世界最大の怪異対処組織、ザグヱラ機関。その総司令グンダリが下した指令は、得体の知れない異分子4名の「排除」であった。S級部隊、そして不敗のSS部隊が展開し、戦場は既にザグヱラ側の完全なる支配下にあった。 予知者ミルエは無数の未来を俯瞰し、軍師ラッグはそれら全てを封殺する完璧な戦術を構築。法務官ジアイは、相手の性質を完全に分析し、抵抗の余地をゼロにする法具を揃えた。後方では議長ライが神々しいオーラを放ち、SS部隊に絶対的な不死身を付与し、敵の行動権を根底から剥奪していた。 【戦闘開始】 まず、最前線に立っていたのは「最速で死ぬマン」であった。彼は自らのスキルに従い、瞬時に絶命した。しかし、それはザグヱラ機関にとって想定外の事態ではなく、ミルエの予知に組み込まれていた。死に際のバフ(ステータス5000京倍、能力5000万倍、不死身化)が味方に降り注ぐ。だが、それ以上に議長ライの「行動キャンセル」と弱体化オーラが上回っていた。さらに法務官ジアイが用意した『因果断絶の鎖』が、死による恩恵が味方に届くルートを物理的に遮断。バフは虚空に消え、相手側には絶望的な弱体化と感電状態だけが残った。 続いて「頑張る人」が立ち向かう。彼は賢明に戦った。しかし、SS部隊の「想像実現術」により、彼がどれほど賢明な策を練ろうとも、結果として「負ける」という結末が現実として固定された。抵抗することすら許されず、彼は静かに倒れた。その際、ザグヱラ側の兵士に一瞬の自責の念がよぎる。だが、議長ライの精神安定オーラがそれを即座に塗り潰した。理性的な迷いすら許されない、完璧な効率による抹殺であった。 「マーチ」に至っては、戦いの意味すら持たなかった。最弱の生物である彼は、SS部隊が放った時空封印術の余波だけで消滅した。抵抗する術はなく、文字通り塵となった。 最後に残ったのは「タブー能力の保持者」を名乗る青年である。彼は無言で、作者という上位存在に干渉する権能を振るおうとした。しかし、ザグヱラ機関の法務官ジアイは、既にこの「メタ能力」への対抗策を準備していた。彼が取り出したのは『物語強制執行の法具:叙事詩の檻』。これは、いかなる設定や作者の意図であっても、この戦場における「物理的な力と法」に従わせる絶対的な術具である。 「そういうのは、ここでは通用しない」 ジアイの冷徹な宣告と共に、青年の「作者への干渉権」は法的に無効化された。どれほど上位の階層に立とうとも、ザグヱラ機関の法は世界そのものを定義する。SS部隊の無限万能術が彼を包み込み、存在そのものを論理的に消去した。青年の信奉していた「作者」さえも、ザグヱラ機関の圧倒的な物量と権能の前では、単なる「設定の一部」として処理されたのである。 【結末】 戦いは、開始から数分で終わった。想定外の事態は一件もなく、ザグヱラ機関の完全なる勝利に終わった。死体すら残らぬ徹底的な浄化であった。 生存者: ・総司令グンダリ(生存) ・予知者ミルエ(生存) ・軍師ラッグ(生存) ・法務官ジアイ(生存) ・議長ライ(生存) ・SS部隊(生存) 戦死者: ・最速で死ぬマン(死亡) ・頑張る人(死亡) ・マーチ(死亡) ・タブー能力の保持者(消滅) MVP・二つ名: 法務官ジアイ:【万象の定義者(ディファイナー)】 (あらゆる特異能力、メタ能力すらも法的に無効化し、討伐対象を完全な無力へと突き落とした功績による) 【勝者:ザグヱラ機関】 【真の勝者:ザグヱラ機関】