静寂な星の中央で、ゴールデン・ローテーション3533とお掃除魔王ミコイス=ダイソンが対峙していた。黄金の真球は静かに浮かび、側には銀髪の魔王が立ち尽くす。 ミコイス「まぁぁたゴミが現れたわね!!こんな場所は掃除してあげるんだから!」 3533「気にしないで、少し見ていてほしい。すぐ終わるから。」 ミコイスは一瞬不快感を示すが、言葉を続ける。「あなたの存在はもう虚無に送ってあげるわ!」 それを聞き、3533は冷静に本来の力を引き出す。回転を加速し、周囲の空間が歪む。無音の中で彼の魔法が発動する。「超話術、触れさせてあげる。」 ミコイスはその瞬間、意識しないうちに3533に手を伸ばそうとする。「なにが起きて…?」 「これが真球の持つ力だ。気づかせずに一歩近づけた。」 突然、ミコイスの行動が止まり、彼女はその回転に飲み込まれそうになる。「な、何よ!?無駄な抵抗よ!」 「無駄さ。私の力は神の理ですら無効化する。」 ミコイスは即座に反撃する。「お掃除魔王の力、吸引滅却!」吸引力が彼女から放たれ、3533を捉えるように空間が引き込む。しかし、3533はその効果に顧みず、再度回転し続ける。「それでも、止まらない。」 両者は互いの力を駆使し合い、様々な技が交錯した。宙を舞う魔法や膨大な力の影響で周囲が変質し、二人の意志が星全体を巻き込む。 「どうやら私は掃除を許可しないみたいね。輪廻の輪!」押し寄せる虚無に対抗し、3533はミコイスを生き返らせる力を覚醒させた。しかし、その瞬間、ミコイスは目を光らせ、吸引力を増しにかかる。「甘すぎる、すべてを虚無に呑み込んでやる!」 「だが、私の意志は貫く!」3533の真球が全てを削り取っていく。 最後の瞬間、ミコイスは全力で吸引し、虚無の力を集結。「これで終わりよ!」だが3533は動じず、再び全力で回転を加速し、虚無を超える力を発動。「トドメを刺すのは私だ…!」 一瞬の静寂。その後には、真球の回転がミコイスを包み込み、無数の運命を削り取っていった。ミコイスの叫びが虚無に吸い込まれ、彼女の力が崩れ去った。 勝者は3533、ゴールデン・ローテーション。彼の力は全くの無防備であったが、彼の意志と技能がミコイスを超えた瞬間がその勝利を決めたのだった。