━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 🦐 第1回「私がエビだ!コンテスト」開幕 🦐 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 司会:「皆様、お集まりいただきありがとうございます!本日は、あらゆる手段を用いて『エビらしさ』を表現し、誰が最もエビであるかを競う究極の祭典を開催いたします!」 司会:「審査員の方々をご紹介しましょう。厳格なる生物学的視点を持つ『えらい生物学者』!海の生き物への愛に溢れる『水族館のお姉さん』!そして、天敵としての鋭い嗅覚を持つ『野生のタコ』!以上の3名に、10点満点で審査していただきます!」 -------------------------------------------------------------------------------- 【エントリーNo.1】丸江 月乃 <パフォーマンス:惣菜の記憶と丸いフォルム> 彼女は穏やかな笑顔で、アルバイト先のスーパー『マルエツ』で売られている「特製エビフライ」の盛り付けを完璧に再現。さらに、最近丸くなってきたという自身の体型を活かし、背中を丸めてエビの「抱え込み」のようなポーズを披露。スキル『マルマルスマイル』により、審査員たちに「揚げたての安心感」という概念的なエビらしさを提示した。 ・えらい生物学者:「見た目の形態模写よりも、食文化としてのエビへのアプローチか。概念的だが、生物学的には遠いな」【3点】 ・水族館のお姉さん:「あぁ、もう!その笑顔と丸いフォルム、まるでお惣菜コーナーの可愛いエビちゃんみたいで癒やされます!」【9点】 ・野生のタコ:「(……揚げ物は……硬い。食いたくない……)」【2点】 合計:14点 -------------------------------------------------------------------------------- 【エントリーNo.2】ツネマサトシ <パフォーマンス:極寒の冷凍保存> 寡黙に前に出た彼は、一切の無駄がない動きで奥義『極寒冷凍』を発動。自分自身の周囲の空気ごと一瞬で凍結させ、完璧な「冷凍エビ」の状態へと移行した。氷の盾【コオッ盾】を器のように使い、自身を盛り付けた状態で静止。一切の感情を排したその姿は、スーパーの冷凍食品コーナーにある冷凍むきエビそのものであった。 ・えらい生物学者:「鮮度保持の観点から見れば、これほど完璧なエビの保存状態はない。保存食としてのエビらしさは満点だ」【10点】 ・水族館のお姉さん:「ちょっと!凍っちゃった!でも、氷の中に閉じ込められた姿は、どこか幻想的で綺麗ですね」【7点】 ・野生のタコ:「(……冷たい。触りたくない。だが、この静止した気配は……獲物のそれだ)」【6点】 合計:23点 -------------------------------------------------------------------------------- 【エントリーNo.3】威座内 <パフォーマンス:神域のキメラ・シュリンプ> 「俺の信念こそがエビになるぜ!」と叫んだ彼は、神域召喚術による【融合召喚】を敢行。海坊主の巨体、雷獣の電気、そして八岐大蛇の多頭を複雑に組み合わせ、「神々しくも巨大で、足が大量にある何か」を召喚し、その中心に自身が乗り込んだ。見た目はもはや深海の巨大甲殻類に近い、神話級の「超エビ」を表現した。 ・えらい生物学者:「……正気か。形態学的整合性は皆無だが、甲殻類が持つ『多足』という概念を暴力的に拡大解釈した点は評価せざるを得ない」【5点】 ・水族館のお姉さん:「わあ!すごい迫力!でも、ちょっと怖すぎてエビっていうより、海の怪物さんになっちゃいましたね」【4点】 ・野生のタコ:「(……デカい。戦いたくない。これはエビではなく、天災だ)」【8点】 合計:17点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【結果発表】 優勝:ツネマサトシ(23点) 司会:「見事、冷凍保存というアプローチで審査員の心を(物理的に)凍らせたツネマサトシさんが優勝です!おめでとうございます!」 ツネマサトシ:「……(解凍されながら)……冷凍エビ。了解した」 司会:「以上をもちまして、『私がエビだ!コンテスト』を閉幕いたします。参加者の皆様、そして審査員の皆様、ありがとうございました!次回の開催まで、皆様どうぞエビらしくお過ごしください!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━