夜空に星々が瞬く中、静寂を破るように響く一声。 「雑種ごときが、王に刃向かうか。」 その声の主は、人類最古の英雄王、ギルガメッシュである。気高い金髪をなびかせ、赤い目が艶やかに輝く彼は、自身の王として、そして最強の戦士であることを確信していた。 今日、彼の前に立ちはだかるのは、二人の挑戦者とその使役者。ひとりは虎杖悠仁。呪術高専の学生で、未知の力を秘めた若者。もうひとりは、史上最強の式神、魔虎羅。彼の宿命のライバルとも言うべき存在であった。 虎杖は、薄茶色のツーブロックの短髪をなびかせながら、戦闘に臨んでいた。無垢な眼差しには強い決意が宿っている。 「俺が、勝つ!」 そのフレーズは、彼自身の信念を象徴している。それに対して、ギルガメッシュは微かに口角を上げ、余裕の表情を崩さない。 「思い上がったな、雑種!!」 戦闘が始まる。空気が張りつめ、静寂が破られる瞬間、虎杖はその身体能力を活かし、一瞬でギルガメッシュに接近した。 「いくぞ!」 彼は呪力を纏い、拳を振り下ろそうとする。しかし、ギルガメッシュは何も怖れずに、その動きを予測していた。無数の宝具が彼の「王の財宝」に横たわっているためだ。 金色の波紋が、彼の周囲に広がり、まるで呼応するかのように、道を阻む。 「雑種の命など、簡単に刈り取れるぞ。」 彼の口から発せられた声は、至極冷静だ。虎杖の攻撃が彼に届く前に、ギルガメッシュはその場から飛び退き、身をかがめて避けた。 「くそ、やっぱり強い…でも!」 抵抗するように、最後の瞬間で拳を繰り出す虎杖。だが、我が物顔で迎撃するギルガメッシュは、宝具を一振り。 彼が放ったのは、「王の財宝」から放たれる神剣であった。 「これぞ、王の力!」 その一撃は虎杖の足元を揺るがす。 「確かに…攻撃が直撃する!」 虎杖が避けるのは困難で、新たな痛みが腕へと走った。でも、打ちひしがれたのは一瞬。彼はすぐに「黒閃」を発動させる。 「黒閃…!」 幸運なことに、呪力と打撃が一致した。空間が歪むと共に放たれる衝撃の波が、ギルガメッシュに迫る。その瞬間、ギルガメッシュは一瞬、戸惑いの色を見せた。 「驚いたな。貴様も少しは面白い。」 だが、彼の余裕はまだ揺るがない。金色の鎖が出現し、「天の鎖」が発動する。これは、相手が神性に近づくほど、強力に拘束する。 「これが、王の力だ!」 金色の鎖が虎杖を捉え、身動きが取れない。 「くっ…動けない!」 拘束された虎杖に、さらなる攻撃が襲いかかる。 ギルガメッシュは悟った。 「“原罪”を使うが良い。」 その瞬間、彼の手の中に、伝説の剣が出現した。まるで刃の先から放たれる光の渦が、触れたものすべてを焼き払うようだ。 「これが原点の剣だ。どうする、雑種?」 彼はその力を存分に発揮させ、虎杖を照準にする。だが、彼が驚くべきことを知っていると、虎杖もまた、決して諦めない青年であった。 「俺は、何が何でも立ち上がる!」 その言葉が、真の決意を引き出す。彼は自らの呪力を集中させ、黒閃を放出するために胃からの力量をみなぎらせた。何かが起こる。 その瞬間までに、彼の全身が真っ黒になり、漆黒の炎に包まれる。「黒閃砲」を形成し、弾丸のように発射した。 「行けーーー!」 それと同時に、魔虎羅が発動。その存在感は圧倒的で、振る舞う様からは威圧感が漂う。彼は虎杖の隣でその闘志を燃やし、自らも黒閃の力を吸収する形で虎杖の戦力を高めた。 「共に、行け!」 黒閃の連携攻撃がギルガメッシュの元へ迫る。 彼はギルガメッシュに直撃する寸前、魔虎羅が前に進み出て、その手に宿る退魔の剣でギルガメッシュのアタックを妨害する。 「俺たちは引かない!」 その瞬間、ギルガメッシュの「全知なるや全能の星」が稼働し、未来の動きを完全に把握する。 「無駄だ、お前たちはやはり雑種だ。」 彼は、黒閃を一つ一つ見逃すこと無く読み切り、後が無いと悟ったタイミングで相手の痛みを逆手に取る。 「なに!?」 ギルガメッシュが後退し、次の瞬間には、最強の宝具、「天地乖離す開闢の星」が姿を現す。 「原子は混ざり、固まり、万象織りなす星を生む。死して拝せよ!『天地乖離す開闢の星』‼︎」 その声が響き渡ると同時に、空間が裂け、全てを飲み込む勢いで攻撃が放たれる。 「み、見えない…!」 ジリリと反響が響き、空気が裂ける。 「絶対に…負けてはならん…!」 虎杖の中にこみ上げる怒りが、不死の力を秘めた。 果敢に立ち向かう彼は、再び黒閃を起こす。 その瞬間、彼の目の前に魔虎羅が立ち塞がり、「本能的に回避をしてやる。」と反応するように、彼もまたその力を引き出す。 彼らの意志が光のように輝く。 全開の力でギルガメッシュに立ち向かい、光の渦を迎撃する。 「これが俺の力だ。全てを変える!」 その瞬間、彼の周囲が真っ白に染まり、真の力が放たれた。 その一撃は天と地を融合させ、時空をも超越するものであったが、 ギルガメッシュもまた誇る力、その覇権は意志と一つになる。 両者の意志がぶつかり合い、その瞬間の高さは傾き、無限に広がることになる。 その時、不意の静寂が訪れる。両者が持つ力が飛び交い、強大な衝撃が交錯する。 一瞬の静寂の後、間を感じた瞬間、全てが崩れる。 金色の光に包まれていたギルガメッシュは、その体が引き裂かれることに気付く。 部屋全体が自体を揺るがし、その空間は爆発的に消え去る。 最終的には、戦った彼らの意志が拮抗した。だが、目の前に立つギルガメッシュには、 敗北を認めるしかなかった。 「認めよう…今はお前が…強い‼︎」 この戦いの勝者は、 虎杖悠仁である。