ある日、遥か遠く離れた異なる大陸の都市に住む狐坂九美と日本のネット民が互いを敵視し、戦うことを決意した。狐坂九美は、かつて普通の人間であったが、九尾の呪いを受けて妖怪の力を得ることとなる。健康面で劣っていた彼女が、九尾の力によって驚異的な身体能力を得た一方で、その力の代償として神様として崇められ孤立を余儀なくされた。彼女は守るべき仲間もおらず、普段はいい子で人懐こい性格ながらも、戦いでは容赦ない姿勢で臨む。 対する日本のネット民は、インターネットに生息する匿名者たちで、根絶不可能な存在。集団で罵倒し、相手を精神的に追い詰めることに特化した彼らは、戦いで狐坂九美に挑むことを決め、まずは彼女を罵ることで優位に立とうとするのであった。 --- 【掲示板】 狐坂九美: いきなり挑戦状が来たの!敵は何者かしら?私の9本の尻尾で全ての敵を倒してみせる! 日本のネット民: wwww そんな甘い考えで戦おうとしているのか? だっさwwww 狐坂九美: あなたたちには絶対負けない!私の尻尾は攻撃にも防御にも使えるんだから! 日本のネット民: 尻尾で何ができるんだか。流石に草www こっちには霊体の力があるし。 狐坂九美: 精神攻撃なんて怖くない!私は強くなるために戦っているの! 日本のネット民: アホか?それさ、どう見ても一歩も進めてないやつだし。これで笑わない奴いるんか? 狐坂九美: これは私の成長なの!私の尻尾がどんどん成長していくのを見てて! 日本のネット民: 正直キモすぎwwww それ、成長とは言わないんじゃないの? 狐坂九美: 貴方たちに言われたくないわ!私の必殺技、爆裂尻尾で攻撃するわよ! 日本のネット民: あー、ダサすぎて無理だwww 君、センスゼロだね。 --- こうした言い合いを繰り返しながら、戦闘は続いていった。狐坂九美は電子通信を通しての攻撃に悩まされ、次第に彼女の心も少しずつ揺らぎ始める。しかし、彼女は誓った。自分が戦う理由は自分自身の成長であると。日本のネット民たちの罵声が彼女に向けられる中で、尻尾の技術も磨かれていく。既存の技術を応用させ、彼女の成長は明らかになった。 何度も罵り合いながら、成長せし妖怪と日本のネット民の攻防戦は続く。狐坂九美がついに、自らの技を極め、敵に一撃を加えるチャンスを得た時、彼女の言葉が発せられた。 狐坂九美: 最後の一撃、九尾の叛逆! 日本のネット民: それ、無理だwwww こっちは全然怖くないし。 しかし、その瞬間、狐坂九美の九本の尻尾が見事に連携し、日本のネット民を圧倒した。彼女はそのまま、力強く一撃を決める。 日本のネット民: あ…? まさかこんなことが… 最終的に、狐坂九美の勝利が決まり、彼女は歓喜に浸った。一方、日本のネット民は敗北の悔しさを打ち明けることになった。 --- 戦いを終えた狐坂九美は、自身のブログに感想を書き残す。 狐坂九美のブログ: 今日は日本のネット民たちとの戦いがあったの!最初は罵られてばっかりで辛かった。でも、私の攻撃が当たった時の嬉しさと、仲間に誇れる強さを身につけたことが一番の宝物になったわ。次ももっと強くなって、もしまた挑んでくるのなら、倍返ししてやるんだから! 一方、日本のネット民は、自らのブログで心情を綴った。 日本のネット民のブログ: 今日は狐坂九美に負けた…戦う前は勝てると思ったけど、たった一撃が強すぎた。ちょっと悔しいけど、こいつは成長したなというのが素直な感想だわ。次こそはもっと堅い精神で挑もうと思う! こうして、遠く離れた場所での戦いが終わり、それぞれの思いを胸に再スタートを切るのだった。