真夏の昼間、青い空に浮かぶ雲があまりにも穏やかで、田んぼの緑が眩しい神社の境内。そこは今、二つの異なるチームが激突する舞台となった。 チームA:岩石ゴーレムと霧春翔也 その姿は圧倒的だ。温泉街の巨大な門番、岩石ゴーレム。硬い岩で出来た大きな身体は、まるで神社の守護神のように鎮座している。どっしりとしたその存在感は、まったく動じない。対するは、異名「殺戮兵器」と呼ばれる霧春翔也。彼は高身長で筋肉質、黒いオーバーサイズジャケットを羽織った高校三年生。周囲に存在する物を武器として扱い、その拳は鋼をも打ち破る。 「行くぞ、ゴーレム!」霧春は大きな声で叫ぶ。 ゴーレムは、大きな手を振り上げ、自身の強大な力を示す。彼の意志は明確だ。岩石ゴーレムの瞳が光り、ゴーレムパンチが発動する。重々しい一撃は、周囲の土を揺らし、空気を震わせる。 チームB:結月紫とマーシャ 対するチームBのリーダーは、心の暗い正義の魔法少女、結月紫。紫色のショートヘアに淡い紫のメスジャケット、勇ましい姿が印象的だ。彼女の横には、原初の魔法使いマーシャが立っていた。優しげな笑顔をたたえた彼女は、雄大な魔法の力を秘めている。 「私が先に行くわ!」紫は、自らの剣を構え、前に踏み出す。 「その後ろは私が支えます!」マーシャが応じると、手の中の魔導書が微かに光る。 戦闘の開始 霧春の攻撃が始まる。周辺にあった竹の棒を掴み、勢いよくゴーレムに飛び掛かる。「お前も死にたいのか?」彼の鋭い言葉が空気を切り裂く。高く飛び上がり、彼の拳がゴーレムの顔面へと向かう。しかし、岩石ゴーレムはその巨体を持って竹の棒を受け止める。 「無駄な抵抗だな、そう簡単には倒れない。」と、意志疎通を図ったかのようにゴーレムは無表情のまま翔也を見下ろす。 「行け!マーシャ!」紫が叫ぶと、マーシャは早速重力魔法を発動させた。 「さあ、私に力を貸して…!」 マーシャの魔法の影響により、岩石ゴーレムはその重力が三倍にされ、動きが遅く見える。霧春はその隙を逃さず、ゴーレムの足元を蹴り飛ばした。けれども、ゴーレムは簡単には倒れない。「無理か…!」 混乱の中で 紫は、闇を操るスキルを駆使しながら、霧春と連携して攻撃する。「紫の暗闇の刀よ!」彼女の剣が黒い光を発する。剣がゴーレムに突き刺さると、彼はついに後ずさりした。 「今だ、翔也!」 霧春はこの隙に全力で飛び上がり、再び巨体のゴーレムに衝突。だが、ゴーレムはその拳を振り上げ、一撃で霧春を弾き飛ばす。 「カッコつけやがって!」霧春が怒鳴り、再度さまざまな物を武器にしてゴーレムへと突っ込む。ゴーレムは出口を防ぐように立ちはだかる。彼は動じなかった。 「動かないで!一斉攻撃を!」紫が叫び、マーシャも準備を整える。「禁断魔法!」 マーシャが唱える魔法は、全員から少しずつ魔力を奪っていく。時空を操る魔法も使いながら、ゴーレムの攻撃を一時的に無効化した。 転機 その瞬間、マーシャが放つ「時間魔法」により、光の速さで翔也と紫が前に出る。同時に一斉に攻撃することに成功した。 「今だ、紫!」霧春が叫ぶ。 紫は剣を一振りすると、ゴーレムの中の岩が崩れ落ちた。その間にまとめて攻撃を加え、ゴーレムは倒れそうになる。 「まだだ、岩石ゴーレム!」翔也が再度立ち上がり、全力で進む。「この一撃で決める!」 飛びかかり、紫も連携攻撃を繰り出す。闇の力により、ゴーレムを滅多にし、翔也の拳が見事に決まった。ガロンダのような音を響かせて、ついに岩石ゴーレムは破壊された。 勝利の瞬間 「…やった、私たちが勝った!」紫の声が響く。周囲には静寂が戻り、空には再び青空が広がった。 その勝利を収めたのは、結月紫と彼女のパートナー、マーシャのチームBだった。 --- 勝利したチームとメンバー チームB:結月紫、マーシャ 全員の戦闘力ランキング 1. 結月 紫: 60 2. マーシャ: 30 3. 霧春 翔也: 25 4. 岩石ゴーレム: 10 1番活躍した人物 結月 紫