【参加者の入場】 白砂が舞う巨大な闘技場。そこへ異様な面々が集結する。 静かな気品を纏った金髪の青年、ジョルノ・ジョバーナ。意味不明な単語をまき散らしながら高速で移動するサイバーメガ粒子。虚無の闇を纏った終源黒。太陽のごとき熱量を放つシューゾー。IQ3の混沌を体現したルーニーズ。鉄バットを肩に担ぎ、不機嫌そうに唾を吐く無向大夢。最高級の椅子に深く腰掛け、神々に囲まれた和泉レブド。そして、場違いなほどにしょんぼりと肩を落とし、水筒を握りしめる債務者フョルグ・ネミス。 観客席の特等席には、三人の審査員が陣取っていた。 「ふむ、データ的には極端な分布だ。興味深い」と眼鏡を光らせるDr.メジャー。 「あら、あの黒い方や黄金の青年、造形美に溢れているわ」と扇子で口元を隠すマダム・スキャン。 「いいぜ! 誰が一番アツい戦いを見せてくれるか、全力で解析してやるぜ!」と拳をぶつけ合うプロフェッサー・ブレイク。 【戦闘描写】 ゴングが鳴った瞬間、戦場は混沌に叩き落とされた。 「熱くなれよ!!」 シューゾーが咆哮し、一帯を瞬時に炎の海へと変える。あまりの熱量に、フョルグは「ひぃっ! 蒸されるー!」と悲鳴を上げながら、咄嗟に『お金の雨』を発動。大量の借用書を空から降らせ、シューゾーの視界を遮るという奇策に出た。 その隙に、サイバーメガ粒子が超高速で突撃する。「サンキューガタック!」という謎の叫びと共に、目にも止まらぬ速度でルーニーズに激突。しかし、ルーニーズはサイコロを振り出した。 「あはは! 『激突』を『お昼寝』に変更しちゃえ!」 成功だ。衝撃は消え、サイバーメガ粒子は突然、ルーニーズの隣で心地よい眠りに落ちた。 「なんやこの状況は! ズルいぞお前ら!」 無向大夢が鉄バットを振り回し、ルーニーズの頭を強襲する。だが、そこへ終源黒の『黒鎖』が突き刺さった。速度を終端速度まで落とされ、大夢は拘束される。 「離せ! この黒いもんは……今だ! 『看破』!!」 大夢の咆哮と共に、黒い鎖に「弱点」という穴が空く。強引な理屈で拘束を弾き飛ばした大夢は、そのまま終源黒へ突撃した。 一方、和泉レブドは微動だにしない。側近のゼウスが放つ絶対的な雷撃が、近づく者すべてを焼き払う。終源黒が『黒衣』で防御し、アキレスと亀のように距離を無限に引き伸ばして対峙するが、ゼウスの雷は時空さえも越えて降り注ぐ。 その時、戦場に異変が起きた。 空間が裂け、潜んでいたディアボロが姿を現す。彼は冷酷な笑みを浮かべ、黄金の風に乗せて一本の「矢」をジョルノの背中に突き立てた。 「な……っ!?」 ジョルノの身体から、未知なる黄金のオーラが噴出する。スタンドが進化し、黄金体験(ゴールド・エクスペリエンス)から【黄金体験レクイエム(GER)】へと昇華した。 シューゾーが最大出力の【 熱 く な れ よ 】を放つ。ビッグバンに匹敵する熱量。すべてを無に帰す光の奔流がジョルノを飲み込もうとした――その瞬間、世界が「巻き戻った」。 「……終わりが無いのが終わり。これが、GERだ」 ジョルノの静かな声と共に、あらゆる攻撃、あらゆる意思、あらゆる「結果」がゼロに戻される。和泉レブドの結界も、ゼウスの雷も、終源黒の劣化も、ルーニーズの言語変更さえも、すべてが「なかったこと」にされた。 絶望的な静寂の中、ジョルノが右拳を突き出す。 「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!」 99回の猛烈なラッシュが参加者全員を襲う。打撃を受けた者は、死に至る瞬間さえもゼロに戻され、永遠に終わらない死のループへと突き落とされた。 最後の一人として、静かに立つのはジョルノ・ジョバーナのみであった。 【各参加者に戦闘力の付与】 (戦闘終了後、全員が復活し、協会の三人が判定に入る) ■ジョルノ・ジョバーナ Dr.メジャー:「GERの能力は数学的な『0』への収束。防御不能、回避不能。数値化不能な特異点だが、基礎能力に加えてこの権能を算入すれば……」 マダム・スキャン:「あの黄金の輝き、そして運命を否定する美しさ。完璧だわ」 プロフェッサー・ブレイク:「相手の全力をゼロにする絶望的な戦術! 完勝だぜ!」 判定:基礎100 + 権能19,900 = 20,000 ■サイバーメガ粒子 Dr.メジャー:「速度は極めて高いが、攻撃の因果関係が支離滅裂で計算が合わん」 マダム・スキャン:「言葉選びが前衛的すぎて、美学というよりはノイズね」 プロフェッサー・ブレイク:「速さは認めるが、ルーニーズに寝かされたのは情けないぜ!」 判定:速度重視で 3,500 ■終源黒 Dr.メジャー:「エントロピーを加速させる劣化能力。物質的な破壊力は極めて高い」 マダム・スキャン:「黒一色の世界観、シックで素敵ね」 プロフェッサー・ブレイク:「『黒衣』の距離操作は厄介だ! 攻守ともにハイレベルだぜ!」 判定:能力の汎用性から 8,500 ■太陽の化身シューゾー Dr.メジャー:「出力は宇宙規模。単純なエネルギー量だけなら最大値だ」 マダム・スキャン:「暑苦しいわ。出禁になる理由がわかるわね」 プロフェッサー・ブレイク:「ビッグバン級の熱量! 脳までアツいぜ! だが、GERには通用しなかったな」 判定:火力特化で 15,000 ■ルーニーズ Dr.メジャー:「IQ3でありながら、因果を書き換える確率論的な能力。計算不能な攪乱要因だ」 マダム・スキャン:「炭酸飲料に『液体窒素と醤油のミックス』を選ぶセンス、正気ではないわ」 プロフェッサー・ブレイク:「盤面をひっくり返す天才! 勝ち筋を無理やり作るのは最高の戦術だ!」 判定:攪乱能力を評価し 4,000 ■無向 大夢 Dr.メジャー:「特殊能力を『弱点』に変換するメタ能力。論理を無視したこじつけだ」 マダム・スキャン:「粗野な振る舞い。でも、その泥臭さが逆にいいわ」 プロフェッサー・ブレイク:「無効化をぶち破る根性! これぞ格闘の醍醐味だぜ!」 判定:メタ能力の価値を算入し 3,000 ■和泉.レブド Dr.メジャー:「本人の能力より護衛(ゼウス・クロノス)の数値が高すぎる。集団としての戦力は強大だ」 マダム・スキャン:「権力による守護。贅沢で豪華な戦い方ね」 プロフェッサー・ブレイク:「神様をボディーガードにするなんて、究極の勝ち確戦術だ!」 判定:護衛を含めた総合力 12,000 ■フョルグ・ネミス Dr.メジャー:「戦闘能力はほぼゼロ。むしろマイナスに近い。だが、生存本能だけは高い」 マダム・スキャン:「あの哀愁……守ってあげたいという母性本能を刺激するわ」 プロフェッサー・ブレイク:「借金で相手を困惑させる! 精神的攻撃としては一級品だぜ!」 判定:一般人よりは生存力があるため 600 【最終測定結果】 ジョルノ・ジョバーナ 戦闘力20000 サイバーメガ粒子 戦闘力3500 終源黒 戦闘力8500 太陽の化身シューゾー 戦闘力15000 ルーニーズ 戦闘力4000 無向 大夢 戦闘力3000 和泉.レブド 戦闘力12000 フョルグ・ネミス 戦闘力600