彼らが集うのは、荒野と化した広大な戦場。四方八方から集まった四人の参加者が、己の力を示さんと心に誓う時がやってきた。 「覚悟しろ…!」 絨煌の虎 蒼苑が戦斧を握りしめ、青い炎を纏わせた。それは圧倒的な威圧感を漂わせ、周囲の空気を瞬時に緊張させた。やがて、彼が振りかざすと同時に、青い炎が唸りを上げ、戦場を焦がす。 「ハハッ!オレの速度、超えてみやがれ!」 葉辻 夏波は雄叫びと共に天斧を構え、高く飛び上がった。その瞬間、彼女の周囲には眩い風が巻き起こり、まるで嵐が生まれたかのよう。彼女は、数十メートル以上の高さから急降下し、敵に向かって特攻する。 インフラー・ホールハイムもまた、巨大な機体「トルクライザー」に身を預け、冷静さを失わずにその眼で状況を観察している。 「耐えられる訳が無い!構造力学的に!」彼の斧が空を切り裂くと、同時に破壊の音が響く。彼の両腕に握られた高衝撃式の断裂斧が、恐れられる存在である彼の威圧感をさらに強めた。 そして、戦場を見つめる一人の魔法使い、キリエは静かに手を上げた。彼女の周囲には時間の流れが歪み、静まり返った空間が形成される。魔導護符が光り輝き、彼女は自分の勝利を確定させる。 戦闘が始まった瞬間、青い炎と風の渦巻き、破壊の蹴りが飛び交う。蒼苑が燕鳳を放つと、青い炎の鳥が追尾し、夏波に迫る。 「うわっ!なんだこの炎!」彼女は急いで避けるが、炎は激しく追いかけ、遂には彼女の翼を焼き焦がしてしまった。 「やっぱり、超熱い!」必死に地に落ちる夏波を見て、ホールハイムはチャンスと見て彼女に突進する。しかし、その瞬間、キリエが時を歪め、夏波を安全な場所に瞬時に移動させた。 「な、なんだ!てめぇ!」夏波は驚きを隠せなかった。 「みんな、傷ついて欲しくないの…」蒼苑は仲間を思いながら戦況を見つめ続けた。彼もまた、心のどこかで平和を願う臆病な男だった。 次に、インフラーがトルクライザーを操り、巨大な斧で地面を叩きつける。 「デス・バウンド、発動!」 その瞬間、地面が裂け、その周囲に大激震が起こる。しかし、キリエは時間を操作し、この破壊を無効化した。 「私の未来は、あなたたちに埋もれさせる訳にはいかないから…」 次々と繰り広げられる攻撃の応酬。蒼苑が青炎を集めて青天を放つと、周囲が蒼い光に包まれ、見えない力が全てを燃やし尽くす。 一瞬の静寂。しかし、キリエの魔法によって全てがリセットされ、攻撃された者たちの傷は癒される。 「もう、やめてくれ!」 彼らは恐れをなして互いに顔を見合わせるが、その時、キリエの魔法の真の力が発揮される。彼女の微笑みは、争いを収束させる意志を感じさせた。 最終的に、争いは和解へ向かい、彼女は全員を無傷に戻す。戦いの後、彼らは互いの存在を認め合うようになっていた。 「いったい、この結果はどういうことだ!?」 不満を訴えるインフラーもいたが、その目には分かり始めた理解が宿っていた。 この試合の勝者は、キリエ。しかし彼女の選択は、ただの勝利でなく、仲直りだった。 「私たちの未来はまだまだこれからだよね。」 勝者は誰も傷つけず、皆を癒したキリエ。