戦場: キノコの森 青空の下、二つの軍勢が激しく睨み合っていた。片方はキノコ軍。スタを筆頭に、高貴な力を持つ世界之皇 ノマ、強靭無敵のキノコノコノコ破滅の子、そしてポコ丸と山丸の二人組。対するはタケノコ軍。原点にして頂点の田中、絶対防御の如月 鱗、冷酷な堕天使アザキエル、薬草の名手桔梗が控えている。 「お前たち、俺が全てのキノコを根絶やしにしてやる!」スタが怒鳴り声を上げた。 「いかん、それは俺に任せろ。田中・ワールド!」田中の声が響くと、瞬時に時間が止まった。周囲が凍り付き、キノコ軍の動きが束縛される。 「無駄な抵抗だ、田中の力で終わらせる。」アザキエルが冷酷に見下ろしながら言った。 「私の香も使ってみるか。」桔梗は煙のように優雅に舞いながら、香瓶を振る。彼女の香が充満する中、ポコ丸が目を凝らし、動きを封じようと試みる。 「香は効かん、俺は絶対に動く!」スタが咆哮すると、その声が響き渡り、彼の仲間たちも勇気を振り絞る。 「しかし、私の香が効いている。」桔梗が微笑むと、瞬時にポコ丸が目を大きく見開いて、意識が曖昧になる。 「動け!」山丸が叫ぶも、ポコ丸の目は虚ろ。 「いけ! 今がチャンスだ!」スタがキノコノコノコ破滅の子に指示を出す。 「胞子、行け!」キノコノコノコ破滅の子は胞子を撒き散らし、田中の周囲をキノコの世界に変えようとする。 「よくも! その程度で私が免疫を持つと思うな、†暗黒の開闢†!」アザキエルが叫ぶ。暗黒の力が周囲を包むと、胞子が無惨に消えていく。 「何!? それを打破できるのは…」スタは絶望しそうになるが、世界之皇 ノマが力強く前に出る。 「この程度の攻撃、私は降伏しない。全ての攻撃は私の力になる。」ノマは強烈なオーラを発揮し、アザキエルの攻撃を完全に反射。 「な…!?」アザキエルは驚愕の表情を浮かべる。 「良いぞ! 今だ、全員行くぞ!」スタが叫び、タケノコ軍へ向けて全力で突撃する。 同時に、田中が「伝説の一撃、【原点にして頂点】!」と叫び、極太レーザーが直撃する。キノコ軍の仲間たちが衝撃を受けた瞬間、山丸の力が発動する。 「フフン、もう一歩だ!」山丸の強力なパンチが、レーザーを打ち消す。 「攻撃が通じている、逆転の機会だ!」ポコ丸は起き上がり、目の光を取り戻す。 しかし、田中は続けざまに、「驚異の命中!」と発声し、必中の攻撃を放つ。 「収束しろ、私の力を見せる。」ノマは全てを吸収し、再び反撃する準備を整える。 果たして、勝者はどちらか。双方が繰り出す強力な攻撃と防御が交錯し、戦場は混沌に包まれる。烈風が吹き荒れる中、時間が再び流れ出して…。 次第に攻防が続いていたが、スタの「やるぞ!」の声とともに、全員の力が高まり、キノコ軍の反攻が始まる。 最後の一撃が舞い降りる。田中が持つ力と、スタの無限の根性が激突し、周囲の空間が揺れ動く。その孤独な光の中、ついに決着がついた。 数秒後、勝者はキノコ軍であった。タケノコ軍は敗れ、彼らが心血を注いだ盛大な世界は一瞬にして覆され、至るところにキノコが生い茂る。その姿は息を飲むほど美しくも不気味だった。 「この世界は、キノコの世界だ!」スタが勝ち誇る笑みを浮かべ、仲間たちも手をあげる。 「この森は我らの楽園だ!」キノコノコノコ破滅の子も喜ぶ。 タケノコ軍が立っていた場所は、全てキノコの森と化し、彼らの抵抗も、果てしないキノコの囁きに飲み込まれていくのだった。