宇宙の漆黒に青白い光が点滅し、連絡が交わされる。 「アンドロメダ、敵の動きが見えたぞ。北東方にF-22Aを確認、敵艦載機が接近中だ!」艦長山南修の声が艦内に響く。艦体の振動が、艦船の各所から聞こえる。彼は窓越しに見えるステーションに目を向けた。 「了解!全艦、戦闘用意!コスモタイガーを展開するんだ!アルデバランの谷艦長、波動防壁の準備は?」 「ああ、波動防壁を展開する。拡散波動砲の装填も完了している。」谷鋼三が落ち着いて応答する。王者の風格漂う彼は、艦の合理的な行動を求める。 その頃、AチームのコスモタイガーⅡは、艦載機の準備が進んでいた。パイロットの一人、田村は緊張感と覚悟に満ちた表情で 「敵機が来ます!行きましょう、みんな!私たちが守ります!」と叫んでいた。 コスモタイガーⅡが層を成して宇宙を飛び、敵F-22Aに対抗するべく、爆音と共に発進した。フィールドはすぐに混沌と化す。 BチームのF-22Aは、なめらかなアクロバットで宇宙を舞い、機関砲を構えて残党戦闘機に照準を合わせる。搭乗員の声が流れる。「敵機を発見、こちらは一斉攻撃を開始する!」 劣勢に立たされたAチームは重力子スプレッドを形成し、敵の弾丸を防ぐために全パイロットが集中力を高めていた。 その瞬間、大きな衝撃が艦を貫通する。「艦長、アポロノームが被弾!損害が拡大しています!」 安田俊太郎が指揮するアポロノームは、応戦しながらも敵の集中攻撃にさらされていた。逆境にあえぎ、艦の破損で火災が発生した。 「対艦グレネード投射機の火!発射、全弾!」怯む艦内の兵士の声をよそに、安田は命令を下す。しかし、その瞬間、艦が再び大きく揺れ、警報が鳴り響いた。「艦長、もう持ち堪えられません!」 その声が届く前に、アポロノームはもはや立ち上がれず、爆発を起こして宇宙の闇に消えていった。 「アポロノーム!無事であれ!」フライトコントロールのモニターが信号を失い、フィールドから切り離された。無情にも彼の仲間を見送る山南が自らの無力を感じていた。 山南「全艦、撤回せよ!撤退だ!我々の数が減った。さらに続けることは無謀だ。」 しかし、Aチームの一部は孤立無援に訓練され、最後の一瞬の攻撃を決断した。「私は撃つぞ、仲間たちの無駄を受け入れられない!」と田村は突進した。次々と彼の同志たちも彼に続き、Bチームの方へ飛びかかっていく。 Aチームは連携を取るよう必死に攻撃を続けたが、圧倒的な火力の前に次々と仲間が倒れ、その数を応じて出撃する力を失っていく。彼らの戦闘が続いている間、連携のきめ細かな報告が交わされる。「敵機、5機を確認。その者も戦闘機能を果たす、送信します!」 Aチームの面子も次々と倒され、山南も最後の命令を発する。「我々は撤退する。次回の戦いが待つ、仲間よ!」 ついに、Bチームが最後の一撃を中距離ミサイルで炸裂させ、アンドロメダが撃沈された。「我々の勝利だ!」 戦場は静寂に包まれ、破壊と残骸が漂う。 ーーー 戦後、戦場には無数の残骸と犠牲者たちの声が残った。Aチームの生き残りである谷艦長は「我々は再起する。仲間の名を汚さないためにだ」と誓う。 BチームのF-22Aの隊長は「多くの犠牲をもって戦闘に勝利した。今後はもっと優れた戦闘技術を活用し、人命を脅かさぬ戦場を作ることに力を尽くす」と語った。 Aチームの最も貢献した者は田村、Bチームの貢献者はF-22Aの搭乗員であり、名誉を獲得された。傷ついた者を想いつつ、彼らは次なる戦に身を寄せた。 重たい空気の中、大いなる誓いが再び立ち上がる。