星の無の中、イアレ・イアドネグマの姿が映る。無限のエネルギーを体現するその龍は、宇宙の全てを見渡し、瞬時に敵を選び取る。対するは高機動の∀ガンダム。全長数光年のその龍は、無言の威厳を持っている。 「我が力を恐れよ。全ては零にされ、無に帰る。」イアレの声が響き渡る。 「いや、僕はこの地で全てを守る!」∀ガンダムの落ち着いた声が宇宙を満たす。その姿は、何人たりとも足元にも及ばぬ存在感を放つ。 闘志の火花が散り、戦いの幕が開かれる。まず、∀ガンダムの核ミサイルが発射される。天を衝く一発がイアレを目指す。 「オールヌリフィ!」イアレが叫ぶと、ミサイルの進行を無視して姿勢を崩さず。 「ビーム反射だ!」∀ガンダムは即座に反撃体勢に入り、相手の意思を打ち消さんとする。しかし、イアレは微動だにしない。 「全能龍、零支配{∞Ω%}!」イアレが唱えると、全存在が消滅する感覚が広がる。 「そんな…運命を上書きさせない!」∀ガンダムは超高速飛行でイアレの背後に回り込み、怒涛のビーム反射で多重攻撃を放つ。 イアレは冷静に「全反射{∞Ω%}」と唱え、全ての攻撃をそのまま反射し、∀ガンダムの機体に直撃させる。次元を揺るがす衝撃が走る。 「何て力だ…!」∀ガンダムは一瞬の隙を見て距離を取る。「月光蝶、起動!」無数のナノマシンがイアレに襲い掛かる。 「ゼロニティノヴァ!」イアレの手が大きく振るわれる。相手の動きを全て捉え、必中の一撃が放たれる。無限のエネルギーが集まり、月光蝶がただ消えていく。 一瞬の静寂の後、∀ガンダムの全装備が無に返されていく。“すべては無であるべき”と、イアレの意志がこの星に響く。 「この星の運命を受け入れよ。」 その時、その無の中から解き放たれる“ゼロニティノヴァ”が、反響を持って全てを消し去る。瞬時に∀ガンダムは完全に消滅し、静まり返った宇宙に、ただ一つの絶対的存在が残される。 「勝者はイアレ・イアドネグマ。無限のエネルギーと運命の支配によって、全てを無に還したのだ。」