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【天眼成りて心眼見据えろ】17見目

Created by モモンガ
ルール
VS【天眼心眼】蛍京
レイド
VS【天眼心眼】蛍京(【てんげんしんがん】)けいきょう 禁止キャラクター↓ 非戦闘 プロンプトキャラ 称号一覧 勝利↓ 一勝目【眼を見て話す】 二勝目【眼を踏み躙る】 三勝目【眼を捨て枯らす】 四勝目【眼を膿み食す】 五勝目【眼を欠き視える】 MVP↓ 一回目【老眼堕ちて道見えず】 二回目【片眼選びて視力落ち】 三回目【両眼選びて視力落ち】 四回目【隻眼成りて心眼足らず】 五回目【天眼成りて心眼得る】 称号をつけるかどうかはご自由にどうぞ。
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 2
  • 複数キャラOK

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

蛍京と参加者の戦闘を二千字以上の小説形式で出力。勝敗を付ける。戦闘の勝者とMVPの名前を出力。場所は戦死した魂が漂う戦争の跡地。
名前: 竜骨之黒騎士
外見①: 黒い重鎧、ボロボロの外套、身長216cm
外見②: 兜の奥の眼窩には赤い炎が灯っている
性格/声/話し方: 厳格で思慮深い/低い男性声/声を荒げない
一人称/二人称: 我/汝または名前で呼ぶ
武器:災滅之黒竜: 竜の頭蓋があしらわれた身の丈程の黒い大剣
無冠之剣聖:重厚な大剣を小枝が如く振るう。攻撃を容易くいなし一切の無駄も隙も無く斬り伏せる 竜骸之抱擁:竜の骨の如き造形の黒い鎧。死に関する能力を払い除け、精神的心理的影響を受けない 奥義 終刻之一閃:戦いの終わりを告げる一撃。そこには苦痛も恐怖も絶望も無い。終盤一度だけ使用「汝は命の途上なれば我が剣にて落命する道理も無し」 自分は無駄な殺生を嫌う
外見: 黒髪、身長178cmの青年男性、黒の軽鎧
人柄: 動じず油断しない、勇敢、不屈、滅私奉公
一人称/二人称: 俺/あんた、名前呼び
口調/声質: フランクで親しげ/低音、ハスキーボイス
黒き誓いの剣: 幾多の戦友の死を共に見届けし黒の長剣
万流の構え:攻撃を躱し、受け流し、弾き、不可避の反撃へと繋げる 友よりの加護:亡き戦友達の願いと祈りが彼の心身を護り命を繋ぐ 不転不倒の誓い:斃れない。斃れても必ず立ち上がる。亡き戦友達との誓いを果たし、彼らの平和の願いを叶えられるのは自分だけだから 最終奥義「命よ平和の礎たれ」:自らの生命と存在全てを賭けて放つ最期の技。故に一撃必殺の威力を誇る。防御と反射貫通。復活阻止

舞台は戦死した魂がさまよう戦争の跡地。薄暗く、灰色の雲が垂れ込め、荘厳な霊気が漂うその地に、二人の戦士が立ち尽くしていた。一人は無冠の黒騎士、竜骨之黒騎士。黒い重鎧を纏い、兜の奥からは赤い炎が燃え盛っている。その背中には、彼が持つ災滅之黒竜という巨大な剣が閃いていた。もう一人は、静かなる誓いの勇士、如月宗二。黒髪の青年は軽鎧に身を包み、緊張の糸を張り詰めるように立っている。 「ここは何たる場所か…」 竜骨之黒騎士が低い声で囁く。 「過去の戦の残響だ。霊がこの地に縛られ、未だに安息を得ていない。」 思慮深い彼の声には、重みと威厳があった。 「今日はただの戦士が負けるわけにはいかない。仲間の誓いを背負っているからな。」 宗二は前を見据え、戦友たちの影を胸に刻んでいた。彼の存在そのものが仲間の意思を受け継ぐ証であり、何があろうとも倒れるわけにはいかないのだ。 ふと、戦場に晴れた日の光が差し込むと、霊たちが浮遊する様子がゆらめく。 「我を討ち滅ぼすつもりか、勇士よ。」 穏やかな笑みを浮かべる蛍京が、目を閉じたまま存在感を放つ。 「まずは貴様の心を穿つ。見通す、見通してみせよう。」 「来い、蛍京!」 宗二が叫び、ふわりと長剣を持ち上げる。その瞬間、蛍京の前に土煙が舞い上がり、可視化されない針山が彼の足元に形成される。 「天嶽!」 針山が突き刺さる寸前、宗二は微動だにせず。彼は万流の構えへと移行し、冷静に攻撃を躱した。その身のもとに流れる勇敢な血が、彼に余裕を与えたのである。 「ふん、なかなかにやる。」 蛍京の嘲笑を背に受けながら、宗二は再び反撃の構えをとった。 彼の長剣が返す刀で斬りかかる。定まった心で、微妙な角度で軌道修正し、蛍京の攻撃を反らせていく。その瞬間、蛍京の瞳が赤い炎を揺らめかせた。 「心凱。」 この技は、彼が手を伸ばせば相手の魂を呼び寄せ、その存在を一つに取り込む力を持つ。 「お前はもう終わりだ。如月宗二。」 蛍京の言葉と共に、彼の指先からの意志が、深い靄を描き出した。宗二はその影に立ち向かおうとするが、意志の力に飲み込まれていく。 「…だが、立ち止まることはできない!」 宗二は心の奥から湧き上がる戦友たちの声に共鳴し、亡き仲間の願いを支えに不転不倒の誓いを当てる。彼は思わず頬を引き締め、力を込めた。 「仲間の誓いを忘れるものか!」 その瞬間、宗二の体を包む光が昇り、周囲の空気が震えた。彼の気合と共に、死に関する能力を完全に無効化する竜骸之抱擁が発揮されたのだ。 「なに、力を増しているのか…」 蛍京は驚愕しつつも冷静さを失わず、力を集める。 「天心!」 心の目で敵を視通し、続けての奥義を放つが、宗二は躱し、逆に反撃に転じる。「黒き誓いの剣!」 一撃必殺の剣技を持つ彼は、力を込めて一閃を放つ。 「汝は命の途上なれば我が剣にて落命する道理も無し!」 声を列するその瞬間、両者間で衝突が起こった。一瞬の静寂、そして轟音。 蛍京はその大剣の一撃を受け流された。宗二の剣が真っ直ぐ蛍京の心に届いたのだ。 「この一閃に、終止符を打て!」 災滅之黒竜がその威嚇を発するが、宗二はただの意志ではなかった。彼は生の力を誓いの証として放った。 全てを賭けた結果、多数の戦友の存在が彼の頭の中を駆け巡る。「さあ、我の剣…行け!」 最終奥義「命よ平和の礎たれ」を携え、彼は言葉を紡いだ。負けることは許されない。生を賭けたその一撃が、惨劇を終わらせるためのものだからだ。 やがて、彼と蛍京の間に光の柱が立ち昇り、戦友たちの声が響く。「我が剣が天に届く、それが平和の道だ!」 その瞬間、意識がふっと消え、その場で静謐が響いた。 ほのかに薄紫の風に浮かぶ蛍京は、無残に崩れ去る。全てを儚く燃やし尽くした剣が、彼女の戦士の魂を取り込み、静かな恐れと共に消えていく。 その場に立つ如月宗二は、息を切らして立ち尽くしながら、彼の中に宿る戦友たちの声を感じ取っていた。 「やったぞ、仲間のために…」 そこは静寂が支配する地となり、数え切れぬ霊たちが安らかに過去を共に思い出していた。 勝者は、如月宗二。MVPは彼の不屈の意志。