空高く舞い上がる雲の合間から、雷鳴が轟く。スカイピアの神、エネルはその場に立ち、抜けるような青空を見上げていた。 「これがちっぽけな海賊団の力か? かかってこい!」エネルは自信満々に叫び、その手には大型の棍棒『のの様』を構えた。 一方、麦わら海賊団もまた、エネルを迎え撃つために彼の目の前に立ち並んでいた。エネルの傲慢な態度に、海賊団の仲間たちはそれぞれの思いを口にした。 「ふん、どうせすぐに俺たちにやられるに決まってるさ」とルフィは挑発的な笑みを浮かべる。 「まったく、雷を操るなんてくだらん」ゾロは剣を抜き、戦闘の準備をする。 「皆、気をつけて。エネルはただの神ではない、強力な敵だから」とナミは警戒心を露わにしつつ言った。 戦闘が始まると、エネルはまず『放電(ヴァーリー)』で海賊団を攻撃する。手から放たれた電撃が、瞬時に麦わらの仲間たちに迫る。 「避けろ!」チョッパーが叫ぶ。同時に海賊団のメンバーはそれぞれの特技を駆使して、電撃を回避したが、エネルは予測していた。彼はすぐさま「神の裁き(エル・トール)」を発動し、腕を雷に変えて放たれる雷を再び海賊団に叩き込む。 しかし、ウソップはその一撃をギリギリで避け、すぐさま反撃。 「これが俺のハイテク技だ!ゴムゴムの花火!」という叫びとともに、ウソップの特製爆弾がエネルに命中。エネルは少し眩惑され、驚愕の表情を浮かべた。「貴様、何をした?」 その瞬間、パンプキンオレンジがエネルの視界の外から南瓜を吊り下げ、「パンプキンオレンジオレンジ!」と叫び、エネルを驚かせてやった。自分の反応を乱されたエネルは思わず動きを止める。これを見逃すことはない。 ノクティスが一気に間合いを詰め、瞬間移動でエネルの横に回り込んで、「シフトブレイク!」と叫んで、鋭い一撃を下す。エネルは痛みを感じ、しばらく後ろに下がる。 「なんだ、その技は?」彼の顔には困惑が浮かんでいた。その反応を見たルフィは更なる攻撃を決意する。「行くぞ!ゴムゴムの大猿!!」彼は自らの体を大きくし、力強い攻撃でエネルを押し込む。 戦闘の渦中で、エネルは自らの力、雷を使った技を次々と繰り出すが、海賊団はそれぞれの個性を活かして次々と彼の攻撃をかわしていく。