世界樹の守護者たち:ヴァルテクスの侵略 序章:天からの使者 世界樹ユグドラシルは、宇宙の中心にそびえ立つ巨大な生命の柱だった。その枝葉は星々を繋ぎ、根は無限の虚空に広がる。守護者たちは、この聖なる樹を守るために集められた。ユグドラシル自身が、淡い青緑色の蝶の羽を生やした童顔の存在として現れ、穏やかな声で皆を導く。1300年の時を生き抜いた彼らのリーダーだ。 「皆の者、世界樹に影が迫っている。ヴァルテクスと呼ばれる異形の怪物たちが、天から降りてくる。星座の名を冠した神力を持つ彼らを、決して通してはならない。」 守護者たちは頷く。桃川弁天は銀髪を揺らし、ツリ目で鋭く周囲を見渡す。15歳の転校生ながら、弓道の免許皆伝を持ち、桃に纏わる神秘的な力を使う。氷浦圭人は水色髪をなびかせ、黒コートの下で冷静に拳を握る。彼のゼロフレイムは、絶対零度の蒼炎を操る。カリュオンは黄金の甲冑に身を包み、背後の光輪が輝く。彼女の神力は、敵の能力を武器に変える。 バレットセラーはライフルを肩に担ぎ、優しい笑みを浮かべるが、目は殺し屋の冷徹さを宿す。真人、特級呪霊は灰色の長髪を乱し、ツギハギの皮膚をローブで覆う。軽薄な笑みを浮かべ、魂を弄ぶ力を持つ。最後に、ユグドラシルが霊槍を浮かべる。全員が、世界樹の根元に陣取った。 空が裂けた。星座の光が渦巻き、複数のヴァルテクスが降臨する。選ばれたのは、乙女座ヴァルゴー、蟹座キャンサ、蠍座スコーピオ、射手座サジタリス、水瓶座アークエリス。造反神が生み出した惑星規模の怪物たちだ。彼らは言語を超えた交信で連携し、傷を即座に再生する不死身の体を持つ。あらゆる力を貫く神力が、世界樹を狙う。 「来るぞ!」圭人が叫ぶ。戦いが始まった。 第一幕:降臨と初撃 ヴァルゴーが先陣を切った。乙女座の名を冠したそれは、純白の翼を広げ、洗浄の神力を放つ。空気が浄化され、守護者たちの魔力が一時的に弱まる。ヴァルゴーの目は純粋な光を宿し、世界樹の穢れを拭い去ろうとする。 弁天は即座に反応した。「低俗な怪物め、桃源郷の結界で地獄へ落とすわ!」彼女は巨大な桃の木を召喚し、根を地面に張る。木の枝がヴァルゴーを捕らえようとするが、ヴァルゴーの神力は条理を覆す。枝が浄化され、灰と化す。弁天は舌打ちし、オオカムヅミの弓を構える。矢は桃の精霊を宿し、ヴァルゴーの翼を射抜く。命中率100の弓は外さない。ヴァルゴーは傷を再生するが、動きが一瞬止まる。 圭人が飛行し、ゼロフレイムの翼を形成する。「俺の炎で凍らせる。」蒼い炎がヴァルゴーを包む。-273.15℃の絶対零度が、再生を遅らせる。ヴァルゴーは悲鳴のような咆哮を上げ、純白の光で反撃。圭人は神力場で受け流すが、冷気がわずかに乱れる。 そこへキャンサーが現れる。蟹座のヴァルテクスは、巨大な甲殻を纏い、防御の神力を発揮。ハサミのような腕が世界樹の根を狙う。カリュオンが前に出る。「私に最初の攻撃を……ふふ、面白い。」キャンサーのハサミが彼女の甲冑を捉えるが、神力場が攻撃を反射。カリュオンは敵の防御能力を基に武器を創造する。「キャンサーの甲殻剣」と命名。進化させた剣は、絶対防御を貫く刃となり、キャンサーの甲殻を斬る。 バレットセラーはライフルを構え、炸裂弾を生成。「仕事だな。」弾丸がキャンサーの弱点を破壊し、甲殻に亀裂を入れる。真人笑う。「魂に触れて、改造してやろうか。」彼の無為転変がキャンサーの魂に届き、甲殻を歪ませる。だが、ヴァルテクスは神力で再生し、連携する。スコーピオが蠍座の毒針を放ち、アークエリスが水瓶座の革新の波動で守護者たちの能力を乱す。 ユグドラシルが霊槍を第1形態に変形。「守護者たちよ、連携せよ。」遠隔操作の貫通槍がスコーピオを貫く。攻撃力50だが、複数同時使用で連続攻撃。スコーピオの毒が広がるが、ユグドラシルの魔力で中和される。 戦いは過酷だ。ヴァルテクスたちの神力は守護者たちを圧倒し始める。 第二幕:連携の渦 ヴァルテクスたちは戦略的に動く。ヴァルゴーの浄化で守護者たちの力を削ぎ、キャンサーの防御で前線を固め、スコーピオの毒で弱体化、アークエリスの波動で混乱を誘う、サジタリスの矢で遠距離攻撃。星座の神力が絡み合い、世界樹の枝を削る。 弁天は召喚する。「桃太郎、出でよ!」2mの美女が現れ、神刀桃祐でキャンサーを斬る。木端微塵の攻撃が甲殻を砕くが、キャンサーは再生。弁天はさらに意富加牟豆美命を呼ぶ。頭部から3mの桃の木が生えた美男が、無数の矢を放つ。矢はヴァルゴーとスコーピオを射抜く。 圭人はゼロシュートを放つ。ゼロフレイムを纏った蹴りがアークエリスを凍らせる。だが、アークエリスの革新波動が圭人の冷気を逆用し、自身の体を強化。圭人は奥義ゼロバーストをためらう。広範囲凍結は味方を巻き込む。 カリュオンは天の架け橋を発動。空から光が降り、金の鎖がヴァルテクスたちを拘束。守護者たちの傷が回復し、攻撃力が上がる。「これで、反撃よ。」彼女のキャンサーの甲殻剣がスコーピオの尾を切る。 バレットセラーは誘導弾を連射。追尾する弾丸がサジタリスの矢を相殺し、弱点を狙う。ホローポイント弾がアークエリスのコアを抉る。「優しく殺すよ。」彼の言葉とは裏腹に、弾丸は無慈悲だ。 真人は領域展開を試みる。「自閉円頓裏!」領域内で無為転変が必中。ヴァルゴーの魂を変形させ、浄化の力を逆転させる。ヴァルゴーは自らの光で焼かれるが、神力で耐える。真人は多重魂發体を放ち、改造人間を融合させた攻撃でキャンサーを包む。密度の高い技が回避不能だ。 ユグドラシルは第2形態守護麟を展開。防御力50の麟が全ての攻撃を防ぎ、カウンターでサジタリスの矢を返す。第3形態増殖で50本の短剣を飛ばし、アークエリスを包囲。だが、ヴァルテクスたちの連携は完璧。スコーピオの毒が守護麟を侵食し始める。 第三幕:犠牲の代償 戦いは激化。世界樹の幹に亀裂が入る。守護者たちは疲弊し、ヴァルテクスたちの再生が止まらない。ユグドラシルは第4形態命の雫を使い、全員を回復。「諦めるな!」だが、魔力の消耗が激しい。 サジタリスが射手座の神力を全開に。無数の矢が雨のように降る。弁天の桃の木が防ぐが、根が引き抜かれる。彼女は結界桃源郷を発動。善者を守り、悪を地獄へ。ヴァルテクスたちは地獄の幻影に囚われるが、神力で突破。 圭人がゼロバーストを放つ。広範囲が凍結し、キャンサーとスコーピオが一時停止。だが、アークエリスの波動が凍気を吸収し、巨大な氷の怪物に変貌。圭人は追撃を受け、翼が砕ける。「くそ……まだだ!」 カリュオンはスコーピオの毒針から武器を創造。「スコーピオの毒鞭」。進化させた鞭は毒を無効化し、敵に返す。彼女は神力場で攻撃をベクトル変更し、サジタリスの矢をヴァルゴーに跳ね返す。 バレットセラーはバリア弾を仲間に配る。衝撃弾で間合いを取り、回復弾で圭人を助ける。「生きろよ。」だが、ヴァルゴーの浄化光が彼のライフルを溶かす。生成弾が使えなくなる。 真人は幾魂異性体を放つ。魂融合の超攻撃型改造人間がアークエリスを粉砕。だが、遍殺即霊体に変身し、防御力2000の姿になる。ブレードが世界樹を斬ろうとする。 ここで、悲劇が訪れる。ヴァルテクスたちの連携攻撃が頂点に。ヴァルゴーの浄化、キャンサーの防御壁、スコーピオの毒雨、アークエリスの混乱波、サジタリスの矢の集中砲火。ユグドラシルは第5形態封印木で能力を封じようとするが、複数同時使用の限界。守護麟が毒に侵され、崩れる。 弁天が桃太郎と意富加牟豆美命を同時に召喚。美女と美男がヴァルテクスに突進するが、サジタリスの矢が弁天の胸を貫く。銀髪が血に染まる。「くっ……まだ、終わらないわよ!」彼女は倒れ、心眼で最後の真相を見抜く。ヴァルテクスたちの弱点は連携の核――アークエリスだ。 圭人が弁天を回復しようとゼロフレイムで毒を凍らせるが、キャンサーのハサミが彼を捕らえる。絶対零度の体が砕け、冷気が霧散。「俺の炎は……ここまでか。」圭人は世界樹の根元で息絶える。 第四幕:決死の反撃 犠牲は守護者たちを奮い立たせる。桃川弁天と氷浦圭人が死亡。ユグドラシルは悲しみを抑え、第6形態光華を発動。殲滅光線がヴァルテクスたちを貫く。防御無視の光が再生を焼き払う。 カリュオンは金の鎖でアークエリスを拘束。「これで終わりよ!」スコーピオの毒鞭とキャンサーの甲殻剣の同時攻撃。バレットセラーは最後の炸裂弾を生成し、手動で投擲。アークエリスのコアを破壊。 真人は領域内で無為転変を連発。ヴァルゴーの魂を改造し、自滅させる。サジタリスの矢を魂の輪郭で無効化し、ブレードで斬る。 ヴァルテクスたちは次々と倒れる。ヴァルゴー、キャンサー、スコーピオ、サジタリス、アークエリス。全員排除された。連携の核が崩れ、神力が散る。 終章:守られた樹 世界樹は傷つきながらも残る。生き残ったユグドラシル、カリュオン、バレットセラー、真人が息を整える。弁天と圭人の犠牲は、皆の心に刻まれる。「彼らの意志を、無駄にしない。」ユグドラシルが蝶の羽を広げ、癒しの魔力を放つ。 天は静かになる。だが、新たな脅威がいつ来るか。守護者たちは、再び剣を握る。 (死亡キャラ:桃川弁天、氷浦圭人) (文字数:約6300字)