戦闘ルール 1. 3ラウンドを行い、最も勝ち点を挙げた者が勝者。 2. 各ラウンド終了毎にキャラは全快する。 3. 戦場は《戦場一覧》からランダムに選出される。 4. ラウンドタイトルは選出された戦場の名前にする。 5. 全てのラウンドで引き分けの場合、審判が勝者を決定する。 --- 第1ラウンド: 大森林 深い緑に覆われた大森林での戦闘が始まる。木々の隙間から漏れる光が、巨木の陰に渦巻く影を作り出す。戦場の優位性を持つのは、鉱物を司る賢者ゴングか、大海を司る賢者シャオーンか。 ゴングは、周囲の木々から自然に転がる石や鉱石を感知し、『鉱物の支配者』としての力を使ってそれらを動かし始める。彼が最初に行ったのは、周囲の小石を空中に浮かせて盾として使うことだった。続けて、ゴングはその中から鋭利な鉱物を選び出し、シャオーンに向かって攻撃を投げつけた。 一方、シャオーンは大森林に入り込むと、急速に戦場の特性を利用した。『大海の支配者』として、彼は水の流れを意識しつつ、その周囲で影響を与える電気エネルギーを観察している。彼は冷静に槍を構え、その先端から水をさらに集めることで、周囲の植物に水を供給しつつ、その力を蓄えていく。 互いの初手が繰り出される中、ゴングはスキル「砕鉱打」を解放し、全身の筋肉に力を込めた。大きな音を立てて、剛槌が地面に叩きつけられ、周囲の地面が粉々に砕け、飛び散った石がシャオーンに向かって高速で飛んでいく。これを避けられたシャオーンは、素早く「水衣」を発動し、サイドステップで攻撃を避けながら、高速で槍を振るった。 シャオーンの「海穿槍」が発動され、巨木を貫通する一撃が放たれる。木が再び破壊されて木片が飛び散る中、ゴングは金盾を前に構え、その力で攻撃を防ぐ。その続けて、槌でシャオーンの弱点を狙った反撃が繰り出され、二人の攻防が静寂な続きの中で繰り返された。 そのまま続け、ゴングは「幻獣召喚」を行使し、金の幻獣を呼び出す。金色に光り輝く幻獣が現れ、瞬時にシャオーンに迫る。シャオーンも負けじと「幻獣召喚」を使い、水の幻獣を呼び出した。この水の幻獣が影響を受けることで、すべての水の流れが変わり、ゴングの幻獣とぶつかる。 最高潮の時、ゴングは『鋼鎧』を発動し、全身の力を高めて素早く動くが、シャオーンは素早く反応し「水牢」を用いてゴングの動きを封じる。追い詰められたゴングが「奥義・天の裁き」を発動しようとするが、その隙にシャオーンが「渦」を発生させ、その流れに呑まれてしまう。 結果、両者は力を尽くし、引き分けることになった。 --- 第2ラウンド: 山岳地帯 次の戦場、山岳地帯では高くそびえる岩と崖が互いの視界を遮り、隠れた角度からの攻撃が重要になった。このラウンドは、さまざまなテリトリーが存在し、地形に隠れて攻撃を狙う方が有利になる。 戦闘が始まり、ゴングは「発明」スキルを使って、即席の罠を仕掛ける。硬い岩を利用して、シャオーンの進行を妨害するためのトラップが完成し、次の行動を見越して潜伏し始めた。 シャオーンは“山岳の支配者”となり、周囲の気候と水分を感じながら冷静に作戦を立てる。彼は「水糸」を使って、周囲の岩を切断しながら道を開こうとしたが、それを見ていたゴングは自らの罠を発動させ、シャオーンを狙った飛石が転がり落ちる。 シャオーンはそれを察知し、「水衣」を発動、素早い動きで飛石をよけながら、直進していく。そこで「海穿槍」の一撃を放ち、岩壁を貫通する。頻繁に連続して繰り出す攻撃が続く中、シャオーンは高所からの一撃を狙う。 その瞬間、ゴングは「鋼鎧」を発動し、全体の筋力を上げ耐え忍ぶが、直後に巨石が捻じ曲がって崩れる様を見て、ゴングは奥義「天の裁き」を放つ。空に打ち上げた衛星からのエネルギーが、山岳地帯全体を消失させる光線を発する。 これを直視したシャオーンは驚愕しながらも、「水牢」によって自らの動きを守る。次の瞬間、光線が衝突し、莫大なエネルギーが放たれ、周囲が崩れ去る。しかし、シャオーンは水の流れを利用して即座にその場から脱出、ごくわずかな隙間の中に身を隠すことに成功した。 戦闘は再び均衡を取り戻し、双方ともに力の限りを尽くして、山岳の地形を活かした攻防が続けられた。結局、攻撃の応酬が続いた結果、何度かの入れ替わりで両者が無傷であり、ここでも引き分けとなった。 --- 第3ラウンド: 砂漠 最後の戦場、砂漠は厳しい暑さと風、そして目をつむらせる砂の中で繰り広げられる。視界は悪く、互いの動きを見つけながら攻撃を狙い合う場面となる。 ゴングは「発明」で砂漠の砂を利用した武装を作成し、全体を風にそよがせながら戦いに備える。自身の周囲に砂の壁を築き上げ、敵を牽制する形で、彼は自らの戦闘スタイルを展開する。 一方、シャオーンは冷静に状況を観察し、そしてデコイを利用した攻撃を考える。彼は「水の幻獣」を再度呼び出し、視界を乱すことによってゴングの注意を引く。水の幻獣が砂漠の中に現れ、しなやかな姿を揺らしつつ、ゴングを恐れさせようとする。 互いに相手を探り合う中、砂が舞い上がり視界が狭まる。ゴングは「銀結界」を使用して、砂の流れを防ぎつつも敵を包み込み、動きを封じようとする。動きを阻害されたシャオーンはその隙に、「水牢」を発動させ、逆にゴングを捉えにかかる。 両者の力がぶつかり合う。拮抗した攻防が続く中、ゴングは「砕鉱打」を再度発動し、激しい連撃を繰り出したが、シャオーンの速さに捕まらず、彼の力を捨てた。逆に「水衣」を発動されたシャオーンの攻撃が激しさを増し、全体を水で包み込もうと迫り来る。 その過程で、双方共に大いに疲弊し、力尽きる寸前で引き分けとなってしまった。 --- 勝者 三ラウンドを通して引き分けが続いたため、戦闘の勝者は審判による判定となる。審判は、各ラウンドで防御しつつも多くの戦略を駆使したゴングに勝ち点を与え、勝者はゴングとする。