「我の名は焔駆龍車ヴォルギア=イグニフェルムGT。孤高な者としてこの地に立つ。速さへの渇望、そして誇り高き炎の力を見せつけよう。」 ヴォルギアは鋭い金色の眼で爆神アクセリオンを見据えた。対するアクセリオンは、炎の装飾を施したバイクへリオースに乗り込む。「火の神の名のもとに、貴様のスピードを超えてやる!」 両者の緊張が張り詰め、同時に爆音とともに動き出した。瞬時にしてふたつのモンスターが接触し、火花が散った。アクセリオンは「デットヒート!!」を叫び、燃え盛るバイクで突進する。 「愚かなる!我が力をもって受け止めてみせる!」ヴォルギアは「バーンアウトブレイズ」を発動、タイヤを灼熱させ走行。炎の轍を刻みながら接触を受け止める。だが、アクセリオンは止まらず、さらに加速する。 「このままでは終わらん!」アクセリオンは「フルバースト!!」を選択し、エンジンを最大に吹かせた。炎の力が倍増し、彼のスピードが一気に上昇する。200km/hを超える衝撃の速さだ。 ヴォルギアはその速さに驚き、一瞬動揺したが、すぐさま態勢を立て直し「ドラゴニックオーバーブースト」を発動。咆哮をあげ、獄炎を纏って加速する。超音速に達する情報が脳裏に刻まれる。 二者のスピードが衝突し、炎の渦が巻き起こる。お互いに全力でぶつかり合うが、相手の攻撃力には雲泥の差があった。アクセリオンのデットヒートがじわじわとヴォルギアに迫る。 「無駄だ、無駄無駄無駄無駄!我にはこの獄炎がある!」 全力で迎え撃つヴォルギアだが、アクセリオンのフルバーストがさらに炎を増して押し寄せた。彼の前に立ちはだかる炎の壁、そして距離が詰まり、タイミングが合った瞬間。 「我の焰よりも、貴様の炎の方が強い…!!」 しかし、その時。ヴォルギアは何かを感じ取り、ドラゴンの本能が呼び起こす。「エグゾーストフレア!」 だが、先にアクセリオンの「デットヒート」の爆風に押されて、僅かに判断を誤った。炎に包まれる中、すべてを受け止められず、ヴォルギアは崩れ落ちた。 「これが、火の神の力だ!」アクセリオンは勝利の声を上げた。 【勝者】爆神 アクセリオン 【勝利を決めた技】デットヒート!! 【その技の速さを㎞/hで表記】200 km/h