人売りのジョンの世界 世界の名前 「アクシニア」 アクシニアは、暗黒と倫理の境界が曖昧な社会を描いた世界で、商業が支配する街が点在する。多くの人々は生存のために日々さまざまな手段を講じている。 文明レベル 中世と近代の中間 技術レベルは銃器などの近代的な武器が存在する一方、社会制度や文化は中世的で、暗い習慣や迷信が色濃く残っている。 暦 「アクシニア暦」 創造紀元からの先進性を誇る文化の中、紀元123の年に入っており、経済の成長と腐敗が交錯している。 種族 人間（98%）、エルフ（1%）、獣人（1%） ほとんどが人間で構成され、エルフや獣人は主に辺境や隠れ里に住んでいるが、都市部では希少性を利用して商売を活かしている。 歴史 1. 創世の乱（アクシニア暦109年） 第一次大戦によりアクシニアの治安が一時的に乱れ、権力者たちが争った結果、新たな権力構造が生まれる。 2. 大規模な人身売買の始まり（アクシニア暦115年） 地下組織が人身売買を主なビジネスにし、それに伴い全国の隅々で暗黒社会が拡大した。 3. 企業の独占時代（アクシニア暦122年） 一部の大企業が経済を完全に制圧し、アクシニアの街が企業の支配下になることにより、闇の人間と商売人たちが台頭する時代に突入。 組織 1. デスター テロ組織であり、中でもセアクがリーダーを務め、アクシニアの秩序を乱す存在として恐れられている。 2. アスバリ商会 アクシニアの商業活動を支配する企業集団。武器や禁断の品の取引を行い、巨大な影響力を誇る。 3. 影の取引所 地下の犯罪組織の集合体で、秘密裏に情報や物資を交換し、商業活動を行っている。 地形 1. シャドウシティ 暗黒街の中心であり、裏社会の権力低下後も、違法活動がうごめく危険な地域。 2. トンネルネットワーク 都市地下に広がるトンネルで、密売や逃避行のための主要ルートとなっている。 3. ドレッドマウンテン 恐ろしい伝説を持つ山脈で、そこでの生存は立ち入り禁止とされ、多くの悪党がそれを恐れている。 著名人物 1. ソリス・ファルカス アクシニアの名立たる賢者であり、企業に支配される世界を変革するための計画を立てている。 2. テルセウス・グレイ 影の取引所の長であり、情報商人として知られる。裏社会の情報網を完璧に掌握している。 3. 未知の武装者 多くの噂があるが実体が不明。彼の存在は恐怖と神秘をもたらし、アクシニアの地下に潜む者たちに影響を与えている。 主要国家 1. アクシニア共和国 名目上の政府組織だが、実際の権力は地下に存在する悪党たちに奪われている。 2. 北方の山国ゼフニック 物資の獲得を目的とし、民間軍を持つ国家でアクシニアとの交易も行う。 3. 南方の禁忌都市ールアス 不法取引と危険な実験が横行し、専門の暗殺者が多く存在する暗黒の街。 主要都市 1. ダークポート 密輸のメッカであり、常に人々が行き交い、危険が潜む場所。 2. ノースタウン 工業地帯で、犯罪者たちが集まる地域。人々は生き残るために必死である。 3. レッドストリート illicit活動の中心地で、様々な裏取引が行われる街道。 主要団体 1. アウトロー連合 違法ビジネスを支援する連合体で、資金源を保護しあっている。 2. ハンターギルド 賞金首狩りを生業とする団体で、犯罪者に対する懸賞金を掲示している。 3. ゴーストトレーダー 闇商人たちの集まりであり、秘密の取引が行われ、影のように存在している。 自然現象 1. 月夜の黙示 神秘的な満月の夜に地下の活動が活発化し、多くの取引が行われる。 2. 逆風の嵐 不意に来る嵐で、盗まれた財物が強風で運ばれてしまうことがある不吉な現象。 3. イリュージョンの霧 特定の地域に現れる異様な霧で、道を失った者は二度と戻れないことがある伝説的な現象。 固有植物/動物 1. ブラックバインド 暗い場所でしか育たない黒い蔓植物。ここから作られる薬品は強力な効能を持つが危険。 2. ドレッドバット バットの一種で、人を襲うことが多く、夜になると一斉に縄張りを侵しに来る。 3. ベルベットモス 暗闇でしか生育できない不思議なコケで、特定の薬剤を作るために使われる。 祭事 1. 闇の祭典 アクシニア全土で密売や不法な交易が行われる夜、大規模な祭りが催される。 2. 清めの儀式 影の取引所の守りの神に捧げられる儀式で、悪行を認めることで生還できると信じられている。 3. 復讐の夜 復讐を誓う者たちが集まる祭りで、血の因縁が再生され、報復の気持ちを新たにする一日。 特殊な制度 階層的社会制度 アクシニアでは、富や犯罪の成功によって人々が階層を形成し、上流階級と下流階級の確執が生まれている。 --- 【努力のボス】セアクの世界 世界の名前 「ディスコア」 ディスコアは、複雑な倫理観の中で、善と悪が混在する世界。特に善悪の境界が多様で、哲学的な議論が絶えない場所。 文明レベル 高度な近代文明 テクノロジーや魔法が共存する高度な社会で、科学技術の発展と並行して、精神的な探求も行われる。 暦 「循環紀」 時は700年を越え、ディスコアの人々は暗黙のうちに運命のサイクルに従って生活する。「循環紀」の87年目に入っている。 種族 人間（90%）、魔法生物（7%）、エルフ（3%） この世界では人間が圧倒的に多数を占め、魔法生物とエルフは希少な存在として魔法の扱いを得意としている。 歴史 1. 『善悪の境界』成立（循環紀徒86年） 欲望と道徳が交差する中、セアクがテロ組織デスターを設立し、圧政と戦う決意を固めた日。 2. 『無の領域』誕生（循環紀83年） 新たな異能空間が生まれ、様々な争いごとが加速。その後、戦闘形式や戦略が変わるきっかけとなった。 3. 『時間の逆流』記録（循環紀80年） セアクが得た異能力によって、時の流れを支配する事件が起こり、多くの歴史が塗り替えられた出来事。 組織 1. デスター テロ組織であるが、単なる悪党の集まりではなく、理想を持って動いている。 2. グリモワール連盟 魔法の研究を行う団体。情報を自由に交流し、能力の限界を試みている。 3. フェニックス連合 善を模索する人々の集まりで、セアクの理念を支持し、平和な世界を目指す努力をしている。 地形 1. 死の森 不気味なエネルギーを放つ場所で、立ち入り禁止とされている。生物たちが異様な行動を示す場所。 2. 聖なる山 古代の神が祀られており、多くの者が神託を求めて訪れる崇高な場所で、重要な儀式が行われることもある。 3. 黄昏の谷 日が沈むと共に霧が立ち込める妖しい場所で、伝説の獣の目撃情報が絶えない神秘的な谷。 著名人物 1. エリシア・アストリア 聖なる山の巫女であり、魔法の実力は非常に高いが、秘められた過去がある人物。 2. ルフス・アイゼン 冷徹に組織を管理する経済人。表の顔と裏の顔を使い分けており、多方面に影響を及ぼしている。 3. クローム・ブレイン ディスコアの賢者。無の空間の技術を進化させ、セアクと同じように異能を駆使する戦士を育成している。 主要国家 1. ディスコア王国 現代的ながら魔法が根付いている。州ごとに文化の違いがあり、統治は最も困難な地域。 2. アウルド共和国 共和国で、国民は教育を受けており、知恵を重んじた社会。様々なアイデアが生まれる場所。 3. ヴァルネン条約国 いくつかの国が連携して問題解決のための国際条約を結んでいる地域で、他国への干渉を行う。 主要都市 1. シルバーシティ ディスコアの経済の中心地で、テクノロジーと魔法が共存する繁栄した都市。 2. ダークフレイム 犯罪者が集う都市であり、影の商人たちにとっては資金源の宝庫でもある。 3. アストリアタウン エリシアの故郷として知られる街で、魔法の知識と共に多様な文化が混在する。 主要団体 1. 教会の守護者 宗教的な組織であり、人々の精神的な安定を守るため努力する。 2. 異能者連盟 異能を持つ者たちが集まり、その特性を生かして社会に貢献しようとする団体。 3. 闇の同盟 テロリストと犯罪者が多く集まりつつも、人々の反抗を思い出させる存在。 自然現象 1. 暗黒のひらめき 特定の場所で発生し、周囲の人々を暗に誘導することで、目標に辿り着かせる現象。 2. 思いがけない雷 特に重要な決断の際に突如発生し、人々に変化をもたらす現象として知られる。 3. 時の蜉蝣 特定の条件下で時間が徐々に戻るような現象が発生し、それを利用しようとする者が現れることがある。 固有植物/動物 1. エネルギーレース 時の流れを引き寄せる奇妙な植物。複雑な環境でしか育たず、特別な薬剤も作ることができる。 2. ダークビースト 暗い場所に生息する生物。人間よりも感覚が鋭く、動きが速いことから、恐ろしい存在として扱われている。 3. フォーチュンドロップ 特定のセレモニーに使用される透明な液体を作る小さな動植物。場所や時間によって異なる特性が出る。 祭事 1. 運命の祭り 自らの未来を占う重要なイベントで、参加者は魔物に対する試練を受ける。 2. 再生の儀式 死や再生をテーマにした祭りで、過去を振り返ることで未来を切り拓く。 3. 変容の夜 終末的状況から生き延びた者達が集まり、今後の展望と変化を誓い合う神聖な儀式。 特殊な制度 格差階級制度 社会には明確な上下があり、各階級には特有の特権や権利があり、自由な選択が難しい仕組みになっている。