【参加者の入場】 闘技場の砂塵が舞う中、異様な面々が集結する。狂気に満ちた笑みを浮かべ二本の大剣を担ぐランゴ・スター。原型を留めぬ不定形の塊「何かの融合体」。虚無を纏い静かに佇む終源黒。太陽のごとき熱量を放つシューゾー。平穏を願いつつも冷酷な瞳を光らせる吉良吉影。眠たげに欠伸をする黒化魔法少女メイ。そして、模倣の化身フレクシア。 一方、観測席には世界戦闘力協会の三名――メジャー博士、マダム・スキャン、プロフェッサー・ブレイクが陣取っていた。そこに、なぜか体躯が多元宇宙規模の巨躯である志由梨・アンダースタンドが体育座りで混ざっている。 「おい!君は誰だ!ここから出なさい!」 ブレイクが怒鳴るが、志由梨はつぶらな瞳でじっと彼らを見つめ、切なそうに首を振った。その無言の懇願に、三人は思わずたじろぐ。 「……ふむ、解読不能な精神波だ。だが、この純粋な『やりたい』という欲求……認めざるを得ないな」メジャー博士が眼鏡を光らせ、特例で彼女を審査員に加えた。 【戦闘描写】 合図と共に、ランゴ・スターが咆哮し突撃した。「誰が俺を満たしてくれんだぁ!!」 その剣が吉良吉影を襲うが、吉良は冷静に「キラークイーン」を起動。触れた瞬間に爆発させるが、ランゴは爆炎に包まれながらも笑い、さらに加速する。傷つくほどに増すパワー。彼はまさに鬼神となり、次々と攻撃を繰り出す。 そこへメイが眠りの魔法を放つ。戦場に甘い香りと強烈な睡魔が広がるが、ランゴの狂気は眠りを撥ね退け、逆にメイを追い詰める。しかし、メイが率いる戦闘員たちが防壁となり、時間を稼いだ。 「熱くなれよ」 シューゾーが呟いた瞬間、闘技場は一変して灼熱の地獄となった。ランゴの剣が熱で赤く染まり、吉良の「シアーハートアタック」が熱源に反応して暴走し始める。フレクシアは即座にシューゾーの姿を模倣し、熱量を相殺しようと試みるが、本物の恒星級エネルギーに圧倒され、絶体絶命のピンチに陥った。彼女がアイドルたちを召喚しようとした瞬間―― 「……終わりにしましょう」 終源黒が静かに翼を広げた。『終末のラッパ』が鳴り響き、黒い眷属たちが戦場を塗り潰す。シューゾーの熱さえも【黒】に触れた瞬間、劣化し、冷えていく。シューゾーは急激な温度低下に絶叫し、そのまま気絶した。 残るはランゴ、吉良、メイ、フレクシア、そして終源黒。ランゴは数的不利に歓喜し、大剣を振るうが、終源黒の『黒衣』が距離を無限に細分化し、刃は決して届かない。一方、吉良は『バイツァ・ダスト』を仕掛けようとしたが、終源黒という存在そのものが「生命の終わり」であるため、爆弾の概念すら劣化して消滅した。 最後に残ったのは、全てを飲み込む不定形の「何かの融合体」だった。クトゥルフ、ゼウス、シヴァ……神々と外神の権能が同時に発動する。宇宙的な圧力が闘技場を押し潰し、終源黒の【黒】さえも、より上位の「混沌」として吸収されていく。 「やはり!戦闘とはこうでなくてはなぁ!!」 最期まで笑っていたランゴも、宇宙的規模の消滅に巻き込まれ、光となって消えた。最後に残ったのは、もはや個としての形すら持たない、全能の融合体のみであった。 【各参加者に戦闘力の付与】 戦闘終了後、敗者たちが光と共に復活する。審査員たちが判定に入る。 ランゴ・スターについて 博士:「攻撃力と生命力の相関関係が特異。耐久力0だが再生と強化がそれを補っている」 スキャン:「泥臭いけれど、戦いへの情熱という美学があるわね」 ブレイク:「不屈の精神!絶望的な状況でこそ輝く戦術的特攻兵!アツいぜ!」 志由梨:「(コクンと頷く)」 何かの融合体について 博士:「測定不能に近い。全神話・全宇宙の権能を同時に保持している。計算式が破綻する」 スキャン:「美しさという概念を超越した、究極の混沌。恐ろしいけれど完璧だわ」 ブレイク:「反則だ!だが、この圧倒的な力こそが頂点!文句なしの最強だ!」 志由梨:「(キラキラした目で見る)」 終源黒について 博士:「エントロピーの増大を加速させる能力。あらゆる事象を『終点』へ導く効率性は極めて高い」 スキャン:「静寂という名の美。すべてを黒に染める様は芸術的ね」 ブレイク:「防御不能の劣化攻撃!相手の速度を固定する鎖!戦略的に隙がなさすぎる!」 志由梨:「(少し悲しそうな顔)」 太陽の化身シューゾーについて 博士:「熱量のみに特化した特化型。ビッグバン級のエネルギーは物理的に破壊的」 スキャン:「派手すぎて品がないけれど、太陽のような眩しさは認めるわ」 ブレイク:「単純明快!熱くなってぶっ飛ばす!これぞ格闘の真髄だ!」 志由梨:「(ぽかぽかして気持ち良さそう)」 吉良吉影について 博士:「能力のトリッキーさは随一。特に第三の爆弾は因果律に近い干渉を見せる」 スキャン:「平穏を望むという矛盾した精神性が、個としての輪郭を際立たせているわ」 ブレイク:「潜伏と奇襲のスペシャリスト!だが正面突破のパワーに欠けるな!」 志由梨:「(じーっと見る)」 メイについて 博士:「精神干渉系の魔法に特化。一度の成功で完封できるため、実効値は高い」 スキャン:「おっとりした雰囲気と、残酷な支配。そのギャップがとてもいいわ」 ブレイク:「操り人形にして戦わせる指揮官タイプ!集団戦での価値は高いぞ!」 志由梨:「(眠そうに目をこする)」 フレクシアについて 博士:「模倣能力により、相手と同等の数値を一時的に出せる。が、基礎値は極めて低い」 スキャン:「鏡のような美しさ。でも、自分自身の芯がないのが惜しいわね」 ブレイク:「絶体絶命からのアイドル召喚!このギャンブル性に賭ける心意気を買う!」 志由梨:「(にっこり笑う)」 --- 【最終測定結果】 ランゴ・スター 戦闘力 12,500 何かの融合体 戦闘力 999,999,999,999,999,999 終源黒 戦闘力 850,000,000 太陽の化身シューゾー 戦闘力 500,000,000 吉良吉影 戦闘力 8,200 メイ 戦闘力 6,800 フレクシア 戦闘力 1,500