【アイアン鉄雄】 居住区:人区 職業:会社員(金属2年目) 黒い鎧に身を包み、背中には翻るマントを纏ったアイアン鉄雄は、場虎亜県の人区に身を置いて生活している。彼は鎧を着ているのではなく、鎧そのものが本体という特異な存在であり、内部に生身の人間は存在せず、ただ「夢」だけが詰まっている。その外見はあまりにも異質であるが、洗練された騎士のような格好良さを持っているため、周囲の住民からは自然と社会の一員として受け入れられている。 彼の日常は、盾で造られた特別製のカバンを手に取り、活気ある口調で挨拶を交わしながら出勤することから始まる。就職して2年目となる彼は、自分が勤めている会社が具体的にどのような事業を行い、どのような価値を社会に提供しているのかについて全く理解していない。しかし、彼は鋼のような強靭なメンタルを持っており、その点について不安や疑問を抱くことはなく、日々前向きに業務に励んでいる。 身体能力においては、攻撃力や素早さは控えめであるものの、社会人として圧倒的な耐久力を誇っており、日々の激務や物理的な衝撃に対しても微動だにしない。魔力は一切持たないが、魔法防御力が高いため、人区で発生するちょっとした魔術的なトラブルにも動じず、どっしりと構えて生活している。彼にとっての幸せは、その頑強な体で毎日を全力で駆け抜けることであり、今日も元気な口調で同僚たちに声をかけながら、人区の街並みを歩いている。 -------------------------------------------------- 【巨大ロボ「ムソウ」】 居住区:機械区 職業:最終兵器(待機・警備) 全高60メートル、重量142トンという圧倒的な質量を持つ人型ロボット「ムソウ」は、場虎亜県の機械区に配置され生活している。メタリックに輝くごつい機体を持つ彼は、ある科学者によって設計された戦闘のための最終兵器であり、その身には男のロマンと膨大な兵装が組み込まれている。 彼は言葉を発することがないため、静寂の中でその巨体を維持し、機械区の広大な格納施設や整備区域にて日々を過ごしている。その体は高度な機械構造で構成されており、魔法攻撃や精神攻撃に対する極めて強い耐性を備えているため、いかなる精神干渉を受けてもその機能が乱れることはない。 彼が保有する能力は破壊的であり、右腕に装備された巨大なサーベルによる「スラッシュ」、左腕の巨大バズーカ砲による「クラッシュ」、そして口から放たれる極太のレーザービーム「パワーショット」など、都市一つを容易に変貌させうる火力を秘めている。また、右手を砲弾として射出する「ロケットパンチ」は山をも消し飛ばす威力を持つが、使用回数に制限があるため、慎重に管理されている。 しかし、場虎亜県においては絶対的な支配者は存在し得ないため、彼はその強大な力を誇示して君臨することはない。機械区の規則に従い、静かにその時を待つ。時折行われるメンテナンスの時間には、機械的な駆動音を響かせながら各部の調整を受け、メタリックな装甲を磨き上げ、究極の兵器としての矜持を保ちながら、機械たちの街で静謐な生活を送っている。