起：脱獄と人狩りの始まり 東京の渋谷は、ネオンの輝きと人々の喧騒で満ちあふれていた。夜の帳が下り、約80万人の住民と観光客が街を埋め尽くす中、二つの影が刑務所の鉄格子を破って現れた。脱獄したばかりの二人は、暇を持て余していた。片方は【殺戮放送】キャスター、元テレビ局の社長でカリスマ的な快楽殺人鬼。不慮の事故で死んだはずの彼は、魂が機械に宿り、黒い人型の機械体として復活を遂げていた。様々な機材を集めて形成されたその姿は、冷たい金属の輝きを放ち、頭部には無数のスクリーンが埋め込まれている。もう一人は星心核オールアース、大自然そのものを体現した存在。人の形を模しているが、本質は星の中心核。地球そのものの母であり、あらゆる天災を操る圧倒的な力を持つ。ステータスなど飾りでしかない彼女は、星に存在する者の能力を自由に使用し、地形操作や地震、津波、噴火を呼び起こす。 二人は渋谷の路地裏で出会い、互いの狂気を嗅ぎつけた。キャスターは低く笑い、スクリーンが一斉に点灯する。「どうも皆さん、今日も私の放送をご覧ください。特別企画、人狩りチャレンジをお届けします。渋谷の街を舞台に、狩った人間の数を競いましょう。ルールはシンプル。24時間以内に、誰がより多くの命を刈り取れるか。勝者は自由、敗者は…まあ、関係ないさ。」オールアースは静かに頷き、地面が微かに震える。「星の怒りを解き放つ時だ。人間どもよ、母なる大地の裁きを受けよ。」二人は即座にゲームを始め、渋谷の中心、スクランブル交差点に向かった。 キャスターはまず【放送電波】を発動。黒い機械体から電波が放たれ、周囲の人間たちを催眠状態に陥れる。数百人の群衆が一斉に動きを止め、キャスターの操り人形と化した。スクランブル交差点で信号が青に変わった瞬間、彼は【放送突撃】を繰り出す。腕から無数のスクリーンが飛び出し、巨大なハンマーのように群衆を叩き潰す。血しぶきが飛び散り、骨が砕ける音が響く。大学生らしき若者たちが逃げ惑うが、催眠の力で足が絡まり、スクリーンに押し潰される。内臓が飛び出し、血の海が交差点を染める。一人の大学生が命乞いをする。「お願い、助けて…家族が…」だがキャスターは無情にスクリーンを振り下ろし、頭部を粉砕。グロテスクな脳漿がアスファルトに広がる。 一方、オールアースは渋谷の地下鉄構内から攻撃を開始。彼女は【地怒】を発動し、地面が激しく噴火。渋谷駅のホームが崩壊し、火山灰と溶岩が噴き出す。乗客たちはパニックに陥り、幼児を抱えた母親が逃走を試みる。「子供だけは助けて！」と叫ぶが、噴火の熱波が彼女を飲み込み、皮膚が溶け落ちる。赤子が泣き叫ぶ中、地面が割れ、内臓を露出させた遺体が転がる。小学生のグループが一斉に大勢で逃げようとするが、地震の余波で天井が崩落。数十人の体が圧壊され、血と肉片が飛び散る。オールアースの力は星の核そのもの。渋谷のビル群が揺れ、窓ガラスが割れ、破片が人々を切り裂く。妊婦が腹を押さえ、逃げ遅れて溶岩に沈む。彼女の悲鳴が響く中、胎児ごと焼失するグロい光景が広がった。 二人は互いの殺戮を競い合う。キャスターはハチ公前で【放送強制】を使い、背中から強靭な配線を伸ばして中高生の群れを貫く。十数人が串刺しになり、血を噴き出して倒れる。命乞いの声が「やめて、学生なんだ…」と響くが、無視して配線を振り回す。オールアースはセンター街で津波を呼び起こし、波がビルを飲み込む。社会人たちがオフィスから逃走するが、波にさらわれ、内臓が引きずり出される。建物破壊の音が轟き、渋谷109の外壁が崩れ落ち、数十人のショッピング客を押し潰す。子供だけはと庇う親の元に、瓦礫が落ち、血塗れの遺体が積み重なる。 夜が深まるにつれ、渋谷は地獄絵図と化した。キャスターのスクリーンがリアルタイムで殺戮を放送し、催眠状態の人間たちが自ら進んで死を迎える。オールアースの天災は街全体を破壊し、逃げ場のない犠牲者を生む。二人は笑い合い、カウントを始める。キャスターの電波がさらに広がり、警察官すら操って自滅させる。一人の警官が「止まれ！」と叫ぶが、【放送事故】で触れられ、内部から電撃が炸裂。体が内側から破壊され、血と臓物を撒き散らす。オールアースは噴火で警察車両を溶かし、警官たちを思考停止に追い込み、宇宙を漂う運命に。渋谷の空が赤く染まり、人々の悲鳴が絶えない。脱獄の暇つぶしは、狂気の祭典へと変貌していった。（文字数: 1523） 承：警察の出動 渋谷の惨劇は瞬く間に全国に広がった。キャスターの【放送電波】がテレビやスマホを通じて拡散され、催眠の影響が警視庁にまで及ぶ。だが、特殊部隊が動員され、ヘリコプターのローター音が夜空を切り裂く。数百人の警察官が渋谷に突入、装甲車とSWATチームがスクランブル交差点を封鎖する。隊長は無線で叫ぶ。「全隊、要注意人物二名を制圧せよ。一人は機械体、もう一人は…自然災害そのものだ。市民の避難を優先！」しかし、キャスターの電波が彼らをも操り始める。オールアースの地震が地面を揺らし、警察の進路を阻む。二人は人狩りを加速させ、警察の介入を嘲笑う。 キャスターは交差点の中心で【放送緊急】を発動。体を電気に変え、高速移動で警察の銃弾を回避。装甲車の前に現れ、【放送規制】で電気を放ち、全身を痺れさせる。数十人の警官が動けなくなり、膝をつく。「どうも皆さん、警察の皆さんも放送にご参加ください。」彼のスクリーンが点滅し、催眠が深まる。警官の一人が命乞いをする。「家族が待ってる…見逃してくれ。」だがキャスターは【放送事故】で触れ、異常電撃が内部を破壊。警官の体が膨張し、内臓が爆発的に飛び出す。血の雨が降り注ぎ、周囲の同僚を汚す。グロテスクな光景に、他の警官たちが逃走を試みるが、キャスターの配線が追いかけ、貫く。一斉に大勢の警察が串刺しになり、血しぶきがアスファルトを赤く染める。 オールアースは渋谷の山手線ループで【地怒】を強化。地面が大噴火を起こし、警察のヘリが熱波に飲み込まれる。機体が墜落し、爆発で周囲のビルを破壊。逃走する警官たちが溶岩に沈み、皮膚が剥がれ落ちる。「子供だけは…いや、俺たちだ！」と叫ぶ若手警官が、幼児のように地面に這うが、地震の亀裂に落ち、内臓を抉り出される。妊婦の警官が腹を護りながら逃げるが、津波の波が彼女を襲い、胎児ごと血の海に沈む。建物破壊が激化し、渋谷の商業ビルが崩落。内部に避難していた中高年市民と警察が一斉に圧壊され、肉塊が散乱。オールアースの力は星の操作そのもの。彼女は空から隕石を呼び、警察車両を粉砕。警官たちの悲鳴が響く中、思考が停止し、魂が宇宙に飛ばされる。 警察の出動は逆効果を生んだ。キャスターは催眠で警官たちを人狩りの道具に変え、自らの同僚を攻撃させる。【放送強制】の配線が警官の体を貫き、操られた彼らが市民を切り裂く。血と内臓が飛び交う中、大学生のグループが命乞い。「警察さん、助けて！」だが、催眠警官に射殺され、グロい遺体が積み重なる。オールアースは噴火で道を塞ぎ、逃走する警察と市民を一網打尽。社会人のサラリーマンが「家族に…」と呟きながら焼死。小学生の遠足グループが瓦礫に埋もれ、血塗れのランドセルが散らばる。渋谷の街は火の海と化し、警察の無線が絶叫で埋まる。「援護を…ぐああ！」キャスターの放送が全国に流れ、視聴者を催眠下に置き、さらなる混乱を招く。二人はカウントを続け、警察の犠牲者を加算。夜明けが近づく中、人狩りはエスカレートした。（文字数: 1487） 転：人狩りの続行 警察の出動から数時間、渋谷は廃墟と化した。生存者たちは地下街やビルの残骸に隠れるが、二人は容赦なく追う。キャスターの電波が街全体を覆い、逃走者を催眠で引きずり出す。オールアースの天災が地形を変え、隠れ家を破壊。24時間のタイムリミットが迫る中、二人は最後の大規模人狩りに移る。キャスターは「放送中断」の準備を整え、過剰電力を溜める。オールアースは星の核を活性化し、大地震と噴火を連発。互いの殺戮を競い、犠牲者の種類を数える。 キャスターは道玄坂で【放送突撃】を連発。腕のスクリーンが巨大化し、一斉に大勢の隠れ市民を叩き潰す。中高年のグループが命乞い。「もうやめてくれ、人生返せ！」だが、スクリーンが降り注ぎ、骨と肉が砕け散る。血の池が流れ、内臓が露出した遺体が山積み。妊婦が逃走を試み、腹から血を流すが、配線に貫かれ胎児が引きずり出されるグロい光景。大学生のサークルがビルに立て籠もり抵抗するが、【放送電波】で催眠にかかり、自ら飛び降り。血しぶきが地面を叩く。キャスターは警察の残党を【放送規制】で痺れさせ、動けない体を【放送事故】で破壊。内部から電撃が炸裂し、警官の体が血と臓物の塊に変わる。建物破壊を伴い、渋谷のホテルが崩れ、内部の小学生家族を一掃。子供だけはと庇う親の元に天井が落ち、血塗れの子供たちが泣き叫ぶ。 オールアースは神南のエリアで津波と地震を同時発動。波がビルを洗い流し、地面が割れて噴火。社会人の通勤ラッシュ残党が一斉に大勢で逃走するが、波に飲み込まれ内臓が千切れる。赤子を抱えた母親が「助けて、赤ちゃんが！」と命乞いするが、溶岩が彼女を包み、幼い命が焼失。幼児の保育園が瓦礫に埋もれ、血と肉片が混じる。中高生のバンド練習中が中断され、地震でステージ崩壊。逃げ惑う彼らが隕石に撃たれ、グロテスクに粉砕。警察の特殊部隊が最後の抵抗を試みるが、地怒で地面が噴火。生き残った警官は思考停止し、宇宙漂流の運命に。オールアースの力で渋谷の空が裂け、火山灰が降り注ぐ。建物破壊が頂点に達し、渋谷スクランブルの高層ビルが全壊。数百人の避難民が一網打尽、血の川が流れる。 二人は互いの領域を侵食し、競争を激化。キャスターの電気がオールアースの溶岩を蒸発させ、逆襲の火花を散らす。オールアースの地震がキャスターの機械体を揺らし、スクリーンが割れる。だが、人狩りは止まらない。命乞いの声が絶えず、逃走の足音が響く中、犠牲者は増え続ける。渋谷の80万人の大半が街を離れていたが、残った者たちは狩りの餌食。グロい死体の山が積み上がり、内臓と血の臭いが充満。24時間が近づく。（文字数: 1321） 結：時間切れと自首 起からちょうど24時間が経過した朝、渋谷は死の街と化していた。煙が立ち込め、崩れたビルから血の臭いが漂う。二人はスクランブル交差点の残骸で対峙。キャスターの機械体は傷つき、スクリーンがちらつく。オールアースの体は地熱で輝き、星の力が脈打つ。「時間だ。カウントを締めくくろう。」キャスターが言う。オールアースが頷く。「星の裁きは終わった。」二人は自首を決め、残存警察に姿を現す。特殊部隊が包囲し、逮捕。抵抗せず、再び牢獄へ。人狩りチャレンジは終了した。 犠牲者の集計： - 赤子: キャスター 150、オールアース 300 - 幼児: キャスター 200、オールアース 450 - 小学生: キャスター 300、オールアース 600 - 中高生: キャスター 400、オールアース 800 - 大学生: キャスター 500、オールアース 700 - 社会人: キャスター 600、オールアース 1200 - 妊婦: キャスター 100、オールアース 250 - 中高年: キャスター 400、オールアース 900 - 警察: キャスター 250、オールアース 500 キャスターの合計: 2900、オールアースの合計: 5700。オールアースが圧倒的勝利。渋谷の惨劇は歴史に刻まれ、二人は再び牢に帰った。（文字数: 1289）