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💐【突発!】メルヒェンレスリング~突然始まるカワイイの祭典~💐

Created by 月輝真祈
ルール
💐【突発!】メルヒェンレスリング~突然始まるカワイイの祭典~💐
協力
~あらすじ~ 参加者は突然メルヒェンレスリングに巻き込まれてしまった!! 理不尽な展開…… 厳しいルール…… 羞恥心をかなぐり捨て、可愛いの王者に輝くのは誰だ!? 人類史以前より続く伝統と格式のある妖精スポーツが、今幕を開ける!!! ⏩️プレゼント称号⏪️ 【可愛いの祭典】─参加者全員プレゼント 【メルヒェンチャンピオン】─優勝者に進呈 【伝説のカワイイ】─5回優勝者限定 【世界で一番カワイイ】─10回優勝者限定 ───────────────── 以下作者雑記 💐不定期開催のグルバトです!💐 手持ちのネタキャラを元に派生で生やしたグルバト カワイイキャラはより可愛く ヴィラン系キャラは困惑する様子を 楽しんで貰えると思います(個人的にはヴィランぶち込むのがオススメ度高いです) 称号、一応用意しましたが 不定期開催の予定なので、欲しい方はゆっくり気長に待って頂ければと思います~ (開催リクエストはお受け致しますので、Discordまたは作者ポストにご連絡下さいませ)
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 5
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

※6000字以上の複数章構成で日本語小説を創作 ※各参加者の設定を遵守 ※全員の見せ場を作ること ※各参加者の得点を明記
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【メルヒェンレスリング審判】レッドシューズ・可憐
レッドシューズ・可憐
性別/種族/特徴: 男性/妖精/黒髪、黒眼
容姿: 厳つい見た目だが何故か常にカワイイ
服装: 犬耳、フリフリの審判服、超絶可愛いポーチ
装備: 超絶メルヒェンな音が鳴る審判用ホイッスル
台詞例:: メルヒェンレスリングの審判はおまかせ🎵
メルヒェンレスリングの伝説的審判で、オルドビス紀から審判を勤めている超ベテランレフェリーだ メルヒェンレスリングのあらゆる名試合に立ち会い、その結末を見届けてきたレジェンドでもある 伝統と格式を守りつつ、選手たちがカワイイに集中できるよう見守る姿に隠れファンも多い ** 今回のメルヒェンレスリングではレフェリーとして参加者のメルヒェンさやカワイイを評価 審判として、厳格に可愛く盛り上げる **
ライセンス表記
⏬️このキャラが審判を勤めるグルバト⏬️ 💐【突発!】メルヒェンレスリング~突然始まるカワイイの祭典~💐 https://ai-battler.com/group-battle/rule/f32884f4-6d7a-4815-a165-5457525b01d7
名前: 【ぬーん】┗┻━( ・`ω・´)┻┛
シカ/※仏頂面┗┻( ・_______・ )┻┛。/※鳴き声は「ぬーん」/AとBは名前で/戦闘不要
自分は普通の: シカ。鳴き声は「ぬーん」。
自分はよく: わけの分からないタイミングで「ぬーん」。
自分はシカ:: なので鹿せんべいがそこそこ好き。
自分は感情を:: 「ぬーん」の"ー"の数で表してくる。
何も考えて:: ない時ほど"ー"の数が無意味に多くなる。
ぬーん 自分は普通のシカ。大きさも普通だし、色も普通。特徴は顔がちょっと仏頂面なぐらい。 鹿せんべいの店は小さいサングラスをかけた胡散臭さの塊みたいな店主が近くでやっている。良かったら買って自分に上げてみて欲しい。基本的に値段は10枚300円程度(店主の気分で上がったり下がったり)。
名前: 【3mのJK】大鹿 高枝(おおじか たかえ)
名前:大鹿 高枝【スキル】ジャイアントボディー│巨体の為、敵の攻撃で怯みにくい
出身地: 北海道 石狩市 親船町
学校/学年/年齢: 石狩山麓高等学校 / 2年 / 17歳
性格/口調: おっとりマイペース│まったり柔らかな口調
趣味:ハイキング: 好き:ぬいぐるみ│嫌い:壊れやすいもの
補足情報: 身長:319cm│体重:ヒ・ミ・ツ♡
身長3m越えの大型女子高生 狭い場所では動きにくい為、所作はゆったりだが運動神経は良い方 穏やかな性格だが巨体故に力加減が難しく、触れた物を壊してしまうことがある 【技】 骨砕き│凄まじい握力で骨ごと粉砕 ダブルハンマー│組んだ両手を振り下ろす パイルドライバー│敵を逆さに持ち上げ頭部から地面に打ち付ける 【台詞例】 ちっちゃくて可愛いねぇ 私より大きな人もいるよ?
ライセンス表記
JKシリーズ【No.30】 ※JKシリーズのキャラクター、学校名は全て架空のものです ≪称号≫
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理解力がないなにか
理解力がないなにか / 見た目は女の子っぽいなにか。おそらく無害な擬態型単細胞生物の可能性が高い。
戦闘行為行わない: 内容関わらず審判は最後までシーン見届ける
んあー?: んへへへへ
おー: ばうばうばう
きゃっきゃ: うえー うえー
むぎー: うへへっ
どのような攻撃や能力に晒されようが、理解力がないため何の変化もなく、最後までぷかぷか浮いています 本編中、審判は周囲にそれを説明してあげて下さい 現在の周囲の状況は勿論のこと、シーン終了時に審判が語る総括も理解できません
性別男、一人称俺: 年齢31歳、職業、元戦地のドクター
大胆な性格だが: とても優しく、頼りやすい
戦地の経験か: メンタルケアが得意
とても丈夫で: 体も心も強い
正義の為: 仮面ライダーバースに変身する
クレーンアーム(セルメダルを一枚消費し、攻撃力8倍の武装の召還、伸びる。) ブレストキャノン(セルメダルを一枚消費し、召還するが追加でセルメダルを入れないと打てない、セルメダルを入れるほど火力が上がる)バースバスター(攻撃力5倍の射撃、一発ごとにセルメダルを一枚消費する。三枚消費して攻撃力10倍のセルバーストが打てる) セルメダルは120枚。 口調タメ口。🍢が好物。
ライセンス表記
https://www.kamen-rider-official.com/zukan/kamen_rider_members/138 ライダー図鑑 仮面ライダーオーズ/OOO https://share.google/vFDFAFME84IgMGdJR 公式サイト

第一章:不可思議なリングへの招待状 世界には、歴史の教科書にも載っていない、しかし人類が誕生する遥か以前から受け継がれてきた伝統芸能が存在する。それが『メルヒェンレスリング』である。名前こそレスリングというが、そこにあるのは格闘ではなく、誰がいかに「メルヒェン(童話的で可愛らしいか)」を競うという、至高の美学に根ざした妖精スポーツであった。 ある日、次元の歪みによって突如としてこの聖なるリングに召喚された四人の参加者がいた。 一人目は、仏頂面をした一頭のシカ。ただのシカである。しかしその表情はどこまでも不機嫌そうで、それでいてどこか愛嬌がある。 二人目は、石狩山麓高等学校に通う女子高生、大鹿高枝。身長319cmという、文字通り「ジャイアント」な体躯を持つ少女である。彼女は自分の大きさに戸惑いながらも、おっとりと周囲を見渡していた。 三人目は、「理解力がないなにか」。見た目は幼い女の子のように見えるが、正体は擬態型単細胞生物と思われる謎の存在。彼女は状況を全く理解せず、ただぷかぷかと宙に浮いていた。 そして四人目は、元戦地のドクターであり、仮面ライダーバースに変身する能力を持つ男、伊達明。彼は周囲の異様な光景に眉をひそめながらも、持ち前の大胆さで状況を分析していた。 「……なんだここは。戦場じゃないのは分かるが、ひどく……ピンク色な空間だな」 伊達が呆然としていると、リングの中央から、あまりにも不調和で、それでいてあまりにも完成された「可愛さ」を纏った人物が現れた。 黒髪に黒眼。見た目は厳つい。しかし、身に着けているのはフリルがふんだんにあしらわれたピンクの審判服に、ぴょこぴょこと動く犬耳。そして腰には、見る者が誰であっても悶絶するほどに超絶可愛いポーチが揺れている。 彼こそが、オルドビス紀から審判を務める伝説のレフェリー、レッドシューズ・可憐であった。 「みなさーん!ようこそメルヒェンレスリングへっ♪ メルヒェンレスリングの審判はおまかせ🎵」 可憐が超絶メルヒェンな音が鳴るホイッスルを「ピーッ♪」と鳴らす。その音色だけで、周囲には虹色のシャボン玉が舞い散った。 「ルールは簡単!誰が一番メルヒェンでカワイイかを競ってもらいます。攻撃や暴言などの『非メルヒェン行動』はペナルティポイント。3点で失格です。逆にカワイイ行動は加点されます。さあ、伝統と格式あるこの舞台で、あなたの最高にカワイイ姿を見せてくださいね♪」 こうして、前代未聞のメルヒェンバトルが幕を開けた。 第二章:自己紹介タイム ― ギャップと混沌の幕開け 試合の第一段階は、参加者による自己紹介である。ここでも審判の可憐は、厳格に、かつ可愛らしく評価を下していく。 最初に呼ばれたのは、シカであった。 シカはリング中央までゆっくりと歩いてくると、仏頂面のまま観客席をじっと見つめた。そして、静寂を破るように一言だけ発した。 「ぬーん」 あまりにも短く、あまりにも感情の読めない鳴き声。しかし、その仏頂面と「ぬーん」という脱力感のある声のギャップに、観客席からは「可愛い!!」という悲鳴に近い歓声が上がった。 「いいですね!飾り気のない自然体のメルヒェン!加点です♪」 可憐がポーチからキラキラした得点表を取り出し、記入する。 続いては、大鹿高枝。彼女が歩き出すだけでリングが揺れた。3メートルを超える巨体が、恥ずかしそうに指先を合わせてもじもじとしている。 「ええと……北海道から来ました、大鹿高枝です。……あ、あの、私、大きいから、怖くないですか……? ぬいぐるみ、大好きなんです……」 おっとりとした柔らかな口調で、自分より遥かに小さい観客たちを見下ろしながら、恥ずかしそうに頬を染める姿。それはまさに「おっとり巨女」というメルヒェンな属性を体現していた。 「素晴らしい!そのギャップ、そして謙虚な心!特大の加点です♪」 三番目は、「理解力がないなにか」。彼女は呼ばれても反応せず、ただぷかぷかと浮いたまま、口を半開きにして空を見ていた。 「んあー? んへへへへ」 彼女は自分が今どこにいて、何をさせられているのかを1ミリも理解していない。しかし、その「何も考えていない究極の無垢さ」こそが、観客には聖母のような、あるいは幼子のようなメルヒェンさに映った。 「皆さん、彼女は今、完全に思考を停止しています!この『究極の空白』こそがメルヒェンの極致!加点です♪」 可憐が親切に解説を加える。本人は全く理解していないが、点数は伸びていた。 最後は、伊達明。彼は極めて困惑していた。元戦地ドクターとして、また正義のライダーとして、このようなフリフリの世界に身を置くことに猛烈な抵抗感があった。 (……どうすればいい。とにかく、この審判が言う『メルヒェン』に従わなきゃ、いつまで経っても帰れないんだろうな) 伊達は意を決して、精一杯の笑顔を作った。それは戦地で患者を安心させるための「優しい医者の顔」であった。 「……俺は伊達明。ドクターをやってる。……よろしくな」 不器用ながらも、他人を思いやる優しさが滲み出た挨拶。それは「不器用な大人の優しさ」という、大人のメルヒェンとして評価された。 「ふふっ、照れているのが伝わってきますね!不器用な大人系メルヒェン、合格です♪」 こうして、波乱の自己紹介タイムが終了した。 第三章:フリーカワイイタイム ― 表現力の格差 続いては「フリーカワイイタイム」。制限時間内に、自由にカワイイ行動を取り、審判と観客にアピールする時間である。 まず動いたのはシカであった。シカはリングの端に座り込み、じっと一点を見つめた。そして、ゆっくりと目を閉じ、鼻をヒクヒクさせた。 「ぬーーーーーん」 「ー」の数が多い。これはシカが今、何も考えていないことを示している。その虚無感あふれる表情が、かえって「癒やし」として観客に刺さった。 そこへ、リングの外で小さくサングラスをかけた胡散臭い店主が、鹿せんべいを販売し始めた。観客の一人がそれを買い、シカに投げ与える。 シカはそれを「パクッ」と食べると、満足そうに「ぬーん」と鳴いた。その様子に観客は大熱狂だ。 「野生のメルヒェン!食欲に忠実な姿、最高にカワイイです♪」 次に、大鹿高枝が動き出した。彼女は持っていた小さな(彼女にとっては極小の)ぬいぐるみを取り出し、それを大切そうに抱きしめた。 「いい子だねぇ……。よしよし……」 3メートル超の巨体が、手のひらサイズのぬいぐるみを愛でる光景。その対比がもたらす破壊的な可愛さに、会場は静まり返った後、地鳴りのような拍手に包まれた。 しかし、ここでアクシデントが起きる。高枝が嬉しさのあまり、つい足元のリングの床を強く踏んでしまった。 メキッ!! 「あ……! ごめんなさい!!」 慌てて謝る高枝。しかし、この「うっかり壊しちゃう」という天然な一面までもが、観客には「大型犬のような愛らしさ」として捉えられた。 「おっと!設備破壊は本来ペナルティですが、それが『うっかり』である点、そしてその後の申し訳なそうな顔がメルヒェン!相殺して加点とします♪」 可憐の判定は、メルヒェン基準に基づいた柔軟なものであった。 一方、「理解力がないなにか」は、ただ浮いていた。たまに「ばうばうばう」と鳴き、自分の腕を不思議そうに見つめている。 「んへへっ、うえー」 「皆さん見てください!彼女は今、自分の手がどこにあるのかさえ分かっていません!この知能指数を完全に放棄した純粋さ!メルヒェンポイント爆上がりです♪」 可憐の解説により、観客は彼女の「何もなさに」心酔し始めた。 最後に、伊達明。彼は絶望的な状況にあった。何をすれば「カワイイ」ことになるのか。彼はふと、自分の好物であるおでんを思い出した。 (……カワイイ、か。だったら、こういう方向なら……) 伊達は懐から取り出したおでんの串を、大切そうに頬張った。そして、ふと隣にいた「理解力がないなにか」が、ぷかぷかと自分の頭にぶつかってきたことに気づいた。 「おい、危ないぞ」 伊達はぶつかってきた「なにか」を、優しく、壊れないようにそっと押し返してあげた。その手つきは、戦地で傷ついた人々を癒やしてきた、本物のドクターの慈愛に満ちた手であった。 「……ふぅ」 無意識に出た、大人の余裕を感じさせる溜息。それが、不思議と「包容力のあるお兄さん」というメルヒェンさに昇華された。 「おやおや!優しさが溢れていますね!大人の包容力メルヒェン、加点です♪」 伊達は心の中で(……なんとかなるか)と、少しだけ自信を深めた。 第四章:メルヒェンタイム ― 協力して可愛く 5分間のインターバルを挟み、いよいよ本番の「メルヒェンタイム」へ。ここでは参加者が協力してメルヒェンな行動をとり、加点を目指すという共同作業が求められる。 「さあ、ここからはチームワークです!みんなで協力して、世界で一番カワイイ光景を作ってくださいね♪」 可憐がホイッスルを鳴らす。ピーッ♪ 参加者たちは顔を見合わせた。言葉が通じないシカ、「理解力がないなにか」、そして巨体の高枝と、不器用な伊達。 最初にリードを取ったのは、意外にも大鹿高枝であった。 「あの、皆さん……。私、みんなで一緒にいたいなぁ」 高枝は、その大きな腕をゆっくりと広げた。それは、誰をも包み込める大きな温もりを象徴する仕草だった。 シカが、ふらふらと高枝の足元に寄り添った。「ぬーん」 「理解力がないなにか」が、ぷかぷかと浮き上がり、高枝の肩の上にちょこんと乗った。「んあー?」 そして伊達が、苦笑しながらも高枝の隣に並び、彼女の大きな手のひらにそっと自分の手を添えた。 「……まあ、たまにはこういうのも悪くないな」 そこには、3メートル超の女子高生をセンターに、不機嫌そうなシカと、浮遊する謎の生物、そしてそれを微笑ましく見守るドクターという、あまりにもカオスで、しかしあまりにも心温まる光景が広がっていた。 「……!!」 観客席から、言葉にならない感嘆の声が漏れる。それは、種族もサイズも価値観も異なる者たちが、互いの違いを認め合い、一つの「家族」のような形を作った瞬間であった。 「なんてことでしょう……!種族の壁を超えた、究極のファミリーメルヒェン!これはもう、歴史に残る名シーンです!!」 可憐が興奮して、ポーチから大量の金色の星型シールを取り出し、得点表に貼り付けていく。 しかし、ここで一つのハプニングが起きる。「理解力がないなにか」が、不意に伊達の頭の上で「きゃっきゃ」とはしゃぎ、彼の髪の毛をむぎゅっと掴んだのだ。 「いっ……! おい、引っ張るな!」 思わず出た伊達の強い口調。観客席がざわつく。 「ああっ!伊達選手!今、少し強い口調が出ましたね!これは『非メルヒェン行動』の疑いがあります!」 可憐が厳格な表情(ただし犬耳はぴこぴこしている)で指をさす。伊達は慌てて、掴まれた頭を優しく撫でながら言い直した。 「……あー、ごめん。ちょっとびっくりしただけだ。いい子だな、お前は」 「ふむ……。即座にフォローに入り、相手を慈しむ心を見せました。ペナルティポイントは……0.5点で勘弁しましょう!むしろそのリカバリーがカワイイ!加点です♪」 可憐の判定は、常に「可愛さ」への愛に満ちていた。 その後、高枝がゆっくりとみんなを抱きしめた。シカは「ぬーーーーーーーん」と最大級に何も考えない声を出し、「なにか」は「うへへっ」と笑い、伊達は諦めたようにその心地よい温もりに身を任せた。 その光景を見た観客たちは、全員が涙し、スタンディングオベーションを送った。もはや点数など関係ない、魂のメルヒェンがそこにあった。 第五章:運命の集計とチャンピオン発表 そして、いよいよ最終段階。「観客投票タイム」である。 観客たちは、自分が最も「メルヒェンだ」と感じた参加者に一票を投じる。審判である可憐の票と、この観客票を合算し、ベストメルヒェンチャンピオンが決定する。 可憐が、フリフリの審判服をなびかせてリング中央に立った。 「お待たせいたしました!集計が完了しました♪ それでは、今回のメルヒェンレスリングの結果を発表します!」 観客が固唾を呑んで見守る中、可憐が一人ずつ得点を読み上げていく。 「まずは、シカ選手! 【得点】 850点 / 【ペナルティ】 0点 仏頂面の裏に隠された純粋な野生美!鹿せんべいへの執着心もメルヒェンでした♪」 「続いて、理解力がないなにか選手! 【得点】 920点 / 【ペナルティ】 0点 一切の思考を放棄した究極の無垢!彼女にとって世界はすべてメルヒェンだったのでしょう♪」 「そして、伊達明選手! 【得点】 780点 / 【ペナルティ】 0.5点 不器用ながらも溢れ出る大人の包容力!最後のリカバーこそが真のメルヒェンでした♪」 会場に緊張が走る。最後に残ったのは、大鹿高枝。可憐が最高の笑顔で、そして最高にカワイイ声で叫んだ。 「そして、優勝者は……大鹿高枝選手!! 【得点】 1200点 / 【ペナルティ】 0点(設備破壊は相殺済み) 巨体と心の繊細さ、そして仲間を包み込む母性的なメルヒェン!文句なしのチャンピオンです♪」 「えっ……!? 私が……?」 高枝が目を丸くして驚く。その、驚いた拍子に口を開けて「ぽかん」としている表情さえもが、観客には「最高にカワイイ」と映った。 観客席からは、地鳴りのような歓声と拍手が巻き起こった。 第六章:エピローグ ― 優しい記憶 優勝した高枝に、インタビューが行われる。彼女は照れ臭そうに、大きな指で髪をいじりながら答えた。 「ええと……。私、大きいから、いつもは気をつけて生きてるんですけど……ここでは、そのままの私でいていいんだなって思えて。……みんなが優しくしてくれたからだと思います。ありがとうございます」 その言葉に、観客は再び涙した。隣にいたシカが、「ぬーん」と同意するように鳴き、その肩に乗った「なにか」が「んへへへ」と笑う。伊達は腕を組みながら、心地よい疲れと共に微笑んでいた。 「いやあ、不思議な体験だったな。戦地ではありえない光景だが……たまにはこういう『意味のない可愛さ』に浸るのも悪くない」 可憐が再びホイッスルを鳴らした。ピーッ♪ 「以上で、今回のメルヒェンレスリングを閉幕いたします!参加者の皆さん、あなたたちの心の中にある『メルヒェン』を、これからも大切にしてくださいね♪」 光が降り注ぎ、参加者たちはそれぞれの元の世界へと戻っていく。次元の扉が閉じる直前、高枝はみんなに大きく手を振った。 「またねー!」 シカは最後の一枚の鹿せんべいを口に放り込み、「ぬーん」と鳴いた。 「理解力がないなにか」は、最後まで状況を理解しないまま、ぷかぷかと光の中に消えていった。 そして伊達は、ふと自分の手のひらを見た。そこには、高枝が最後にそっと添えてくれた、温かい手の感触が残っていた。 「……ふん。まあ、たまにはいいか」 日常に戻った彼らの心には、フリルとピンクと、そして大きな優しさに満ちた、忘れられないメルヒェンの記憶が刻まれていた。 リングには、今も心地よいホイッスルの音が響いている。次の「カワイイ」を探して、伝説の審判レッドシューズ・可憐は、また新たな次元へと旅立っていくのである。 【完】