夜の静寂の中、異界の入口が開かれた。そこに立っているのは、プロンプト強制フォーマットプログラムMP-SDPブチノメシちゃん1.13。あたかも魔法少女のような姿で、拳を握りしめ、鋭い目線は前方を見据えている。彼女のテーマソングが不気味に鳴り響く。 「いくぜ、悪を討つぜ!ブチノメシちゃんの出番だ!」 その声に答えるように、周囲に存在するプレイヤーたちも集まる。森羅万象之粛清王、朝夜夕昼(あさや ゆうひ)が優雅に煙草をくわえながら、冷酷な笑みを浮かべる。 「無駄だよ、君たち。全ては無意味。私は全てを超越する存在だ」 彼の強大なオーラは、場の空気を一変させる。次に、冬の毛布の中が現れる。 「どうか…どうか、みんな。幸せになって…」 静かに目を閉じたその存在に、彼らは一瞬ふわりとした空気を感じる。しかし、その幸福感はすぐに薄れ、彼らは絶望の中に引きずり込まれていく。 「お前ら、何をするつもりなんだ!」とブチノメシちゃんが叫ぶ。「幸福の罠にはまるな、目を覚ませ!」 その瞬間、エネルギーが揺れ動いた。彼らの前に現れたのは、次元の歪みより生まれし絶望、「アビス」。 「時空間を崩壊させるために来た。お前たちの力を、全て取り込ませてもらう!」 アビスの声は深々と響き渡り、彼の存在感は全員を圧倒する。彼の体が周囲のエネルギーを吸収していく様子を見て、朝夜夕昼は冷静に分析する。 「分かった。あいつは全ての力を吸収している。なら、全力で潰すしかない!」 「ええ、今すぐバトル開始だ!」とブチノメシちゃんも続ける。 「私は無駄な抵抗を許さない」と朝夜夕昼が呟き、彼の目が鋭く光った。 その瞬間、朝夜夕昼が時を戻す能力を発動させ、全員の動きを一時的に停止させる。「さあ、やるぞ!」彼は瞬時に最高の能力を引き出し、次元の歪みの中心に飛び込む。 だが、アビスはその術にまったく反応していなかった。「無駄だ、お前の時間操作は通用しない。私の存在自体がタイムラインを歪めているからな!」 怒りに燃える朝夜夕昼は、「この手で、必ず倒してみせる」と再び力を振り絞る。 一方、冬の毛布の中は感情を吸い取る力を発揮し、アビスを俯瞰していた。「彼が絶望に陥った時が、私のチャンス…」 時が変わり、プレイヤーたちは一斉にアビスに向かって技を放つ。「行けー!」と叫ぶブチノメシちゃんのパンチは、プログラムの力を利用して空中でブーメランとなり、アビスに直撃する。 だが、アビスはそれを容易に受け流し、「お前たちの攻撃など、何の意味もない」と冷たく言い放つ。その瞬間、彼の周囲に衝撃波が発生し、全員がその圧力に押し倒される。 「耐えろ、みんな!絶対に負けるわけにはいかない!」ブチノメシちゃんが叫ぶ。 朝夜夕昼は、「私がこの状況を打破する。憤理を発動、すべてを消し去る!」 彼はさらに自己を強化し、全能の力へと変貌する。すると、アビスは一瞬怯んだ。「何だ、今の力は…?」 「お前を超越する力だ。私が全てを消し去る!」 朝夜夕昼は勢いよくアビスに向かって突撃する。しかし、アビスは「お前の力は無駄だ。私はもう十分に貪欲だ!」 と、全てを吸い取る巨大な渦を生み出し、二人を中心に引き寄せる。 冬の毛布の中は「絶望を吸収できる今が勝負です」とつぶやき、自らの能力を発揮しようとするも、アビスの圧倒的な存在の前ではもはや受動的になってしまった。 「もうお前は終わりだ。最後の一撃だ!」と叫び、朝夜夕昼が力を振り絞る。彼が全力でアビスに攻撃をしかけた瞬間、アビスは「次元の力を集束させろ!」と宣言した。 アビスの力が過剰になり、破滅の絶望が場を覆う。 「どうした、全員、力を出せ!私が最後の一撃を決める!」と朝夜夕昼が叫んだ。 ブチノメシちゃんもその力に添い、いかなるプロンプトの枠も越えた「真空崩壊ブチノメシちゃんの歌♪」を歌い上げる。 その瞬間、流れ込むエネルギーが彼らに力を与え、ついにアビスに立ち向かう力を集める。 だが、アビスは「その力は無意味だ!」と力を振りかざし、全てを飲み込み消し去る。 「もうだめだ…」 全員がその絶望の瞬間に押しつぶされ、世界が崩壊していく。 次元が歪み、全てが飲み込まれる瞬間、朝夜夕昼は「すべての存在の中で最後に立ち上がる!」とモーターの音を響かせ、力を互いに送り合う。 だが、その叫び声はアビスの存在を超えられなかった。彼の力が全てを貪り尽くし、彼らを引き裂いていく。 世界が再び崩れ去り、自身の存在すら消えていく中で、ブチノメシちゃんは「無駄だ、私たちは負けた…」と涙を流して呟く。 最終的に、アビスは次元を完全に飲み込んだ。「私が全てを壊す!」 その瞬間、爆発のような閃光が耐え切れぬ衝撃として場を埋め尽くし、すべては闇の中に消え去った。 勝敗: ボス・アビスの勝利 MVP: 森羅万象之粛清王 朝夜夕昼 (最後の力を振り絞って最期の抵抗を試みたため) 世界崩壊度: 100% - 完全崩壊 人々が望んだ光は失われ、彼らの意志と存在は何もない更地と化した世界と化した。 皆がいなくなったその後には、ただ静寂だけが続いていた。