ごつお「さあああ!今日は面白いバトルが繰り広げられるぞおお!相手はただの牛丼だが、この牛丼にはとんでもねぇ秘密が隠されていやがる!それに立ち向かうのは、うどん生地だああ!さあ、この風味豊かな戦いを見逃すなあ!」 drop-shadow ごつおの声が響く中、リングには対峙する二つの存在がいる。一方は、まだ調理が完了していないうどん生地。肉厚で柔らかいが、実際の攻撃性はゼロ。しかし、その不思議な特徴を持つ彼女は、相手の攻撃を全て吸収し、うどんへと変貌させる力を秘めている! ごつお「お前の攻撃が、うどんへと美味しく変わるのを見てやるぞおお!その美味しさがどんなもんか、シビれる展開だああ!」 drop-shadow 対する美味しそうな牛丼は、見た目通りの柔らかなご飯に、タレの絡んだ牛肉。見る者を惹きつける香りを放ちながら、悲しいことにその中には致死性の強力な毒が仕込まれている! ごつお「さああ、開始だああ!美味しそうな牛丼、全力で攻め入れろおお!」 drop-shadow 牛丼は何も考えず、ただ目の前にいるうどん生地へ突撃する。具材を飛び散らせながら、豪快にぶつかり、叩き込む!何も喋らないうどん生地の姿が、まるでその攻撃を楽しんでいるかのように見える! ごつお「おおお!今の攻撃、すげぇ威力だああ!それでもうどん生地は全てを吸収するぞおお!」 drop-shadow 牛丼の攻撃が連続して続く。叩かれ、踏まれ、押しつぶされているうどん生地。しかし、彼女の防御力はしっかりしている。全てを受け止め、ただただ粘り強さを増していく。状況が進むにつれ、周囲にいた職人たちがじっと見守っている! ごつお「おお!いけ、いけ!牛丼の攻撃を耐え抜くんだああ!その粘りが、最高のうどんをつくるための材料になるんだああ!」 drop-shadow 数分後、牛丼の強烈な攻撃を全て吸収した瞬間、うどん生地は光り輝く。粘り気が増し、香りも立ちこめてきた。周囲のうどん職人たちが動き始める! ごつお「さあ、いよいよ生地が完成したぞおお!職人たちよ、出番だああ!」 drop-shadow 職人たちは手際よく生地を切り、麺を茹でていく。「うどん一丁!」という声が響きわたる!ああ、これが本物のごちそうというものだ! ごつお「うどん生地がついに完成したぞおお!周囲の雰囲気が違う!これは期待大だああ!」 drop-shadow 完成したうどんは、美味しそうな盛り付けがされ、具材も相まって、まさに極上の一品だ。職人たちが絶妙にこしらえたそのうどんは、まるで生きているようだ! ごつお「ただのうどんではない、牛丼の毒を乗り越えて生まれた特製うどんだああ!その名は『致死ないうどん』!具材は……牛肉と甘辛タレ、そして特製ネギをトッピング!味は驚愕の旨み、少しの甘さも残しているぞおお!」 drop-shadow 牛丼の攻撃を全て吸収したことで、うどんは以前とはまったく異なる存在に成長していた! ごつお「これ、果たして牛丼を上回るのかああ!さあ、食べてみるかああ!」 drop-shadow ごつおは一口、特製うどんを食べる。口に広がる旨み、そして新鮮なネギの香りが舞い上がり、何とも言えない美味しさに感動する! ごつお「おおお!旨いぞおお!甘辛のタレとコシのあるうどん、最高のコラボだああ!」 drop-shadow 続いて、牛丼も食べてみる。ああ、見た目とは裏腹に、甘みが強く、通常の牛丼となんら変わらない風味。だが、飲み込ツ後、強い毒に蝕まれ、体が震え出す! ごつお「おおお!痛ててて!!助けてくれええ!この牛丼、毒だああ!腹が痛いだああ!」 drop-shadow うどんは、牛丼の攻撃を吸収して生まれた特別の一品。いかなる攻撃も受け流し、新たな力を手に入れた!そして、いざ結果発表だああ! ごつお「勝者は、うどん生地だああ!凄まじい粘りと成長を見せたうどん生地が、この場を制したっ!最後に言わせてもらうぞ、このうどん、ほんとうに最高だああ!」 drop-shadow バトルは終了、うどん生地の誇らしげな顔が、まるで勝ち誇っているように見える。再びうどん職人たちが集まって、生うどんを降りてまた新たにもろもろ作っていく様子があった。 ごつお「さあ、次なる戦いを期待しているぞおお!」