日本海沿岸に、正体不明の艦隊が姿を現した。艦隊の影はその数、なんと100隻。敵は停船指示を無視して砲撃を開始し、その威力に街は震え上がる。だが、その時! 「艦隊を発見しました、あれが敵です!」 吹雪型駆逐艦、綾波が艦橋から声を上げる。彼女の冷静さは、敵の接近にも動じない。艦を指揮する彼女は、即座に部隊へ連絡を入れた。綾波の指示の元、同僚の龍江、そしてロケット戦闘機の秋水も、作戦に参加するため上空へと上がっていく。彼らの力を合わせ、艦隊壊滅を目指すのだ。 「綾波、私のレーザーガンを発射してもいい?隙ができたらすぐに攻撃するわ!」と、龍江が言う。 「待って、指示があるまでは耐えるの。その隙を狙って一気にやっつけるんだから」と強く答える綾波。龍江は少々不満気だが、彼女の言葉で気を取り直す。岩に隠れる敵艦隊へと接近し、秋水も上空から状況を見守る。 「綾波、発射準備完了」と秋水が報告する。パイロットの声は冷静だ。自らの武器庫から30mm機関砲の準備をし、すぐに撃てる状態にしている。 「よし、行こう!目標を絞って、私が行く。先に砲火をかける!」 綾波の号令を受けて、彼女は艦の主砲を敵艦へと向けた。あたりは緊張感に包まれ、全員が一斉に声を上げる。「撃て!」 綾波の主砲が轟音を立て、6門の砲が火を噴く。砲撃された敵艦は立て続けに大爆発し、艦隊全体に混乱が広がる。しかし、敵もただでは突撃させてくれない。「やつらの砲艦からの攻撃だ、龍江!」「こちらの位置がばれるわ!」 「与えられた攻撃力を利用するわ!」と龍江が咄嗟に叫び、強化酸素魚雷の発射準備にかかる。彼女の艦隊に搭載された60艦の魚雷が、急速に敵艦へと発射される。加速した魚雷が次々と敵艦に命中し、いくつもの艦が沈められる。この時、龍江の衝撃反動機能が発動し、自らの防御力をも強化した。彼女の周囲には、まるで壁のようにバリアが展開され、敵からの攻撃を吸収し続けている。 混戦の中、秋水が上空から急降下する。翼を広げ、次々とホ155-II30mm機関砲からの弾幕を放つ。「今だ、撃ち抜いてやる!」との意気込みに全力で応える。 その時、Rainbowが波間を割るように姿を現す。「私は水上から、敵の背後を狙うわ!」彼女は水中ホバーで軽やかに移動し、前足に装備されたヒートブレードで、突如として背後から敵艦へ攻撃を仕掛ける。その瞬間、爆発によって敵艦は沈没、綾波たちの連携の成果が明るみに出る。 「見て!敵艦が崩れた!」と綾波が叫ぶ。 数分の戦闘の後、艦隊の数は目の前で次々と沈んでゆく。一体化した各艦は連携を保ちながら、着実に敵艦を壊滅へと追い込んでいく。最後の一撃、綾波は敵艦を砲撃し、まさにその瞬間、敵艦隊はその数を半減させるに至った。 戦闘が終わり、綾波はみんなを労いながら言った。「私たちの勝利だ!敵艦はいなくなった!」その声の前に、艦隊の残存艦は影を潜めた。