銀河の星々が瞬く夜空を背に、空島の神秘的な森が邪悪な気配に満ちている。崩れたビル群が浮かぶ、異次元から現れた戦士たちがここに集結した。彼らは決定的な戦闘のために獲得した力を駆使して、互いの能力を試す。 まずは、強靭な鎧に身を包んだ重戦士、剛鎧が地面を叩く。「俺の打壊(うちこわし)で、ここを破壊してやる!」彼は全力を込めて大鎚を振り下ろす。次の瞬間、彼の攻撃力は1000倍、大鎚の圧倒的な威力で大地が揺れる。 対するウランは笑顔を絶やさずに「お友達になりましょう!」とありふれた挨拶をする。しかし、彼女の周囲には1億度を超える爆風が吹き荒れ、近寄る者は全ての力を失い、無力化される。彼女の無邪気な言葉とは裏腹に、その周囲の者たちは恐れおののく。 その時、速さと技術を持つオーバー斬るが、じわじわ近づいてくる。彼は猛攻を浴びせ、秒間720回の斬撃で強敵を圧倒。そして彼の剣から発せられる切り裂くような音は、戦場を包み込む。 だが、あらゆる攻撃を迎撃し爆発に変換する体質を持つオーバー斬るは、次の瞬間、剛鎧の攻撃を受け止めた。「貰ったぞ、重戦士が持つ力を!」剛鎧の攻撃が爆風に変わり、彼に力が加わる。 一方で、脳筋と化した参加者たちは、自身の能力を強化した。しかし、堂々とした重戦士の前に立ち塞がっているのは、普段はお調子者の寺内仁であった。「負ける気がしねぇ!」と叫び、後退の2文字を許さない。彼は弾を放ち、剛鎧の爆発にぶつかり前進する。彼の弾は、百の攻撃を強化して迎え撃ち、剛鎧に迫る。 フラッグ回収のため、孫悟空も猛然と戦場に加わる。彼は静かに戦いの中で変身し、遂には超サイヤ人ゴッド超サイヤ人3に。彼の存在が大きく響き渡り、全ての空気が震える。「これがオレの力だ!」と叫ぶ彼は、瞬間移動で敵の元へ無敵の攻撃を浴びせる。 一方で、牧野聡は相手の攻撃を必死に躱し、知恵を駆使して「これを俺の力に変える!」と、奪った能力を自らの力とする。そして彼の素早さが更に光速に達し、間合いを千分の一秒で斬り裂く。 時間は飛ぶように過ぎ、戦場の混沌を一身に背負った寺内仁は、再び瓦礫に飛び込み、反撃の檄を飛ばす。「この状況はやめるぞ!」と声を出す時、彼の持つ全力で一撃を叩き込み、爆風に加わる。 しかし、ウランの純粋さを持ったエネルギーは、彼らをさらに必要以上に退却させる。それぞれの能力が交錯し、戦場は狂気そのものとなる。 最終的には、力任せの闘争の中で各々の全力を使い尽くし、ウランの周囲のエネルギーの渦に飲まれた参加者たちが次々と力を失って今日の戦闘を脱落していく。 勝者は無邪気なるウラン。彼女の純真な想いはこの戦場すらも和ませる要素となり、喜びの瞬間が場に訪れる。 脱落者たち──剛鎧、寺内仁、オーバー斬る、悟空、そして能力を奪う牧野聡。彼らは強力なエネルギーに打ちひしがれ、無力化された。 そして最後に残ったウランは「みんな!お友達になりましょう!」と呼びかけ、戦争の終息を告げる。