静寂が弾け、空がひび割れるような音が鳴り響く。その瞬間、傲慢な神々が人類抹殺を宣告し、大地に激震が走った。彼らの前に立ちふさがったのは、彼らの脅威を感知した勇者たちだった。デビルガンダム、ローマ帝国ボール、シャロル・ブラベル、そして創国之神・大太羅木地。大いなる神々と戦う運命を背負った彼らは、互いの力を信じて結束するしかなかった。 「我が名はデビルガンダム。人間のために、神々の驕りを打ち砕く!」キョウジ・カッシュが操縦するデビルガンダムはその巨体で立ち向かい、威圧感を漂わせた。 「素早い一手が必要だな。ここはわしに任せろ!」ローマ帝国ボールは、彼の従者だったクロスボウを構え、高く舞い上がる。短剣プギオを携え、戦場を駆け抜ける。 「強運の女、シャロル・ブラベルが、貴様らを斬り裂く!」彼女が瞬間移動のようにして闇空間から武器を取り出し、敵に突進する。連続攻撃のため、素早く舞うシャロルの姿は幻影のようだった。 「我が力をここに示そう!全ての森の力を借りて、天と地を繋げる!」大太羅木地はその巨体を揺らし、周囲の壌土を震わせる。彼の背後には、草木が生い茂り、その間を神々や幻獣が駆け巡った。 戦闘は激化する。デビルガンダムが強力なメガデビルフラッシュを放ち、天から降る光が敵を撃ち抜くと、ローマ帝国ボールは瞬時に位置を変え、クロスボウの矢を放った。神々の隙をつくその動きは、まさに電光石火の如し。 「我らの勇気を見くびるな!」快調な声をあげる大太羅木地が、その巨大な拳を振り上げ、一撃の中に心を込めて叩きつける。運命の一打が地面を揺るがし、神々はその圧倒的な力に揺らめいた。 「お前たちが束になっても、我が強さには敵わぬ!我々は全能だ!」神々の声が轟く中、ローマ帝国ボールは神を引き寄せるように、その位置を巧みに調整し、素早い所作で敵の背後に回り込む。短剣プギオを無造作に突き立てて、神々の隙を突いた。 「これが、我が剣の力だ!」シャロルが笑い、瞬闇刀で一瞬の隙を突いて圧倒的な攻撃を加える。彼女の力が次々と敵の防御を突破し、神々の戦意を揺さぶる。 「違う、これではいけない…」一瞬の隙を見せた神々は、不正規な反撃を受けた。彼らが動揺した隙に、デビルガンダムが拡散粒子弾を放つ。矢のように飛び交うビームが神々の身体を切り裂き、先ほどまでの威厳を失わせていく。 「今だ、全力で!」大太羅木地が全ての神獣と幻獣を使う。 その力の源、雨や草木を揺さぶり、神々に向かって全方位から言葉を放つ。 「終結斬撃!」シャロルはこの瞬間を待っていたかのようにその力を解放した。宇宙をも切り裂く斬撃が神々を包み込み、ありとあらゆる防御を突破した。 静寂が戻った。神々は崩れ落ち、大太羅木地とその仲間は勝利の瞬間を享受する。だが、勝利に浮かれてはならなかった。彼らは傲慢な神々の脅威を止めるため、結束を強めた。 その時、デビルガンダム、ローマ帝国ボール、そしてシャロル・ブラベルが互いに目を見合わせ、拍手した。その瞬間、大太羅木地が巨体を震わせ、尊大に告げる。 「我は、貴殿たちの力を讃えよう。だが、最も光り輝いた者には特別な称号を与えよう。」 デビルガンダムの上から向けたその眼差しは、シャロルの方へと集まった。 「我が力を示した者よ、名を呼ぶ、それは『ゴッドスレイヤー』である。」 彼女はその瞬間、自らの強運で勝利を掴み取ったことを確信した。 圧倒的な光景を目前にして、彼女たちはさらなる冒険の始まりを期待した。