スタジアムの幕開け 天の川銀河の中でも遥か遠いどこかに位置する一角に、戦士たちの闘いを見届けるために集まった観客たち。人間や異星人、さらには千年の時を超えた者たちが混ざり合い、スタジアムは熱気に包まれていた。観客はそれぞれの応援を送り、キャラクターたちにもその期待が伝わる。今日、ここで名勝負が繰り広げられることを皆が待ち望んでいた。 マイクロフォンを持つアナウンサーが声を張り上げた。 「はい、皆さん!本日のバトルロワイヤル、間もなくスタートです!参加キャラクターは、筆箱戦士ケシペン、紐切り鎬昂昇、夜明けを迎えし異界の英雄イドラ、キューブぬっこ、カルカ・始末依頼請負人、雷槍の龍人トレノ・インパルス、そして神を詐称する最高権力者Raven、最後に全銀河の管理者ルクス・ユニバース!それでは、熱い戦いをお楽しみください!」 激戦の始まり 観客席が沸き立つ中、戦士たちが各々の位置につく。彼らの目には揺るぎない決意が宿っていた。まずは、筆箱戦士ケシペンが我が道を行くかのように先陣を切った。 「さぁ、どれだけ消して見せるか!ケシ消し!」と叫ぶと、周囲のエネルギーを吸収し、相手の周りに明るい光を発生させる。 「おいおい、俺の流派ではそんなもん消せねえぞ!」と、鎬昂昇が短く呟き、鋭いキックで地面を蹴り上げる。 「どうやら君もコードを切る必要があるようだ!」 彼の足先はまるで刃物のようにしなり、周囲の空気を斬り裂く。ケシペンは反応し様子をうかがうが、そこに突如として雷光が現れる。 「俺の雷槍を食らいな!」と叫ぶトレノ・インパルスが電気を帯びた槍を構えると、訴えるような笑顔で突進してくる。 「いくぜ、エレキバースト!」 地面を叩きつけると、激しい衝撃波が中心から放たれ、選手たちはその圧力で後退した。【夜明けを迎えし異界の英雄】イドラが彼の眼前に立つ。 「さあ、どこまで耐えられるか、視えるかしら?」 * 戦闘が激化していく中、カルカは冷静に場の雰囲気を伺っていた。「まだ行けるか。」とりあえずは観察だ。じっと敵の動きに目を凝らす。 「果ての目」 カルカがそのスキルで相手の能力を吸い上げると、内心で彼はほくそ笑む。「やれやれ、力の資源を拝借させてもろて、これでちょっとは遊びやすいな。」