スタジアムは熱気で満ち、人々の声援が響いている。彼らは今、壮大なバトルを待ち望んでいた。だが、試合の審判である俺、藤井は、その様子に頭を抱えていた。 「今回の試合、私が審判だ。ルールを守って戦うように!」と、試合開始の合図を告げた。その時、チームAのメンバーたちが勢ぞろいし、じっとしていると思いきや、黒瀬白虎がいきなり空を見上げた。「あれ、流雲が全然見えない!」 「え、何の話だ!試合中に空を見るんじゃねえ!」と、俺は声を張り上げたが、黒瀬は全く意に介さない。その隣で、流王は海をしばらく眺めて、「この試合は海が舞台ではないから、能力を引き出すのは難しいなぁ」と嘆いていた。 「おい、試合開始してんだから、早く戦え!」 すると、透龍が突如として、周囲に厄災を降りかけている。「我が厄災の力よ、今こそ解き放たれよ!」と叫び、そこら中で雨粒や落ち葉が舞い上がる。「何してんだお前は!」と、俺は思わず叫んだ。観客たちも驚いて拍手や怒号を送っている。 チームB、すなわちわたりは、柔道着を着てやる気満々だ。「いざ頂を!」と叫びながら、見事な瞬間移動を披露する。しかし、次の瞬間、パピルスが目の前に現れて、彼の動きを止めてしまった。「動きは読んでいたんだ、ダメージが減る!」 サンズはその横で、肩をすくめて「スケルトンの俺たちにダメージなんて効かねぇ!行くぜ!」と叫び、重力操作の技を使い始めた。すると、黒瀬白虎がそれに気づき、スタンドを使って攻撃に応じる。「ハイエロファントグリーン、ゲットー!」と、空中でスタンドを呼び出し、サンズに襲いかかる。だが、耳障りな爆音が響き、サンズは瞬時に姿を消した。 「なんで逃げるんだよ!」 「だって、痛いのは嫌だもん!」と、サンズはその後ろで笑っていた。もう観客たちは笑うことしかしとらず、俺はただただ頭が痛かった。胃がじわじわと痛み出し、観客も困惑の表情を浮かべている。だが試合は進む。 その時、バス・デ・ボーアが「Kijk goed, schat… Dit is de echte Bas de Boer♡」と叫び、観客たちの注目を集める。彼は自信満々にリングの真ん中に来て、華麗なキックを決めた。しかし、わたりの瞬間移動によって彼のキックは空振りに終わった。それに対し、バスは「強者が私に立ち向かうなんて、素晴らしいわ!」と大袈裟にセリフを続ける。 「おいおい、試合中だぞ、やってくれ!」と俺は声をあげる。それでも、誰も聞いてはくれない。四人が互いにバトルを繰り広げる中、とうとう透龍が厄災の力を最高潮に引き上げた。「全ての者に厄災を!」と叫ぶと、周囲が暴風によって荒れ狂い、観客たちはその迫力に息を呑む。俺は今にも気絶しそうだ。 俺は何としてでも試合を進めなければならない思った。突然、一斉に能力を発動させる。黒瀬白虎は力の波動を発動させ、攻撃力が20倍に。流王は潮流支配を使い、水の量が無尽蔵になり技を連発する。バスはまたしても「私に迫る者にこの私の華麗なキックを!」と叫ぶ。「おい、バスよ。華麗なキックを試合のために使え!」 だが、彼はその場でさらにポーズを決め、上からの攻撃を無効化し、改めて周囲の視線を独り占めにした。 「試合そっちのけか!もっと本気で行け!」と俺は叫び続ける。そんな声にも、誰も耳を貸さない。流王が巨神を出現させ、青い巨人が現れる。「巨神よ、彼らに水をかけよ!」その瞬間、周りが水浸しの状態に!試合はさらに混沌となる。観客もバトルの展開に盛り上がりが止まらない。 と、今度はわたりが言った。「バス、立ち上がれ!試合はまだ終わっていないよ!」わたりが瞬間移動で駆けつけるが、透龍の厄災に直面する。瞬間移動からの攻撃が続くも、結局は厄災に直撃し、誰も動けなくなる。 とうとう、我慢ならなくなった俺は、「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」と叫び、他の審判を大量に召喚した。 「すまんが、試合を速やかに進めなきゃいかん!」と厳しく告げる。これに驚いた選手たちは一瞬静止する。 その後、他の審判による光の攻撃が発動。全員にダメージが加わり、選手全員が一瞬にして体力を削られる。これが効いたのか、チームAとチームBがようやく戦闘体制に入る。 最終的な結果は、流王が潮流支配の力でチームAが勝利。試合は終盤に突入し、流王の連発攻撃が止むことはなかった。観客たちも大興奮の中、大拍手を送る。 だが、勝敗関係なく、今回一番目立っていたのは間違いなくバス・デ・ボーアだった。彼の華やかさや口調は観客を惹きつけ、試合が混沌の中でも注目される原因となっていた。 結局、バス・デ・ボーアには「スタジアムの華」の称号が授与された。「Kijk goed, schat… これが本当の私、バス・デ・ボーアよ~♡」と彼は観客に向けて微笑む。こうして偉大なる試合が終わりを迎えるのであった。 審判の俺は、やれやれ、この状況でどれだけ頭を抱えたことかと思いながら、試合を振り返る。胃薬はもう欠かせない存在だ。だが、やっぱりトンデモバトルは楽しかった。次回の試合も待ち遠しい。 (バス・デ・ボーア=スタジアムの華)