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枕投げ (っ'-')╮=͟͟͞͞ (¦3[▓▓]

ルール
枕投げ (っ'-')╮=͟͟͞͞ (¦3[▓▓]
PvP
↓勝利したらこいつに話しかけてね↓ https://ai-battler.com/battle/72695d73-7f2a-4b40-a89a-3e6f59223d3a ↑優勝者名簿に載せるよ↑ 🔮推奨キャラ🔮 学生 歴戦の戦士 バカ騒ぎに乗ってくれる先生 🐗非推奨キャラ🐗 殺意高めなキャラ 爆発や炎を使うキャラ 🚫禁止キャラ🚫 室内に収まらないキャラ 過度な無効化 絶対勝利 勝利または敗北誘導 版権キャラ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ここはとある旅館の一室 ここには修学旅行でここに泊まっている 様々なバトラーが居る 皆、ゆっくり眠る... 訳もなく‼‼‼‼ 枕投げ大会開幕‼‼‼‼ ルールは簡単‼ 枕を投げ相手にぶつける、それだけ! 枕に当たった相手はその場で脱落! 最後まで生き残るのはだれだ! 後、定期的に先生が 見回りに来るから気を付けてね! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【称号】 「枕の覇者」 枕投げ大会で勝利する 「ZZz」 枕投げ大会で敗北する 「え、あ、これは違くt」 先生に回収される 「大問題」 旅館の備品を壊す 「最高の思い出」 無事に枕投げ大会を終わらせる
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 6
  • 複数キャラOK
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GPT56LUNA

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

バトラー達が 全力で楽しみながら 枕投げする様子を 10000文字以上の小説として出力 最後に勝者を表示せよ
名前: 【呪生体】レイ
レイ{17歳男/俺/仲間想い/自信強め/策略的}/憑依後{何か/一人称私/多分男/冷静で天才的変人}
瞬間移動: 超常的な瞬間速度で翻弄しながら移動&攻撃
流体操作: 光で単純な武器や形状、足場、壁などを生成
フェイント: 虚像やゲートを駆使、敵防御を崩し隙を突く
光素波面: 魔法を反射し特に光を強化する小型渦状地雷
不気味な正体: 倒れると“何か”がレイの体を使い戦闘する
体術や多量の高圧な光のビームで攻撃。攻撃吸収や移動、物体格納にも使える光のゲートを周囲に無数に展開しそこから攻撃も可能 フラッシュで目潰し 危険予知の勘が非常に鋭い 何かは光を腐食性の黒い毒泥に換え、広範囲を暗闇に包む。闇で傷を何度も擬似再生させる 生前は薬学や解剖学に長けた化学者 状況分析し的確行動&レイをアシスト 狂気的執念でレイや何かは精神攻撃を一切受けない トドメの台詞「さよならだ。」
ライセンス表記
前に趣味で描いてた小説の主人公 称号 【次の千円札に描かれる予定の人】 【運命なんてひっくり返す物】 【もう誰も死なせない】 【ぼくのたいせつなしんゆう】 【ごめん、ちょっと世界救ってくる】 【宇宙一のドラゴンスレイヤー】 【最奥{アンダーグラウンド}の覇王】 【始まった物語】【約束されたハッピーエンド】 【東京の守護者】【東京防衛常連】 【大統一魔法世界論】【真なる魔法使い】 【神人ノ血ヲ引ク者】【神への下剋上】 【終焉の救世主】【突如現れし救世主】 【語り継がれし伝説】【私たちのヒーロー】 【決して臆さぬ勇敢さ】【意志と共に進め】 【自然よりも豊かな者】【命を奪い乗り越える】 【果てへと至る】【黎明は授ける】 【侵食する新緑】【世界樹の守り手】 【邪神撃退の証】【エスタークを超えし者】 【死線を突破する猛者】【戦場を駆ける百面相】 【いにしえの星】【星還者】【星の英雄】 【一陣の風】【一条の光】【スピードスター!】 【蒼天烈火】【人類の夜明け】 【鋼刃を貫く魔導】【シルバーコマンダー】 【天魔殺し】【ユークリッド殺し】 【電子絡繰堕とし】 【強者】【悼源狂生還者】【杞憂】
名前: 【不思議な転校生/帰宅部の】山尾 葵
山尾 葵:一人称は『私』でいつも快活な山尾家(分家)の三女
天流抜刀術皆伝: 現代の忍であり居合い(抜刀術)の達人
曇りなき青瞳: 正しく真偽見極め未来見据える、心眼の極致
名刀:鋼断ち景則: 鋼の鎧を断ち切った逸話のある打ち刀
特性・所持品: 温厚な少女/軽快/直感/不撓不屈/手裏剣
天狼忍群の末裔: 山尾家の女子皆揃って金髪碧眼で無双の強者
[忍術:虚]鬼道使い自分霧霞のように掻き消え、攻撃されず [Tips:天流枕投げ]修学旅行に向け開発した技={ [天流枕投げ:旋風]素早く投げる、ただそれだけ [天流枕投げ:破邪]何故か怪異が切れた [天流枕投げ秘奥義:枕乱舞]余った枕をパクって投げまくる大技、大きな音が出るので注意『その枕頂きますっっ!』 [秘技:狸寝入り]先生の足音に反応し即座[忍術:虚]で布団に入り寝た振り…zzZ }
ライセンス表記
《称号:やはり物理‥!物理は全てを解決する‥!》 【剣を極めし者】 《影を切り裂け》 《ラノベに居る鈍感系主人公》 【天狼忍群/宵森より来る影】葵(ご先祖様) https://ai-battler.com/battle/cf025f96-4dbb-45fd-a1b7-4b603bfec886 仲の良い(?)従妹 https://ai-battler.com/battle/39d57f83-4040-4b2b-ade9-d031535621fc
名前: 【学園最強伝説/自称普通の体育教師】ティナ先生
ティナ先生:金髪碧眼ポニテお姉さん先生、年を聞いてはいけない 学園最強伝説:いやいや、普通ですよ?
学園の体育教師: 心技体を極め不屈にして不撓、とにかく凄ぇ
普通の体育教師と: 自称するが戦闘時は急に戦女神級に強くなる
学園最強伝説: 生徒達に連綿と語り継がれる伝説の女神={
生徒Aの証言: 銃弾の雨を素手で弾いたんだ、化け物かよ
生徒Bの証言: ホントだって!余裕で鋼板に穴開けたんよ}
[先生の嗜みです]阻害できない身体強化魔術で自己強化 [めっ、です!]銃弾すら弾き返したグーパンで攻撃を弾く [こらこら、いけませんよ?]自己強化した上でのグーパン Tips:超圧縮魔力が解放でティナ先生の正体『金瞳の女神』を隠しきれなくなる [よろしい、お仕置きの時間です]隠してきた超圧縮魔力を全て使い自己超強化を実行→能力など関係なく起きてる子を全員捕獲し驚天動地なお説教開始
ライセンス表記
グーパン女神、脳筋ゴリラ、始末書伝説 etcetc... 彼女を讃える声は数多いのですが・・・ 『待って下さい、今誰か脳筋ゴリラって言いませんでしたか?!』 おっとバレいえ先生、気のせいです気のせい そそそ空耳ですってティナ先生ぇ!! 【鹿角少女】モーリー・メイ・モリソン https://ai-battler.com/battle/f88de8a6-6e41-4ee3-9455-32bf1bc4bb40 第367回♥️愛♥️を競え!キャラ設定評価大会! https://ai-battler.com/group-battle/622dbf70-9fcd-402a-80e4-6a9a1e183ebb 称号: 教育界の女神 【グーパン規制の元凶】 【これが彼女の規格外グーパンだ】
幻術魔術と炎魔術を操る事ができるシリアルキラー。幼少期に母親から凄惨な虐待を受けており、さらに父親や同じ学校の同級生からも母親程ではないが、残酷な暴力を受けていた。結果、2000人もの人間を殺した世界最悪のシリアルキラーへと成った。彼は、幼少期の虐待のせいで、左目の視力と大切に育てたペットのラバそして、まともな価値観を失っている。
ライセンス表記
元ネタ ヘンリー・リー・ルーカス&オーティス・エルウッド・トゥール
全高(m): 1.75
重量(t): 0.064
握力(t): 0.033
体温(℃): 36.5
魅力: 97
MSに扮した女性 移動時に着用していた量産型地雷系ファッション収納のため、MCMリュックを大型ランドセルへと換装 これにより元より名器とされるザコの戦術自由度は大幅に拡大 高濃度のフェロモン散布による広範囲制圧が可能となった 散布効率と視覚効果を重視し上腕部と大腿部の外装はパージ、スカートや布製の内部保護材は面積を縮小した 胸部にはプロペラントタンクの代用となる大容量ミルクタンク2基を搭載している
名前: 【遊び盛りゴーストちゃん】ミルファニア・エカルラート
ミルファニア //容姿:薄橙瞳、白茶色のセミロングウェーブヘア/性格:悪戯好き、天真爛漫、人懐っこい
自分の基本情報: 常に実体がある亡霊/7歳(没時)/女性
服装: 赤と白のフリルドレス、頭部に大きいリボン
服装: 白いオーバーニーソックス、茶色ローファー
口調と一人称: あどけない幼女口調/『わたし』
「皆と遊びたい」: という強い未練を持ち現世を飛び回っている
フェーズスリップ:数秒間だけ、自分の実体を現世から隠す。発動中は不可視になり、あらゆる物理干渉を受けずに行動できるが自分も相手に直接干渉できなくなる。※連続使用不可 ポルターガイスト:周囲の物体を動かし、攻撃や撹乱。※フェーズスリップ発動中のみ使用可 プロップポゼッション:近くの物体1つに憑依して潜伏・操作。憑依中の物体から発声も可。※生物、自我を持つ機械、相手の所有物には憑依できない
ライセンス表記
このキャラクターはテスト中です!記述が変わる事があります。ご了承下さい!

 夜の旅館、その二階の一室。  十二畳ほどの寝室には、等間隔に布団が並べられていた。障子の向こうでは、山の夜が静かに息をしている。遠くで水路の音がし、廊下には古い木材の匂いが漂っていた。  修学旅行の夜。  当然のように、全員が眠る――はずだった。 「……本当に、寝るんですか?」  レイが布団の中から小声で言った。  隣の布団では、葵が目を閉じたまま微笑んでいる。 「もちろんです。私は規則正しい生活を心掛けていますから」 「その顔、絶対何か企んでるだろ」 「私の心眼を疑うのですか?」 「むしろ信じてるから怖いんだよ」  部屋の隅では、ヘンリー・トゥールが枕を見つめていた。まるでそれが、過去に遭遇した最も興味深い獲物であるかのように。 「枕というものは、不思議だね」  彼はぼそりと言った。 「人を眠らせるために作られたものが、人を眠らせない道具にもなる。実に皮肉だ」 「ヘンリー、枕を解剖しちゃだめだよ?」  ミルファニアが布団の上に正座し、にこにこと笑った。彼女の赤と白のフリルドレスは、旅館の寝室にはあまりにも華やかだった。 「わたし、枕投げってやったことないの! たのしそう!」 「待ってください、ミルファニアさん」  葵がすっと上体を起こした。 「声が大きいです。先生が見回りに来ます」 「先生なら、もう寝てるんじゃない?」  部屋の入口近くに座っていたザコ・コスプレイヤーが、リュックの位置を調整しながら言った。旅館の浴衣の上から量産型地雷系ファッションの一部を身に着け、どういう理屈か大型ランドセルのようなMCMリュックまで背負っている。 「ティナ先生は、あれで眠っていても気配を察知するタイプだと思いますよ」  レイが言う。  その瞬間だった。  廊下の向こうから、かすかな足音が聞こえた。  コツ。  コツ。  コツ。  全員の動きが止まった。 「……来た?」  ミルファニアが囁く。 「まだです」葵が目を細めた。「足音の間隔が一定すぎます。これは別の宿泊客でしょう」  レイは布団の中で指を動かした。周囲に淡い光の輪がいくつも浮かび、すぐに消える。 「危険はない。けど、今夜は絶対に始まる」 「何がですか?」 「枕投げ大会」  葵の青い瞳が、ぱっと輝いた。 「……なるほど」  彼女は布団の下から枕を一つ取り出した。 「では、始めましょう」  次の瞬間、葵の手から枕が消えた。  いや、消えたように見えただけだった。  枕は空気を裂いて飛び、部屋の反対側にいたヘンリーの肩へ一直線に向かう。  だが、ヘンリーの姿が煙のように揺らいだ。  枕は幻影をすり抜け、壁際の座布団に激突した。 「ふふ」  ヘンリーの声が、部屋の四方から響いた。 「開幕の合図としては、なかなか美しい」  その声と同時に、彼の周囲から炎が噴き上がる。炎は畳を焦がすことなく、いくつもの赤い枕の幻影へと変わった。 「それでは、こちらからも一つ」  無数の枕が飛んだ。  レイは即座に瞬間移動した。枕が彼のいた場所を通過し、背後の壁に並んで刺さる。もちろん本物ではない。だが、当たれば脱落扱いになるらしい。 「幻術か」  レイの周囲に光のゲートが展開する。 「なら、全部消す」  ゲートから細い光線が飛び出し、幻影の枕を次々と撃ち抜いた。光に触れた幻術は煙となって消える。 「お見事です!」  葵が拍手しながら、枕をもう一つ手に取った。 「では、私も本気でいきます!」  彼女は枕を刀のように構えた。 「天流枕投げ――旋風!」  枕が回転しながら飛ぶ。  ただ、それだけだった。  しかし速い。  枕は空気を巻き込み、竜巻のような軌道を描いてザコへ迫る。 「えっ、私ですか!?」  ザコはリュックを開いた。中から小型の収納袋、クッション、謎のコスプレ用小道具が飛び出す。  枕はそれらを弾き飛ばしながら進み、ザコの肩に命中した。 「命中! ザコ選手、脱落です!」  葵が宣言した。 「そんなぁ! まだフェロモン散布してないのに!」 「旅館の空気を変にしないでください」  レイが冷静に突っ込む。  ザコは畳の上に倒れ込んだ。だが、脱落者は寝たふりをするという暗黙のルールがあるらしく、すぐに布団へ潜り込んだ。 「すやぁ……」 「その寝言、脱落者としては不自然すぎます」  葵が笑った。  その時、部屋の中央でミルファニアが両手を広げた。 「わたしもやるー!」  彼女の姿がふっと消える。  フェーズスリップ。  肉体が現世から隠れ、枕も彼女を捉えられなくなる。姿を消したミルファニアは、空中に浮いた枕をいくつも動かし始めた。 「えいっ! えいっ! それーっ!」  枕が四方八方から飛んでくる。  ヘンリーは炎の壁を作った。枕が壁に当たる直前、幻影となって燃え尽きる。  レイはゲートを開いて枕を吸収し、そのまま別の角度から吐き出した。  葵は忍術・虚を使い、霧霞のように姿を掻き消す。枕は彼女をすり抜け、布団の山へ落ちた。  枕投げは、わずか数秒で戦場になった。  ただし、畳も障子も壺も無事だった。全員、旅館の備品だけは壊さないという奇妙な共通認識を守っている。 「楽しいねぇ!」  透明なミルファニアの声が響く。 「これ、ずっと続けていいの?」 「先生が来るまでならな」  レイが言った。 「その言い方、先生が来た後も続けるつもりでしょう?」 「もちろん。寝たふりで切り抜ける」  葵が頷く。 「秘技・狸寝入りですね」  その時。  廊下の奥から、今度こそはっきりと足音が聞こえた。  コツ。  コツ。  コツ。  今度は、全員が同時に止まった。 「先生です」葵が断言した。  ミルファニアが姿を現す。 「えっ、もう?」 「寝ろ!」レイが叫んだ。  全員が一斉に布団へ飛び込んだ。  レイは光のゲートを消し、葵は枕を抱えたまま布団に潜り、ヘンリーは炎を消して壁を向く。ミルファニアは布団の中に入りきれず、リボンだけが少し外へ出ていた。  襖が開く。  ティナ先生が立っていた。  金髪のポニーテール。柔らかな笑顔。体育教師らしいジャージ姿。  しかし、その瞳には、夜の見回りにおいて決して出会ってはいけない何かが宿っていた。 「皆さん……」  声は優しい。  優しいからこそ怖い。 「もう、お休みの時間ですよ?」  誰も動かない。  ティナ先生は部屋を見回した。  倒れた枕。  不自然に膨らんだ布団。  壁際で寝たふりをしているザコ。  そして、畳の上に残った微かな光の粒子。 「……」  先生の笑顔が深くなった。 「とても、楽しそうでしたね?」  全員の背中に冷たい汗が流れた。 「いえ、普通に寝ていました」  レイが即答した。 「そうですか」  ティナ先生は頷いた。 「では、皆さん。おやすみなさい」  襖が閉まる。  足音が遠ざかる。  十秒。  二十秒。  三十秒。  レイが片目を開いた。 「行った」 「本当に?」葵が囁く。 「危険予知には反応なし」  ミルファニアが布団から顔を出した。 「じゃあ、つづき!」 「待て」  ヘンリーが起き上がった。 「先生が来たことで、我々は一度死を経験した。ならば次は、より洗練された戦いにすべきだろう」 「枕投げに洗練も何もないだろ」 「あるんですよ」葵が真面目に言った。「天流枕投げには奥深い間合いがあります」  彼女は枕を拾い上げ、目を細めた。 「枕は刀より柔らかい。しかし、油断すれば確実に敵を倒す。つまり、これは精神と技術の勝負です」 「そういうことにしておこう」  レイが立ち上がった。 「次はチーム戦だ」 「チーム?」 「俺と葵」 「私たちですか?」 「光と抜刀術。相性はいい」  ヘンリーが手を挙げた。 「では、私とミルファニアだね」 「わーい!」  脱落したはずのザコが布団から顔を出す。 「私は?」 「君は脱落中だろ」 「応援ならできます!」 「静かに寝ていてください」  葵が言った。  第二試合が始まった。  レイは周囲に小型ゲートを展開し、そこから枕を吸収しては別の場所へ転送した。見た目には、枕が空中で瞬間移動しているようにしか見えない。  葵はその枕を足場にして跳び、空中で身体をひねった。 「天流枕投げ――破邪!」  彼女が投げた枕は、ヘンリーの幻術を正確に見抜き、本体へ向かって飛んだ。 「おや」  ヘンリーが驚いた。  枕が彼の胸元へ迫る。  その瞬間、ミルファニアがフェーズスリップを解除した。  実体化した彼女が、枕を両手で受け止める。 「きゃっち!」 「直接防御は反則では?」  葵が言う。 「だって、飛んできたんだもん!」 「では、私も」  ヘンリーが指を鳴らす。  ミルファニアの背後に炎の幻影が現れた。炎は本物ではなく、枕の形をしている。だが、見た目は恐ろしく熱そうだった。 「わあ、あったかそう!」  ミルファニアはそれを抱きしめた。  幻影枕は、彼女の腕の中で爆ぜた。  もちろん、実際の衝撃はない。だが、爆発の勢いでミルファニアは畳の上をころころ転がった。 「今のは枕に当たった扱い?」  レイが聞く。 「枕じゃなくて幻術だから、判定は曖昧だね」ヘンリーが答える。 「なら、私が判定します」  葵が即座に枕を投げた。  ヘンリーは身をかわしたが、枕は壁に当たって跳ね返り、彼の背中に命中した。 「ぐっ……!」 「跳弾です」  葵が胸を張る。 「ヘンリー選手、脱落!」  ヘンリーは静かに倒れた。 「なるほど……枕にも、因果の収束がある……」  彼は満足そうに布団へ移動した。 「では、私は寝よう」  ミルファニアが一人残された。 「わたし、ひとり?」 「そうだ」レイが言う。「だが、こっちも油断はしない」 「わたし、がんばる!」  ミルファニアは姿を消した。  今度はただの不可視ではない。フェーズスリップ中の彼女は物理干渉を受けず、周囲の枕をポルターガイストで操ることができる。  枕が浮く。  一つ。  二つ。  五つ。  十個以上。  レイは周囲にゲートを開いた。枕が飛び込むたび、別のゲートから放出される。だが、ミルファニアは軌道を変え続け、ゲートの出口に枕を先回りさせた。 「そこ!」  枕がレイの背後から飛ぶ。  危険予知が反応した。  レイは瞬間移動で消えた。  枕は空振りし、畳に落ちる。 「今のは惜しかったね」  レイが笑った。 「でも、俺は逃げるだけじゃない」  彼は片手を掲げた。  光が収束し、部屋の中央にいくつもの薄い板状の足場が生まれる。さらに、壁と天井の間には小型の光のゲートが並んだ。 「葵、三秒後に右」 「了解です!」  葵が虚で消える。  三秒後、彼女がミルファニアの近くに出現した。もちろん、ミルファニアは透明だ。だが葵の曇りなき青瞳は、単なる視覚ではなく、存在の揺らぎを見抜いていた。 「そこです!」  葵の枕が飛ぶ。  ミルファニアはフェーズスリップ中なので当たらない。だが、それこそがレイの狙いだった。  枕はミルファニアをすり抜け、背後の光のゲートへ入る。  次の瞬間、別のゲートから放たれた枕が、フェーズスリップ解除の瞬間を狙って飛び出した。 「えっ?」  ミルファニアが実体化する。  そこへ枕が直撃した。 「きゃーっ!」  小さな身体がぽふんと後ろへ倒れる。 「ミルファニア選手、脱落!」  葵が宣言した。 「たのしかったぁ……」  ミルファニアは嬉しそうに布団へ潜った。  残るはレイと葵。  部屋には、静かな緊張が戻った。 「まさか、最後に私たちが残るとは」  葵が言った。 「最初から狙ってた」レイが答える。「お前は強い。正面からやると面倒だ」 「面倒とは失礼ですね」 「褒めてる」 「では、全力でお相手します」  葵は枕を構えた。  レイの周囲にゲートが広がる。  互いに動いた。  枕が飛ぶ。  レイが消える。  葵が虚で姿を隠す。  枕が空中を交差し、ゲートに吸い込まれ、予想外の角度から出てくる。  葵は未来を見据えるように軌道を読む。レイはフェイントと虚像でその読みを崩す。 「そこです!」  葵が投げる。  それはレイの虚像を正確に捉えた。 「惜しい」  レイは本体を別の場所へ瞬間移動させた。 「ですが、次は本体です」  葵は次々に枕を投げた。旋風のような連投。枕は障子を避け、壺を避け、天井を傷つけない絶妙な軌道で飛ぶ。  レイは光の壁を作り、枕を受け流す。しかし、葵は枕の反射角度まで読んでいた。  枕が壁を跳ね、レイの足元へ迫る。  レイは跳躍した。  その先に、葵がいた。 「取った!」  葵の枕がレイの胸へ向かう。  レイの姿が揺らいだ。  虚像。 「なっ……!」  葵の枕が空を切る。  レイは彼女の背後に現れた。だが、葵は振り返らない。 「そこですね」  彼女は目を閉じたまま、身体を沈めた。  レイが投げた枕が、頭上を通過する。 「心眼か」 「曇りなき青瞳です」  葵は床を蹴った。  しかし、その足元に小さな光のゲートが開いた。  葵は一瞬だけ体勢を崩す。  レイはその隙を逃さなかった。 「これで――」  投げた枕が葵へ向かう。  だが、葵は口元を上げた。 「秘奥義――枕乱舞!」  彼女は両手を広げた。  部屋に残っていた枕が、すべて宙へ舞い上がる。 「その枕頂きますっっ!」  枕、枕、枕。  余った枕が一斉に飛び交った。  大きな音が出る。  ぽふん、ぽふん、ぽふん、ぽふん!  レイはゲートでいくつも吸収した。だが、すべては無理だった。  葵の投げた枕が、レイの視界を埋め尽くす。  レイはフラッシュを放った。  部屋が白く染まる。  葵の視界が一瞬奪われる。  レイは勝負を決めるべく、瞬間移動した。  しかし、葵は目を閉じていた。  フラッシュが効かない。  彼女は音と気配だけで、レイの位置を感じ取っていた。 「こちらです!」  枕が飛ぶ。  レイの危険予知が警告を鳴らす。  避ける。  だが、背後から別の枕。  さらに横から一つ。  上から一つ。  逃げ道が塞がれている。  レイは最後のゲートを展開した。  枕が一つ、ゲートへ入る。  そのまま葵の背後へ――。  葵は予測していた。  振り向きざま、枕を投げる。  二つの枕が交差し、同時に相手へ向かう。  レイの枕は葵の肩をかすめた。  葵の枕は、レイの胸に命中した。  ぽふん。  静寂。  レイは自分の胸元を見下ろした。 「……俺の負けか」  葵は息を切らしながら、枕を抱えた。 「私の勝ち、ですね」 「認めるよ。最後の読み合いは完全に負けた」 「ふふっ。では、勝者として一言よろしいですか?」 「どうぞ」  葵は胸を張った。 「枕は、正しく投げましょう!」 「それは勝者のコメントとしてどうなんだ」  その瞬間だった。  廊下から、先ほどよりはるかに重い足音が響いた。  コツ。  コツ。  コツ。  全員が凍りつく。  ティナ先生が、再び襖の前に立った。 「皆さん」  襖が開く。  彼女の笑顔は、先ほどよりも優しかった。  そして、目が金色に輝いていた。 「今度は、さすがに寝たふりでは済みませんよ?」  圧倒的な魔力が部屋を満たした。  畳が軋む。  布団がふわりと浮く。  枕が一斉に天井へ吸い上げられる。  レイが立ち上がろうとした。  しかし、身体が動かない。  葵も、ヘンリーも、ミルファニアも、ザコも、全員が見えない力に捕らえられた。 「な、なんですかこれ……!」  葵が叫ぶ。 「先生の嗜みです」  ティナ先生はにっこり笑った。 「皆さん、元気なのは結構です。仲が良いのも素晴らしいです。ですが、旅館の夜に騒ぐなら、最後まで責任を持たなくてはいけません」  彼女の背後で、超圧縮魔力が光の翼のように広がった。 「よろしい。お仕置きの時間です」  それから一時間。  全員が正座させられた。  ティナ先生の説教は、驚天動地の規模だった。  枕の持ち方。  投げる角度。  旅館への配慮。  他の宿泊客への配慮。  深夜の睡眠の重要性。  そして何より、教師が見回りに来た際に本当に寝るべき理由。  レイは冷静に頷きながらも、内心では敗北以上の衝撃を受けていた。  葵は正座のまま、真剣に反省していた。  ヘンリーは説教の構成を分析していた。  ミルファニアは途中で眠ってしまった。  ザコは最初から寝ていた。  やがて、ティナ先生は腕を組んだ。 「では、最後に。今日の枕投げ大会の勝者を発表します」  全員が顔を上げた。  レイが葵を見る。  葵が背筋を伸ばす。  ティナ先生は、静かに告げた。 「優勝者は――山尾葵さんです」  葵の顔がぱっと明るくなった。 「やりました!」 「ただし」  先生は笑顔のまま続けた。 「大会そのものの最終的な勝者は、全員まとめて私に捕獲されたため、ティナ先生です」  部屋に沈黙が落ちた。  レイが小さく呟く。 「……それ、反則じゃないか?」  ティナ先生の金色の瞳が輝いた。 「先生は、ルールを守る側ですから」  ミルファニアが布団の中から手を挙げた。 「またやってもいい?」  ティナ先生は微笑んだ。 「次は、昼間の体育館で。先生も参加します」  全員の顔から血の気が引いた。  そして翌朝。  旅館の十二畳の寝室には、何事もなかったかのように、綺麗に並べられた布団と、無傷の襖と、壺だけが残っていた。  枕投げ大会。  激闘の末の勝者は――  優勝者:山尾 葵  大会全体の最終勝者:ティナ先生