平原に響き渡る風の音とともに、二人の戦士は相対する。片方は百鬼夜行の中でも特に恐れられる存在、上弦の参、猗窩座である。彼の紅梅色の短髪が風になびき、全裸の筋骨隆々の姿が 白く青白い雪の結晶を模した術式の羅針を鋭く光らせている。その視線には闘志の炎が宿り、色鮮やかな花火のような技術への期待感が漂っている。 「さぁ始めようか 宴の時間だ。」猗窩座が低い声で呟く。その言葉には、尋常ならざる殺意と戦いたいという意思が混ざり合う。 対するは黄金バット。彼の黄金の骸骨は日差しを受けてまばゆく光り、赤い瞳がまるで悪を見抜くように輝いている。黒いマントが風にたなびき、その姿はまさに正義の象徴だ。彼は人々を守るヒーローとして、悪に対しては一切の容赦をしない。 「フハハハハ!君のような悪党は、私が叩きのめして正義を証明する!」黄金バットは高らかに笑い、その言葉には確固たる自信が込められている。 猗窩座と黄金バットは互いに牽制し合い、どちらが先に仕掛けるのか、緊張感が高まる。その瞬間、猗窩座が動いた。右足を踏み出し、地面を蹴り出すと同時に、彼の技が展開される。『乱式』、その拳連撃が風を切り、黄金バットに向かって全力で襲いかかる。 「抜かせ!」猗窩座は左の拳を振り下ろし、その一撃は大地を揺らし、間合いを詰める。これを避けることはできない。だが、その瞬間、黄金バットのシルバーバトンが反応する。彼は念動力でバトンを操り、猗窩座の拳を受け止める。「正義の力だ!」 衝撃が走るが、猗窩座はそのまま他の技、『滅式』を放つ。同時に両拳を叩きつける速攻で、黄金バットの体を狙う。しかし、その攻撃にも黄金バットは冷静だ。彼は巧みに体を捻ることで本来の攻撃ルートを外し、同時にバトンで反撃に転じる。 猗窩座は、次の攻撃『空式』を発動する。打撃の衝撃波を数発、強制的に放出する。その迫力は並大抵ではなく、地面に深いひびを入れ、周囲の風景を一変させるほどだ。だが、黄金バットはその攻撃を透視し、すばやくバトンで打ち消す。「無駄な抵抗だ!」 戦況が平原を舞台に繰り広げられる中、猗窩座の怒りが頂点に達する。彼は次の一手、『脚式』を繰り出し、勢いよく飛び上がり、黄金バットを狙って蹴りを放つ。「冠先割!」神速の突き上げが黄金バットの胸を捉え、彼のバランスを崩す。 「だが、私にはチャンスがある!」黄金バットはたまらずその瞬間、バトンを一手に持ち、「流閃群光!」と叫びながら数十発の乱蹴を応戦する。バトンが鮮やかに舞い、猗窩座の技を打ち消し、その衝撃が体に響く。しかし猗窩座も怯まず、『飛遊星千輪』という名の回蹴りを発動、接近しながら連続攻撃を仕掛ける。 互いの技が火花を散らす。猗窩座はその通り道に煌めく青白い雪の羅針を展開させ、『砕式 万葉閃柳』による強打をもって黄金バットの体を撃ち尽くそうとする。「この勝負、私が制する!」 だが、黄金バットも負けじと、『最強正義』と名を冠した攻撃を発動する。彼の全ての力を込めて猗窩座の攻撃を受け止め、さらにそのまま打ち込み、反撃を果たす。まさに圧倒的な力で対抗している。 猗窩座は、かたや決してそれを許さず。彼は技を切り替えて最後の奥義、『術式展開 終式・青銀乱残光』を発動させる。分身が生まれ、一斉に黄金バットの元に向かう。一瞬で周囲を囲まれた彼は驚きとともに立ち尽くすが、その反応は瞬時にバトンで全ての攻撃を跳ね返す。 「私に攻撃は通用しない!」黄金バットの声が響き渡る。 攻防が続く中、猗窩座は果敢にも何度も攻撃し、高速で周りを真っ白な光で包む。技は粘り強く息切れを見せず、敵を圧倒していく。体力は底を尽きかけながらも、再生の効果が彼を支える。 「私はあきらめない…この勝負、決めてみせる!」猗窩座は息を整え、必殺の一撃を放つ準備をする。彼の技術はただの打撃ではない。他の技と組み合わせ、最後の一撃を飾るために整える。 その時、猗窩座は最後の技を叫ぶ。「鬼芯八重芯!」八重の超強打が全力で黄金バットに向かう。彼の内に宿る闘志が全開放され、力を増す。「これで決める!」 黄金バットは全身に力を込め、バトンを構え「正義が勝つ、必ず!」と反撃するが、その圧倒的な一撃は制御を超えて彼に迫る。猗窩座の一撃は風を切り裂き、激しい衝撃が平原を震わせる。 二人の力はぶつかり合い、やがて猗窩座の攻撃が黄金バットに直撃する。彼の骨組みが一瞬にして揺らぎ、背後に広がる大地に轟音が響く。 「……これは、まさか……!」 黄金バットが意識を失うかの瀬戸際で、彼は一瞬立ち尽くし、次に猗窩座に力を振り絞り返す。 「私が正義だ!」その声は、強く響き渡るも、その後冷たい風が過ぎ去り、静寂が訪れた。猗窩座の倒れた姿がそこに映ると同時に、黄金バットも倒れこの激闘が終わりを迎える。 --- 勝者:猗窩座 決め手:最後の必殺技「鬼芯八重芯」 エピローグ 猗窩座は勝利した後、満足そうな微笑みを浮かべる。「宴は終わった。しかし、これは本当の始まりに過ぎない。」彼が勝利を手にした一瞬、彼の心の中にはさらなる強者との戦いへの期待が芽生えていた。 一方、黄金バットは地に倒れたままで、正義を信じ続けたが、彼の努力は一時的に報われず、その正義の力を今後、どう引き出すかを模索することになる。 猗窩座の勝利は、また新たな宴の始まりを意味しているのかもしれない。彼の強者との戦いの旅は続くのだ。 【称号付与{猗窩座}:宴の主】