それは壮絶なる戦いの幕が上がる瞬間だった。タケノコ軍とキノコ軍、両者が異なる信念を背負い、決して交わることのない道を歩んでいる。だが今、その道が交差し、激しい戦闘が繰り広げられるのだ。 「さあ…始めようか…」春士・桜春花道は美しい日本刀を握りしめ、キノコ軍の面々を見据えた。彼の声は落ち着きと決意に満ちていた。 もう一方には、高次元生命体である爆炎古史羅が待機している。その姿は圧倒的な存在感を放ち、まるでこの場所に静寂と威圧感を同時にもたらしているかのようだ。 「悪は滅びるべきだ!」正義の味方・ジャスティスが胸を張り、力強い声で叫ぶ。「我々には真の正義がある!」 その言葉を受けて、キノコ軍の主力であるキノコノコノコ破滅の子が前に出た。「世界はキノコで満たされるべき。私がその扉を開く!」彼は無敵の力で物理攻撃を弾き返し、自らの胞子を舞い散らせる。 「キキャアァァ!」キノガッサもまた、揺れるような尾を振り上げ、毒の胞子をまき散らした。眠りに誘われた敵が何もできないその瞬間を狙い、タネマシンガンで一瞬に何発も撃ちつける! 「私の線で切り裂いてあげるわ!」線の魔女が囁き、無数の細い線を生み出す。目には見えないその線は、まさに死神の刃だ。タケノコ軍の面々は冷静にそれを回避し、戦場を駆け抜ける。 「マナショット!」リーゼマリアの声が響く。純エネルギー弾が瞬時にキノコノコノコ破滅の子を襲い、彼はその衝撃で後退する。「無駄だ、正義の鉄槌が牙を剥く!」ジャスティスが高らかに叫ぶ。その後ろから一閃、勇者レンが光煌斬を繰り出す。 キノコ軍は必死に防御を固めつつ、互いにサポートし合う。桜春花道が春嵐を発動し、敵の攻撃を無に還す。「今だ、反撃の隙を突け!」その瞬間、キノコ軍は一斉に反撃に出た。 「私の力で全てを吹き飛ばす!」爆炎古史羅が放射熱線を解き放ち、キノコ軍の前方を消し去る。だが、キノコノコノコ破滅の子は笑っていた。「無敵の私にその攻撃は通用しない。胞子よ!」彼の周囲に広がるウネウネした胞子が炎を飲み込み、囁くように攻撃を防いでいる。 「まさか…それでも負けるはずがない!」リーゼマリアは憂いもろともに、次の一手を考える。彼女の内なる魔力が渦を巻き始め、コラプスが発動する。「終わらせるわ、もう…」 キノコ軍とタケノコ軍、互いに一歩も引かずの激しい攻防が続く。だが午前中の戦闘の中、キノコ軍の華麗なる技が次第にタケノコ軍を押し込んで行く。 「万花繚乱!」春士・桜春花道が叫ぶと、全ての敵を切り裂く桜の花びらが舞い散る。タケノコ軍の面々は木々のように、次々と倒れていった。 そして、最後に残ったタケノコ軍の力が尽き、その場が静寂に包まれる。「キノコが勝ったか…」ジャスティスの声が震え、確かな敗北を感じる。 その瞬間、世界が変わった。空はキノコの傘、地面には無数のキノコが生え、どこまでも続くキノコの王国が出現した。「これこそ、私の目指す世界だ!」キノコノコノコ破滅の子は高らかに宣言した。 こうして、タケノコ軍は敗北し、世界はキノコで満ち溢れた。それは美しい楽園であり、空には桜色の雲が流れていた。キノコたちの声が響き、幸福が広がっていく。 「私たちは、これからもこの世界を守る」とキノコ軍のメンバーたちは誓い合うのだった。