暗闇の迷宮、どこを見てもただの漆黒。その場所では視覚が無効であり、参加者たちは音や振動、感覚を頼りに敵の位置を探らなければならない。残酷な戦いが今、始まる。 最初に動き出したのはエス・フォンテーヌだ。彼の赤い目が暗闇に慣れる中、確実な狙撃の距離を測る。静かな心の中に、過去の栄光が蘇る。かつて、大統領を二度も暗殺した凄腕の狙撃手―エスは冷静に周囲の音に耳を傾ける。「全ては実力次第…」彼は短い言葉を呟き、静かに狙いを定めた。 一方、その音をうまく利用していたのは【ゲコっと鳴忍】アマノシズクである。彼は忍び装束に覆われ、回り込むように進んでいた。「鳴忍一の切れ者参上でゲコ!」と、彼の小さな体が素早く迷宮の隅に潜み、あたりを警戒する。彼の鳴き声は武器でもあった。そのため、倒れている音で敵に気づかれることを避け、静かに次の行動を考えた。 「てやんでぇ!」と笑い声を上げながら、ダイークが周囲に罠を仕掛ける音が響く。彼はその大工としての腕前を生かし、急速に周囲に家を建てる準備を始める。無邪気に見える彼の表情の裏には確かな悪意が潜んでいた。それを敏感に察知したアマノシズクは、音を活かしながらダイークの近くへと近づいていた。 迷路の奥では、コンテニューが冷静に全体を分析していた。「ここには罠と暗殺者もいる…」彼は慎重に進みつつ周囲の動きに目を光らせる。そして、彼はその場で事件を観察し、敵たちの策略を探ることを決意した。 突然、エスのスナイプブレイカーが放たれた!彼は狙いやすい音がした方へ向けた弾丸を発射。しかし、音のバランスを崩したアマノシズクは自らの鳴き声を響かせ、敵の注意を逸らす。鳴球が衝撃的に着弾し、エスの耳を塞いだ。続いて、アマノシズクは柔音筒を使い、エスの正確さを半減させる。 次に、エスはダイークの罠が仕掛けられた場所に近づく。音が消えた瞬間、ダイークが仕掛けた家が突如として現れる。「この家に入ったら、出られぬぜ!」と彼は不敵に笑う。だが、アマノシズクはその家の中へ入る前に隙を突いてアナウンスする。「拙者が止めるでゲコ!」彼は迅速に鳴き声を響かせ、ダイークの目を引くことに成功した。 攻撃を浴びたダイークは一瞬どうしたらいいかわからず、その隙にコンテニューが忍び寄る。彼は密かにこの場面を分析しており、エスとアマノシズクの連携を見越して「今だ!」と思い。その瞬間、スナイプブレイカーがまたも発射され、見失っていたアマノシズクが激痛に襲われさせられる。 「鳴忍…が、負けてしまう……でゲコ…」彼は声を震わせながら地面に倒れ、暗闇の中に消えていった。 残るはエスとダイーク、そしてコンテニュー。だが、前の戦闘の経験が生かされたのはコンテニューだった。「今度こそ仕留めるで!」彼は再度、分析をし直し、ダイーク攻撃をためらわせた直後、エスが弾を放つ。 だが、その瞬間、コンテニューの「オーバークロック」が発動し、彼のスピードと力が倍になった。エスに瞬時にアプローチし、一気に決めた!「よいしょ、ダイーク!」 最後に立ち上がるのはコンテニュー。彼は冷静さを取り戻し勝利するのだった。 《コンテニューが勝利した…》