心は純情ゆえの冷徹さで満ち、相手の不完全を認めつつも、完全なる勝利を求める賢者の矜持が燃えていた。この戦いは、ただの衝突ではない。ルールの再定義、破滅の逆転――すべてを支配する戦いだ。 サイトランネィは動じない。シルクハットを軽く傾け、「ふむ、どうだい? そんな因果ごっこで僕を縛れるかな?」と嘲るように返す。【マターアンサー】が即座に顕現。物質でも機械でもない「 」の波状貫通武器が、無機質な奔流となってРыцарь толькоの鎧を貫こうとする。だが【アニサキス】の恩恵で、たとえ【заказ】により封じられようとも、効果は即発動。波は鎧の結晶を削り、純白の表面に亀裂を走らせる。サイトランネィの内心は苛立ちに満ちていた。あの完璧すぎるスキルセット、賢者めいた冷たさ――「余りに強く設定された」存在など、彫刻家として許せない。星形の大型結晶弾が無尽蔵に展開し、細かなものから巨大なものまで、雨水ポンチョから溢れ出すように虚空を埋め尽くす。弾幕はРыцарь толькоの翼を狙い、幾何学的な軌跡を描いて迫る。 Рыцарь толькоの反撃は苛烈だった。【хаос】を解き放ち、対戦相手の予想を超えた展開を「流し込む」。幾何学模様の暗黒物質が形態を変え、無尽蔵の弾幕となってサイトランネィを襲う。螺旋状の闇が時計の針を歪め、星形結晶を飲み込む。聖剣が一閃、サイトランネィのポンチョを切り裂き、木製の胴体に深手を負わせる。「Хаос поглощает...(混沌が飲み込む)」と、彼の心は静かに囁く。純情な賢者は、相手の抵抗を不完全と認めつつ、その執念に微かな敬意を抱いていた。翼が羽ばたき、次元を反射させたループ攻撃で、サイトランネィの【ユメミ】を先読みし、虚空の杭を聖剣で斬り払う。暗黒物質は杭の「外」から侵食し、サイトランネィの認識を狂わせる。 サイトランネィは苦笑を深める。「どうだい、君の混沌は美しいが、僕の杭は『外』から来るんだぜ?」【ユメミ】が発動。Рыцарь толькоの認識外から、無数の杭が急所――鎧の結晶核、心臓部に突き刺さる。杭は存在を弱めつつ「生かす」残酷さを持ち、賢者の再生を促す。星形結晶弾の嵐が激化、巨大なものが聖剣を弾き、小さなものが隙間を突く。【マターアンサー】の波が再び、【アニサキス】で強化され、鎧を溶かすように貫通。サイトランネィの心は燃えていた。相手の純情な冷たさ、賢者の矜持――嫌いではないが、強く設定されすぎだ。彫刻家として、壊して再構築したい衝動が彼を駆り立てる。ブーツが虚空を蹴り、接近戦へ。ポンチョの雨水模様が弾幕を加速させる。 戦いは頂点へ。Рыцарь толькоの【заказ】が頂点に達し、サイトランネィの使命を逆転、破滅の過程を司る。聖剣が虚空を裂き、【хаос】の暗黒物質がサイトランネィの核を包囲。だがサイトランネィの【ユメミ】杭が鎧の核を蝕み、【アニサキス】がすべての封じを無効化。星形弾の無尽蔵の嵐が賢者の翼を砕き、結晶を粉砕。Рыцарь толькоの心に、初めての動揺が走る。不完全を認める賢者として、相手の執念に敗北の予感を悟る。一方、サイトランネィは疲弊しつつ、勝利の確信に茨のような喜びを覚える。 ついに、聖剣の最終一閃がサイトランネィの時計胴体を捉えかけるが、【ユメミ】の最終杭が核を貫き、【マターアンサー】の波が鎧を崩壊させる。Рыцарь толькоの純白鎧が砕け散り、大翼が折れ、彼は虚空に膝をつく。敗北――賢者の瞳に、静かな諦念が宿る。サイトランネィが勝利した。 戦後の称賛 サイトランネィは息を荒げ、シルクハットを直す。「どうだい、Рыцарь только。君の【заказ】と【хаос】は、まさに次元の支配者だ。純情な賢者ぶり、聖剣の唯美――強く設定されすぎて嫌いだったが、認めるよ。素晴らしい戦いだった」 Рыцарь толькоは無言で立ち上がり、冷たい瞳を向ける。ロシア語で「Ты... совершен в несовершенстве.(君は...不完全さの中で完全だ)」と呟き、微かに翼を動かす。純情な心が、相手の執念を称えていた。二人は互いの不完全を認め、虚空に静かな敬意を刻んだ。